Loading...

KINAN RACING

NEWSNEWS

ツール・ド・キョンナム第1ステージ レポート

レイン・タラマエが大会初日5位
巨済島をめぐるツール・ド・キョンナム第1ステージでKINAN勢が好発進
●ツール・ド・キョンナム2026(UCIアジアツアー2.2)
6月9日 第1ステージ 116.2km

・出場選手
山本元喜
草場啓吾
ルーカス・カーステンゼン
レイン・タラマエ
宇賀隆貴
新城雄大
韓国南部・慶尚南道を舞台とする国際ステージレース「ツール・ド・キョンナム」が開幕した。
第1ステージは巨済島(コジェ)を巡る116.2kmで争われ、アップダウンが連続するコースで序盤から活発な展開に。
KINAN Racing Teamは山本元喜が序盤に逃げへ加わり、レイン・タラマエが勝負どころの先頭グループに乗る積極的な走りを見せた。
最終的にレインはステージ5位でフィニッシュし、総合成績を見据えて好位置につけた。
今年で2回目の開催となる国際ステージレース、ツール・ド・キョンナム。
韓国南部の慶尚南道(キョンサンナムト)、略称・慶南(キョンナム)を舞台に、5日間にわたるステージレースが行われる。
KINAN Racing Teamにとっては、国内での連戦を終え、シーズン後半戦へ向けた流れを作る重要な遠征。
チームは山本元喜、草場啓吾、ルーカス・カーステンゼン、レイン・タラマエ、宇賀隆貴、新城雄大の6名で乗り込み、新たな戦いに臨んだ。
第1ステージは、国内で2番目に大きな島である巨済島(コジェ)を巡る116.2km。
造船業が盛んな知世浦(チセポ)の港を出発し、巨済中心部のスポーツパークを目指す。
道中、49kmの周回路を2周し、コースにはKOMポイントとなる3級山岳とそれに相当する登坂区間が設定。
アップダウンが連続するレイアウトで、初日から登坂力と位置取り、展開への対応力が問われた。
スタート後、アップダウン区間で山本が先頭で動く。
先行する選手に合流する形で山本も加わり、7人の逃げグループが形成された。

© Tour de Gyeongnam

リードは30秒ほどまで広がり、序盤からKINAN Racing Teamが前方で展開を作る。
しばらくはこの逃げが先行したものの、その後も細かなアップダウンが続く中でプロトンがペースを上げ、先頭グループを吸収。

© Tour de Gyeongnam

おおよそ30km地点に設定された登坂区間では、力のある選手たちが抜け出しを図る。
この動きにレインが反応し、好機を逃さず先頭グループに加わった。ここで9名が先行する展開となる。

© Tour de Gyeongnam

その後、プロトンからも数名が抜け出し、複数の追走グループが形成される。
宇賀もこの流れの中で追走グループに入り、前方への合流を狙った。
初回のKOM通過後には追走から2名が先頭へ合流し、先頭グループは11人に。リーニンスターが3名、TEAM UKYOが2名を送り込む形となり、力強いメンバーで逃げ切りを見据えた展開へと移った。

© Tour de Gyeongnam

終盤に入っても先頭メンバーは大きく変わらず、逃げ切りの可能性が高まる。
ボーナスタイムが付与される中間スプリントをきっかけに、ペースを上げて山岳へ突入。
ステージ争いは本格化し、登坂区間では人数をそろえるリーニンスターとTEAM UKYOが中心となって動き、先頭グループ内での駆け引きが続いた。

© Tour de Gyeongnam

レインは最後の山岳区間で一時遅れかけたものの、自身のペースを守って走り切り、下りで再び先頭へ合流。
最終的にはシモーネ・ラッカーニ選手(TEAM UKYO)がステージ優勝を飾ったが、レインも5秒差の5位でフィニッシュし、総合成績を見据えて好位置につけた。
後続の大集団では、草場が集団フィニッシュのスプリントを先頭で通過。
怪我からの復帰戦となった新城もこの集団でフィニッシュし、チーム全員が翌日以降へつなげる形で初日を終えた。
翌10日に行われる第2ステージは、隣接する都市・統営(トンヨン)を舞台に104.8kmで争われる。
ツール・ド・キョンナム2026 第1ステージ(116.2km)結果
1 シモーネ・ラッカーニ(TEAM UKYO)2時間48分35秒
2 シモン・ペロー(リーニンスター)+1秒
3 トンマーゾ・ダーティ(TEAM UKYO)+5秒
4 ニルス・シンシェク(リーニンスター)
5 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)
6 アドネ・ファンエングレン(トレンガヌサイクリングチーム)
29 草場啓吾(KINAN Racing Team)+8分01秒
58 宇賀隆貴(KINAN Racing Team)
59 山本元喜(KINAN Racing Team)
61 新城雄大(KINAN Racing Team)
75 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+10分41秒


・個人総合時間賞
1 シモーネ・ラッカーニ(TEAM UKYO)2時間48分25秒
2 シモン・ペロー(リーニンスター)+2秒
3 トンマーゾ・ダーティ(TEAM UKYO)+10秒
4 アドネ・ファンエングレン(トレンガヌサイクリングチーム)+14秒
5 ニルス・シンシェク(リーニンスター)+15秒
6 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)
29 草場啓吾(KINAN Racing Team)+8分11秒
58 宇賀隆貴(KINAN Racing Team)
59 山本元喜(KINAN Racing Team)
61 新城雄大(KINAN Racing Team)
75 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+10分51秒


・山岳賞
6 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)1pt

・ポイント賞
6 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)6pt

・チーム総合
1 リーニンスター 8時間27分13秒
5 KINAN Racing Team +14分39秒
●選手コメント
レイン・タラマエ
「アップダウンの連続で、とにかくペースの上下が激しく、かなりハードな1日だったと思う。リーダーグループには乗ることができました。

ただ、残り16km地点の山岳でのアタック合戦はかなりハードでした。。登りに強い選手が多く含まれていて、厳しい戦いでしたね。

エネルギーをセーブする走りを徹底しました。残り20kmの登りでは遅れてしまいましたが、自分のペースで登り切って、下りで追いつくことができました。最後は少し届きませんでしたが、上位でフィニッシュできたことは良かったです」
Photos, Text: Ryo KODAMA
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
SHARE THIS:
  • FaceBook
  • Twitter
  • LINE