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山本元喜優勝! 広島トヨタ広島ロードレース レポート

フィニッシュ勝負を制した山本元喜
広島トヨタ広島ロードレースはチームとして2連覇
●広島トヨタ広島ロードレース(三菱地所JCLプロロードレースツアー)
7月9日(土)
広島県立中央森林公園(広島県三原市)サイクリングコース
12.3km×10周=123km

・出場選手
山本元喜
仮屋和駿
山本大喜
トマ・ルバ
新城雄大
畑中勇介
国内プロロードレースシリーズ「三菱地所JCLプロロードレースツアー」は7月9日、第3戦を開催。
広島県立中央森林公園を舞台に広島トヨタ広島ロードレースが行われ、KINAN Racing Teamの山本元喜がスプリントを制し優勝。
チームとしての今季初勝利、また昨年の同大会優勝に続いての2連覇を達成した。
半月前の全日本選手権の記憶新しい広島県立中央森林公園を舞台に、広島トヨタ広島ロードレースが開催された。
KINAN Racing Teamからは全日本選手権U23の勝者である仮屋和駿をはじめ、山本元、山本大喜、トマ・ルバ、新城雄大、畑中勇介の6名が出場。
朝方の雷雨もチームが到着する頃には止み、レース終盤には青空が顔をのぞかせる夏日となった。
序盤に10数名の逃げグループが形成され、KINAN勢からは山本元、山本大、トマ、畑中がここに乗る。
このグループは実力あるメンバーを多数擁し、後続の追い上げを許さないままにレースは展開。後に
これがメイン集団と言えるものに。

山岳賞やスプリント賞をかけたタイミングでのスピードアップにより、集団はじわじわと人数を減らし、ラスト1周に入る頃には山本元、トマ、増田成幸選手、宮崎泰史選手(宇都宮ブリッツェン)、小石祐馬選手(Team UKYO SAGAMIHARA)の5名の争いとなる。
小石選手の度重なる仕掛けには山本元とトマ両名が交互にマークし、抜け出しを許さない。
その後、トマのアタックから生まれた展開で山本元と増田選手が2名先行。
ここで一度は遅れたトマだったが、得意の坂での追い上げにより合流、ラスト3kmを残して先頭は3名に。

ゴール前の長い直線でスピードを上げたトマが山本元をアシスト。
増田選手をかわした山本元が先着し、今季初勝利を挙げた。
また山本元は山岳地点の上位通過により、山岳賞リーダージャージを手にしている。
次戦は7月10日、広島市西区に舞台を移し広島トヨタ広島クリテリウムが開催される。
KINAN Racing Teamはメンバーを入れ替え、山本元、仮屋、山本大、中島康晴、新城が出走。
なお、ロードレースを走った畑中は落車の影響により、クリテリウムは回避する。
広島トヨタ広島ロードレース(123km)結果
1 山本元喜(KINAN Racing Team) 2時間57分35秒
2 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+1秒
3 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+4秒
4 小石祐馬(Team UKYO SAGAMIHARA)+1分5秒
5 宮崎泰史(宇都宮ブリッツェン)+1分12秒
6 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)+1分50秒
7 山本大喜(KINAN Racing Team)+1分59秒
22 新城雄大(KINAN Racing Team)+12分31秒
DNF 仮屋和駿(KINAN Racing Team)
DNF 畑中勇介(KINAN Racing Team)
・選手コメント
山本元喜
「予想していた展開とは違っていた。ハードな展開から自然と集団が割れていて、前の集団にトマなどKINAN勢4人が含まれているのを確認して、これで行こうとペダルを踏んだ。

山岳賞争いや落車によって人数が減って8人ほどになった。ブリッツェン勢が多く感じたが、山岳賞を利用してペースを上げて、人数を減らしていった。トマが本調子ではなかったのもあって、自分と増田選手の勝負になると考えていた。(一度は遅れたが)追いついたトマがアシストをしてくれて助かった。

明日は中島さんも出場する。今日のように連携しながら、久しぶりのクリテリウム勝利を目指したい」
Photo, Text: Midori SHIMIZU
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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