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新規加入選手インタビュー-花田聖誠
国内プロロードレースチームによる新リーグ「三菱地所 JCLプロロードレースツアー」が、3月27・28日に栃木県で行われる2連戦から幕を開けます。
同時に、KINAN Cycling Teamにとっても2021年のレースシーズンの始まりとなります。
シーズン開幕を前に、所属選手について知っていただきたく、チーム独自でインタビューを企画しました。
本企画では今季加入選手にスポットを当て、彼らの実力や実績はもとより、人となりもみなさんに知ってもらい、レースでの応援やメディアのみなさまの取材活動に役立ててもらえたらと考えています。
今回は花田聖誠選手のインタビューをお届けします。
チーム最年少の22歳。
ジュニア時代からアジアやヨーロッパで経験を積み、満を持してKINAN Cycling Team入りを果たしました。
シーズンインに向け調整スピードも上がっている同選手に、さまざまな質問をぶつけてみました。
同時に、KINAN Cycling Teamにとっても2021年のレースシーズンの始まりとなります。
シーズン開幕を前に、所属選手について知っていただきたく、チーム独自でインタビューを企画しました。
本企画では今季加入選手にスポットを当て、彼らの実力や実績はもとより、人となりもみなさんに知ってもらい、レースでの応援やメディアのみなさまの取材活動に役立ててもらえたらと考えています。
今回は花田聖誠選手のインタビューをお届けします。
チーム最年少の22歳。
ジュニア時代からアジアやヨーロッパで経験を積み、満を持してKINAN Cycling Team入りを果たしました。
シーズンインに向け調整スピードも上がっている同選手に、さまざまな質問をぶつけてみました。
-KINAN Cycling Teamの一員になって、加入前と加入後とで印象の変化はありますか?
入団する前から、選手間の適度な距離感やレースでの組み立てなどの巧さは強く感じていました。競技を楽しんでいる印象がありましたが、実際にチームに入ってみてそれが確信に変わりましたし、競技内外でみんなに頼ることができるあたりも心強いです。アドバイスしてもらうことも多くて、日々勉強をしています。
-アドバイスしてもらったことの中で、最も印象に残っているものを教えていただけますか
ジュニアやアンダー23の頃も経験したのですが、張り切りすぎるあまりコンディションのコントロールができていないところを指摘してもらったことですね。モチベーションが高まっていく中で、ついつい負荷をかけすぎていたところがありました。
トレーニングストレススコア(トレーニングにより身体にかかった負荷量を数値化したもの)とトレーニングストレスバランス(疲労の溜まり具合を数値化したもの)という指標があるのですが、パワーメーターを使いながらのトレーニングでそれらを確認していく必要性を教えてもらったりもしました。その時期にあった効率的なトレーニング方法を知る良いきっかけになっています。
-改めて、KINAN Cycling Teamをプロデビューの場に選んだきっかけや思いを教えてください
一緒にレースを走っていて、勝つための動きをしっかりしているのがKINAN Cycling Teamだと感じていました。昨年のJプロツアーでは3勝しましたが、そのいずれもがレースの組み立てを行ったうえで、きっちりと勝っている。そうなると自然と他チームのマークも厳しくなりますが、自分としてはそうした環境下で走ってみたいという思いが強くなっていきました。
国内で一番強いチームはKINAN Cycling Teamだと今も思っていますし、その強さを目の当たりにしているので、プロになるならこのチームでと考えていました。
-そんな「日本で一番強いチーム」に入ることが決まった時の気持ちを振り返ってみてください
契約書にサインした時は、正直緊張と不安でいっぱいでした。自分が「一番強い」と思っているチームに入ることで、うれしさと同時に、本当にチームに貢献できるのかという不安も生まれました。
なので、すぐに気持ちを切り替えてトレーニングに集中することを心掛けました。チームに認めてもらえる選手になれるよう取り組んできたつもりです。
-チームを応援してくださる方々に向けて、ご自身の脚質やレーサーとしてのタイプをご説明いただけますか
粘り強さとパンチ力が武器だと思っています。一発のアタックで集団から抜け出す力と小集団のスプリントにも自信があります。
山岳よりは、丘のような短い距離の上りが含まれたコースの方が力を発揮できると思います。短い上りでアタックして勝負を決める。これまで勝ったレースはすべてそんな特徴のあるコースでした。
入団する前から、選手間の適度な距離感やレースでの組み立てなどの巧さは強く感じていました。競技を楽しんでいる印象がありましたが、実際にチームに入ってみてそれが確信に変わりましたし、競技内外でみんなに頼ることができるあたりも心強いです。アドバイスしてもらうことも多くて、日々勉強をしています。
-アドバイスしてもらったことの中で、最も印象に残っているものを教えていただけますか
ジュニアやアンダー23の頃も経験したのですが、張り切りすぎるあまりコンディションのコントロールができていないところを指摘してもらったことですね。モチベーションが高まっていく中で、ついつい負荷をかけすぎていたところがありました。
トレーニングストレススコア(トレーニングにより身体にかかった負荷量を数値化したもの)とトレーニングストレスバランス(疲労の溜まり具合を数値化したもの)という指標があるのですが、パワーメーターを使いながらのトレーニングでそれらを確認していく必要性を教えてもらったりもしました。その時期にあった効率的なトレーニング方法を知る良いきっかけになっています。
-改めて、KINAN Cycling Teamをプロデビューの場に選んだきっかけや思いを教えてください
一緒にレースを走っていて、勝つための動きをしっかりしているのがKINAN Cycling Teamだと感じていました。昨年のJプロツアーでは3勝しましたが、そのいずれもがレースの組み立てを行ったうえで、きっちりと勝っている。そうなると自然と他チームのマークも厳しくなりますが、自分としてはそうした環境下で走ってみたいという思いが強くなっていきました。
国内で一番強いチームはKINAN Cycling Teamだと今も思っていますし、その強さを目の当たりにしているので、プロになるならこのチームでと考えていました。
-そんな「日本で一番強いチーム」に入ることが決まった時の気持ちを振り返ってみてください
契約書にサインした時は、正直緊張と不安でいっぱいでした。自分が「一番強い」と思っているチームに入ることで、うれしさと同時に、本当にチームに貢献できるのかという不安も生まれました。
なので、すぐに気持ちを切り替えてトレーニングに集中することを心掛けました。チームに認めてもらえる選手になれるよう取り組んできたつもりです。
-チームを応援してくださる方々に向けて、ご自身の脚質やレーサーとしてのタイプをご説明いただけますか
粘り強さとパンチ力が武器だと思っています。一発のアタックで集団から抜け出す力と小集団のスプリントにも自信があります。
山岳よりは、丘のような短い距離の上りが含まれたコースの方が力を発揮できると思います。短い上りでアタックして勝負を決める。これまで勝ったレースはすべてそんな特徴のあるコースでした。
-この先、どんなレースで結果を残していきたいですか?
チームの勝利が最優先ではありますが、チャンスがあれば自分でも勝ちを狙っていきたいです。今年からツアー・オブ・ジャパンには相模原のステージが加わりますが、地元からも近いですし、中学時代からトレーニングで走ってきたコースでもあるので、いつかはこのステージで勝ちたいですね。あとは、ツール・ド・熊野の山岳ステージも目標にしたいです。
チームには元日本チャンピオンが2人(山本元喜、畑中勇介)いて、(新城)雄大さんもエリート1年目で全日本3位に入っているので、自分はそれ以上の結果を出せるようになりたいです。
-これから長くなるであろうプロ選手としてのキャリア。どんなライダーでありたいか野望をお聞かせください
将来的にはヨーロッパのチームで走りたいので、KINAN Cycling Teamでの活動からステップアップできれば良いなと思っています。国内のチームから世界へと上り詰めた中根英登さん(EFエデュケーション・NIPPO)のように、トップチームで必要とされる選手になりたいです。
-プロ選手として、ファンとの交流やメディア出演なども少しずつ経験していますね。実際に取り組んでみてどんな感想を抱きましたか?
チームや自分自身を知ってもらうために、メディア出演は積極的に臨んでいきたいと考えています。これからはブログやSNSの投稿も増やしていって、スポンサー・サプライヤー企業の方々やファンのみなさんに喜んでもらえるようになりたいです。そのためには、実力をアップさせて発信力を高めていかねばならないと思っています。
-さあ、いよいよ「三菱地所 JCLプロロードレースツアー」が幕を開けます。オープニングは栃木県での2連戦。出走メンバー入りが決まりましたが、本番ではどんなレースをしたいですか?
チームの戦力として機能することが最重要だと思っています。チームが勝利を収めるためには、自分がミスをするわけにはいかない。そのくらいの気持ちをもって臨みます。
チームの勝利が最優先ではありますが、チャンスがあれば自分でも勝ちを狙っていきたいです。今年からツアー・オブ・ジャパンには相模原のステージが加わりますが、地元からも近いですし、中学時代からトレーニングで走ってきたコースでもあるので、いつかはこのステージで勝ちたいですね。あとは、ツール・ド・熊野の山岳ステージも目標にしたいです。
チームには元日本チャンピオンが2人(山本元喜、畑中勇介)いて、(新城)雄大さんもエリート1年目で全日本3位に入っているので、自分はそれ以上の結果を出せるようになりたいです。
-これから長くなるであろうプロ選手としてのキャリア。どんなライダーでありたいか野望をお聞かせください
将来的にはヨーロッパのチームで走りたいので、KINAN Cycling Teamでの活動からステップアップできれば良いなと思っています。国内のチームから世界へと上り詰めた中根英登さん(EFエデュケーション・NIPPO)のように、トップチームで必要とされる選手になりたいです。
-プロ選手として、ファンとの交流やメディア出演なども少しずつ経験していますね。実際に取り組んでみてどんな感想を抱きましたか?
チームや自分自身を知ってもらうために、メディア出演は積極的に臨んでいきたいと考えています。これからはブログやSNSの投稿も増やしていって、スポンサー・サプライヤー企業の方々やファンのみなさんに喜んでもらえるようになりたいです。そのためには、実力をアップさせて発信力を高めていかねばならないと思っています。
-さあ、いよいよ「三菱地所 JCLプロロードレースツアー」が幕を開けます。オープニングは栃木県での2連戦。出走メンバー入りが決まりましたが、本番ではどんなレースをしたいですか?
チームの戦力として機能することが最重要だと思っています。チームが勝利を収めるためには、自分がミスをするわけにはいかない。そのくらいの気持ちをもって臨みます。
Interview, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
Interview: 15th Mar. 2021
Interview: 15th Mar. 2021