KINAN Racing Team

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Race Report

レースリポート

おおいたアーバンクラシック クリテリウム

おおいたアーバンクラシック クリテリウムで小石祐馬が3位 市街地でのハイスピードバトルを逃げで魅せる

●おおいたアーバンクラシック クリテリウム
10月3日 大分いこいの道周辺特設コース
1.2km×35周回=42km

・出場選手
草場啓吾
ルーカス・カーステンゼン
レイン・タラマエ
宇賀隆貴
新城雄大
小石祐馬

秋の国内UCIレースの始まりを告げる「おおいたアーバンクラシック」が10月3日に幕開け。
まずは大分市中心部でのクリテリウムが行われて、6人で挑んだKINAN Racing Teamは前半からレースをリードした小石祐馬がそのまま逃げ切って3位入賞。
表彰台の一角を占めた。同時に、スプリント賞も獲得。翌日に控えるロードレースに向けて、大きな手ごたえをつかんでいる。

大分市内を彩る秋のビッグイベントとして定着した「OITAサイクルフェス!!!2026」の目玉として行われるこのクリテリウム。
翌4日に控えるロードレースと合わせて、市内の各地がサイクリングで盛り上がる。

クリテリウムは大分駅前の目抜き通り「大分いこいの道」を使う、1.2kmの周回コースを35周。
42kmで争われるレースは、鋭角コーナーが連続するテクニカルなレイアウトが特徴。
今年からは周回方法が左回りに変わり、ホームストレートが大分駅を背にする格好に。
とりわけフィニッシュは、駅のスケールと選手たちのスピードとのコントラストが壮観さを際立たせる。

KINAN Racing Teamはこの2日間共通で、小石のほかに草場啓吾、ルーカス・カーステンゼン、レイン・タラマエ、宇賀隆貴、新城雄大の6選手が出場。
このうち、ルーカスは2年前にクリテリウムで優勝している。

レース序盤は多くのチームが前をうかがうアグレッシブな流れ。
KINANメンバーも確実に前線の動きを押さえて、他チームのアクションを見逃さない。
速いペースで進んでいくなかで、コーナーのたびに集団内で中切れが発生するように。自然と集団の人数が減っていく。

大きな動きは9周目。小石がアタックして集団を引き離すと、3人が追随しそのまま先頭グループを形成。
集団に残ったKINANメンバーは追走の芽を摘むべく、他チームの動きを封じていく。
快調に飛ばす小石たちは集団に対して約20秒のリードを得て、先行を続ける。
この間、10周目に設けられた中間スプリントを小石が1位通過し、スプリント賞獲得を決めている。

レースが半分を過ぎてからも先頭4人と集団とのタイム差は大きく変動せず、前を行く小石たちが少しずつ優位になっていく。
集団では数チームがアシストライダーが牽引役を担って小石たちとのタイム差を縮めようと試みるが、好ペースを維持する先頭4人も簡単には主導権を譲らない。
集団に待機するKINANメンバー5選手はポジションを上げて次の展開に備える。散発的な追走狙いのアタックには新城が反応。他チームの追撃を許さない。

残り10周を切ろうかというタイミングで、先頭グループで1人落車。
3選手の逃げとなり、後ろとのタイム差を見ながらさらにペースを上げていく。集団を率いていたチームは徐々にアシストライダーを失い、追走が厳しい状勢に。

15秒前後のタイム差を維持して進んだ小石たちは、そのまま最終周回へと突入し逃げ切りは決定的に。
先頭3人は大分駅前のロータリーを抜けて最終ストレートに入るまで協調態勢を維持。
フィニッシュ前200mからスプリントを開始すると、小石はスピードに勝る2選手に先着は許したものの、3位として表彰台の一角を確保。
前半からの逃げの姿勢を最後まで崩すことはなく、攻めの走りを奏功させた。

多くの観衆が集まった表彰台では、3位と合わせてスプリント賞でも登壇し、好走をアピール。次に待つロードレースへと弾みとした。

最後、10秒差まで迫ったメイン集団では、ルーカスがスプリントで先着し4位。KINAN勢は2選手が上位フィニッシュを果たした。

クリテリウムで良いイメージをつかんだ選手たちは、勢いのままにロードレースへ。
大分市内の丘陵地帯に舞台を移し、大分スポーツ公園を基点とする150.8kmの戦いに挑む。
住宅街を抜け、周回の最後には約500mの急坂区間も待ち受けるコースは、例年サバイバル化。タフなアップダウンへの対応が勝負のポイントになる。

●選手コメント
小石祐馬
「今日はトライをして、明日のロードレースにつなげようと思っていた。結果の良し悪しにかかわらず、状態を把握しておく意味合いが強かった。自分向きのレースではなかったけど、先頭交代時には牽引をしすぎず、脚をセーブしながらペース維持を心掛けた。3位という結果は、一緒に逃げた相手を考えれば悪くない。

明日はクリテリウムとはまったく異なる展開になるだろうけど、チームとしては誰にでもチャンスがあると思うから、状況に合わせて柔軟に対応していきたい。小規模な集団での勝負になれば自分でも狙っていけるし、スプリントになればルーカスや草場がいるので、良い形で立ち回っていけると考えている」

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU

2026 個人総合時間

  1. 1 寺田吉騎(TEAM UKYO) 58分1秒
  2. 2 エリオット・シュルツ(ヴィクトワール広島) +0秒
  3. 3 小石祐馬(KINAN Racing Team)
  4. 4 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team) +10秒
  5. 5 ルーク・マッジウェイ(リーニン・スター)
  6. 6 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)
  1. 18 新城雄大(KINAN Racing Team)
  2. 38 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team) +20秒
  3. 39 草場啓吾(KINAN Racing Team)
  4. 44 宇賀隆貴(KINAN Racing Team) +28秒

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