Race Report
宇都宮ジャパンカップクリテリウム
栃木県宇都宮市
宇都宮ジャパンカップクリテリウム
2026宇都宮ジャパンカップクリテリウムで草場啓吾が周回賞獲得 大観衆の前で積極的な走りを披露
●2026宇都宮ジャパンカップクリテリウム
10月17日 宇都宮市大通り
2.25km×15周回=33.75km
・出場選手
山本元喜
橋川丈
草場啓吾
レイン・タラマエ
新城雄大
小石祐馬
国内外の強豪チームが集う宇都宮ジャパンカップが開幕。
初日のクリテリウムでは、KINAN Racing Teamが序盤から積極的にレースを展開し、草場啓吾が周回賞を獲得。
沿道に集まった多くのファンの声援を受けながらチームの存在感を示し、翌日のロードレース本戦へとつなげた。

UCIワールドチームやプロチームが多数参戦する「宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」が、10月17日に開幕。
栃木県宇都宮市を舞台とする国内屈指の国際ロードレースで、初日は市街地でのクリテリウム、翌18日には宇都宮市森林公園周辺を舞台とするロードレースが開催される。
大会初日の「宇都宮ジャパンカップクリテリウム」は、宇都宮市中心部を貫く大通りが舞台。
1周2.25kmの平坦なコースを15周する総距離33.75kmで争われた。長い直線と両端の折り返しが特徴で、高速で進む集団内でのポジション取りや加減速への対応が勝負の鍵を握る。
沿道には今年も多くの自転車ロードレースファンが集まり、選手たちの走りを間近で観戦。
国内外の強豪が集結する華やかな舞台は、KINAN Racing Teamにとっても絶好のアピールの機会となる。
翌日のロードレース本戦へ向けて勢いをつけるべく、チームは積極的な走りを誓ってスタートラインに立った。

レースはスタート直後からハイペースで進行。各チームが次々にアタックを仕掛けるなか、KINAN Racing Teamも新城雄大、山本元喜が立て続けに飛び出しを試みるなど、序盤から積極的にレースへ加わる。
ワールドチームを中心とした強豪勢が主導権を争うなか、チームも攻撃の機会をうかがいながら前方で存在感を示していった。

チームが見せ場を作ったのは、4周目に設定された周回賞を懸けた局面。
橋川丈がプロトン前方でアタックを仕掛けると、その背後から草場啓吾がさらに加速。
フィニッシュラインへ向けて勢いよく飛び出した草場はライバルたちを抑えて先頭でラインを通過し、見事に周回賞を獲得した。
多くの観客が見守る宇都宮の中心街で、チームの積極性が最高の結果へと結実した瞬間となった。

その後もKINAN Racing Teamはプロトン前方で展開を見極めながら次のチャンスをうかがう。
一方、ワールドチーム勢を中心としたアタックも繰り返され、集団内では激しい位置取りが続いた。
レース後半に入っても決定的な逃げは生まれず、各チームが攻撃と集団コントロールを繰り返しながら周回を重ねていった。

終盤はスプリント決着を意識したチームが集団前方に集まり、レースはさらにスピードを増していく。
KINANメンバーも最後まで集団内で展開したが、惜しくも上位争いには絡めず。
最終的には大集団でのスプリント勝負となり、高速で展開されたクリテリウムは幕を閉じた。
上位進出こそならなかったものの、国内外の強豪が集う舞台で随所に存在感を示し、翌日の本戦へとつながる一日となった。
また、会場には多くのファンやチーム関係者が駆けつけ、選手たちへ温かい声援を送った。
選手たちが使用するオルベアバイクのブースも出展されたほか、ラフィネグループのみなさんも現地でチームを応援。
多くの人々に支えられていることを実感できる機会となり、選手たちにとっても大きな励みとなった。

翌18日は、宇都宮市森林公園周辺を舞台とするロードレース本戦が行われる。
起伏に富んだコースでの厳しい戦いが予想されるなか、KINAN Racing Teamはクリテリウムで見せた積極性をそのままに、チーム一丸となって上位進出を目指す。
なる舞台となる宇都宮ジャパンカップロードレース(1.Pro)へ。国内最高峰の国際レースに向けて、今大会で見せた積極果敢な走りをさらなる結果へとつなげていく。

●選手コメント
草場啓吾
「今日の中間スプリントは、トマ監督と相談したうえで狙うことを決めていた。がんばろう熊本 マイナビ ツール・ド・九州2026では思うようなパフォーマンスを発揮できず、不安もあったが、今日は体がよく動いてくれたと思う。明日は橋川選手をはじめ、登りに強い選手がチームにそろっている。チームとして良い戦いができると思うので、引き続き応援をよろしくお願いします」
Photos, Text: Ryo KODAMA
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
2026 個人総合時間
- 1 イェスパー・スティアンスン(チューダープロサイクリングチーム) 40分7秒
- 2 アレッサンドロ・ボルゴ(バーレーン・ヴィクトリアス) +0秒
- 3 アナス・フォレーヤ(チーム・ジェイコ・アルウラー)
- 4 岡篤志(Astemo宇都宮ブリッツェン)
- 5 寺田吉騎(TEAM UKYO)
- 6 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)