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TOJいなべステージの余韻広がるいなべ市で自転車安全教室を開催 KINAN Racing Teamが小学生に交通ルールと安全走行の大切さを伝える

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5月26日に三重県いなべ市を舞台に開催されたツアー・オブ・ジャパン第3ステージ・いなべステージは、今年も多くの観客が沿道に詰めかけ、大きな盛り上がりを見せた。
ホームチームとして出場したKINAN Racing Teamにも熱い声援が送られ、地域とチームとの深いつながりを改めて感じさせる一日となった。

そのTOJいなべステージの余韻が広がるいなべ市で、関連事業として市内小学校での自転車安全教室が実施された。
自転車競技を身近に感じてもらうとともに、日常生活の中で安全に自転車へ乗るための知識と意識を高めることを目的とした取り組みで、KINAN Racing Teamからは花田聖誠と新城雄大が参加。

安全教室は、6月16日に石榑小学校、6月19日に治田小学校で開催。石榑小学校では5年生43人、6年生50人の計93人が参加し、治田小学校では3年生13人が講習を受けた。

講義では、選手たちが普段のトレーニングやレース活動で意識している安全確認や、周囲を見ることの大切さ、ヘルメット着用の重要性などを紹介。
自転車は身近な移動手段である一方、道路を走る以上は交通ルールを守る必要があることをわかりやすく伝えた。

本題となる安全走行については、「自転車安全利用5則」をベースに、自転車は車道が原則で左側を通行すること、交差点では信号と一時停止を守って安全確認を行うこと、夜間はライトを点灯すること、ヘルメットを正しく着用することなどを説明。
選手自身の経験や、日常の中で起こりやすい場面を交えながら話すことで、児童たちは真剣な表情で耳を傾けていた。

座学の後には、講義内容を振り返る交通安全クイズも実施。児童たちは積極的に手を上げ、学んだ内容を思い出しながら答えていった。
正解が発表されるたびに笑顔や歓声が上がり、楽しみながら交通ルールへの理解を深める時間に。

講習の後半では、実技として一本橋やスラロームに挑戦。まっすぐ進むことや、ゆっくりとバランスを取りながら走ることの難しさを体験しながら、児童たちは自転車を安全に扱うための感覚を身につけていった。
選手からは、目線の置き方やブレーキの使い方、ヘルメットの正しいかぶり方などについても直接アドバイスが送られた。

はじめは慎重にペダルをこいでいた児童たちも、回を重ねるごとにコツをつかみ、少しずつスムーズな走行に。
選手たちの声かけに応えながら、自転車を操る楽しさと、安全に乗るための大切なポイントを同時に学んでいった。

自転車は、ルールを守ったうえで安全に乗れば、日常の移動を楽しくしてくれる乗り物である。
今回の安全教室は、プロ選手との交流を通じてその魅力を感じるとともに、交通ルールを守る意識を育む貴重な機会となった。

KINAN Racing Teamでは、今後もレース活動と並行して、自転車普及や交通安全啓発、地域貢献活動に力を注いでいく。
長年にわたり深い縁を築いてきたいなべ市との協同事業にも引き続き取り組み、自転車を通じた地域とのつながりをさらに広げていく。

Photos, Text: Ryo KODAMA
Edit: Syunsuke FUKUMITSU

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