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KINAN RACING

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iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2025 第1戦 1-1カテゴリー レポート

iRC TIRE presents KINAN AACA CUP 2025年シリーズ開幕
1-1クラスで橋本英也2位 6選手がホストとしてイベントを盛り上げる
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2025年シーズン第1戦が2月2日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催された。
100kmで行われたメインレースの1-1カテゴリーは集団スプリントによる優勝争いとなり、橋本英也が2位でフィニッシュしている。

本シリーズは6つのカテゴリーとキッズクラスのレースで構成され、ステップアップ方式で競技力を向上できるイベントとなっている。
最上級カテゴリーである1-1クラスにはKINAN Racing Teamより橋本英也、山本元喜、新宮颯太、宮崎泰史、トマ・ルバ、新城雄大の6名が参加した。
総勢67名がエントリーしたこの日のメインレースには国内プロ選手も数多く出走。
前半からレベルの高いレースが展開された。ホストチームであるKINANメンバーも序盤から積極的に集団を揺さぶる。
まず大きく動いて見せたのは橋本。3周目に4名の選手とともにレースをリードする。
しかし、未だ活発な集団は次の周回でペースをあげ、橋本らの先行を許さなかった。
さらに7周目、再び橋本が動いて展開を作る。単独で前を行くと、これに2名の選手がジョインし、再びレースの先頭へ。
すぐさま、集団から30秒のリードを生み出し、次の展開に備えた。橋本はこのエスケープ中に訪れた中間スプリント賞も制するなど、力を魅せ続ける。
前を追う集団では、先頭グループへ加わるための動きや、追走の動きが活発になりペースアップが繰り返される。
やがて30秒あったタイムが縮まりはじめ、15周目には、再び集団ひとつで最後の展開を迎えた。
先頭グループの吸収後もアタックが頻発し、幾度か小集団の形成と吸収が繰り返された。
そのままハイペースが続くが、やがて集団が緩むと、そのタイミングで新城が飛び出す。
残り3周での逃げ切りにかけて勝負に出た新城。最終周回も単独先頭でリードを保つが、追う集団はコントロールライン通過後まもなく新城をキャッチ。
残り5km地点で全ての逃げが吸収され、最終スプリント勝負へ。

ここでスピードに乗るラインに乗った橋本が次第にポジションをあげ、好位置で最終コーナーを抜けるが、トップまでは届かず惜しくも2位でのフィニッシュ。
それでも、日本国内では初めてKINANのウェアに身を包んだ橋本が地元でのレースを良い形で締め括った。
そのほか、出走したKINAN選手も全員完走し、各々コンディションが整っていることを証明した。
また、KINANメンバーが講師を務めるキッズスクールでは、畑中勇介コーチが選手たちを率いてレッスンを実施。
今回はボトルキャッチに挑戦。キッズ、ジュニアカテゴリーレースで補給を取ることは無いが、将来的には必須のスキルとなり、苦手意識をなくすべく取り組んだ。
このほか、チームサプライヤーであり、シリーズ協賛のiRC TIREさま、FUSIONさま、アスリチューンさまにブースを出展いただいた。今シーズンもKINAN Racing Teamとともに戦う製品を、参加者の皆様に手に取っていただける機会となった。
全10戦で争われるKINAN AACA CUPはまだ始まったばかり。第2戦は3月16日に行われ、チームはこちらへの参加も予定している。
iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2025 第1戦1-1結果(KINAN Racing Team分)
2 橋本英也

※リザルトは5位まで有効。山本元喜、新宮颯太、宮崎泰史、トマ・ルバ、新城雄大もレース完走
Text, Photo: Ryo KODAMA
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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