Race Report
南魚沼クリテリウム
草場啓吾が南魚沼クリテリウムで4位 山本元喜は中間スプリント賞獲得で魅せる
●南魚沼クリテリウム(Jクリテリウムツアー)
9月20日
南魚沼市六日町・坂戸特設コース 1.24km×35周回=43.4km
・出場選手
山本元喜
草場啓吾
花田聖誠
宇賀隆貴
新宮颯太
新城雄大
前日のロードレースに続き、新潟県南魚沼市での2連戦2日目として行われた「第6回 南魚沼クリテリウム」。
KINAN Racing Teamは序盤から積極的にレースを動かし、山本元喜が中間スプリントを獲得。
終盤は宇賀隆貴のサポートを受けた草場啓吾がスプリントで4位に入り、連日の一桁リザルトを残した。

前日の「第60回 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」に続き、南魚沼での2連戦は2日目を迎えた。
9月20日に行われたのは「第6回 南魚沼クリテリウム」。舞台は六日町市街地に設けられた1周1.24kmの坂戸特設コースで、Jクリテリウムツアーは35周・43.4kmで争われる。

KINAN Racing Teamとしては、Jクリテリウムランキング2位につける草場啓吾を軸の一人に据えつつ、チームとして狙うのはあくまでレースの勝利。
年間ランキング争いも佳境を迎える中ではあるが、まずはこの一戦で主導権を握り、最終局面で勝負できる形を作ることを目標にスタートした。

コースは短く、緩みどころがほとんどないレイアウト。序盤からハイペースで進み、各チームによるアタックが繰り返される展開となった。
KINAN Racing Teamも山本元喜、新城雄大を中心に積極的に動き、レース序盤から前方で存在感を示す。

その中で山本は5周目に設定された中間スプリントを先頭で通過。
ポイントを獲得すると、中盤以降は宇賀隆貴も集団先頭での動きを増やし、チームとして途切れることなく攻撃を続けていく。

さらに16周目には、草場がクリテリウムリーダーとともに先行する場面も生まれた。
一方で、花田聖誠が途中のトラブルによって後退。チームは人数を減らすことになったものの、積極的にレースを動かすシマノレーシングやヴィクトワール広島に対し、前方で応戦を続けた。

終盤に入ると、残り6周で山本を含む5名の逃げが形成される。
後続との差は10秒に満たないものだったが、勝負どころを意識した動きとして前方で粘り続ける。
しかしこの逃げは最終周を迎える前に吸収され、勝負は集団でのスプリントへと持ち込まれた。

最終周、チームは宇賀のサポートを受けた草場を前方へ送り込む。
比較的早い段階で単騎での勝負となったが、草場は前方のポジションを維持したままスプリントへ。
4位でフィニッシュし、前日のロードレースに続いて連日の一桁リザルトを獲得した。

また、5周目の中間スプリントを制した山本は表彰台に。
チームとして序盤から終盤まで積極的にレースへ関わり続け、勝利を狙う姿勢を最後まで一貫。

草場の4位、山本の中間スプリント獲得と、南魚沼2連戦の最終日でもチームの積極性を示す結果となった。
今回のレースを以って今シーズンのJBCF(全日本実業団自転車競技連盟)主催レースへの参加は終了。
チームとして次に大きな目標として見据えるのは、10月3・4日の「おおいたアーバンクラシック」、そして10月9日から12日にかけて行われる「がんばろう熊本 マイナビ ツール・ド・九州2026」。
国内で続く重要なレースに向けて、この南魚沼で得た手応えと課題を次の戦いにつなげていく。

●選手コメント
草場啓吾
「最後がスプリントになれば当然勝負しますし、逃げ切りの形になってもいいようにプランを立てていた。途中、クリテリウムリーダーと2人で飛び出す場面もありましたが、どんな形でもいいので勝ちを狙う、という意思は見せながら走れたと思う。レース後半はスプリントの展開も意識して、最後に備えながら集団前方で走っていた。スプリント自体は悪くなかったが、最終コーナーに入った順番がそのまま順位につながったような形になった。今日は全員がアグレッシブに動くことを前提にしていたので、明確なリードアウターは決めていなかった。ただ、最後はもう少し人数を揃えてアシストを受けていたらまた違う結果もあったように思う。
長期遠征から帰ってきて、高強度のトレーニングが十分にできていなかったので、今回のレースは少し心配していた。それでも感触は悪くなかったし、来月からも大きなレースが続くので、さらにコンディションを高めていきたい」
Photos, Text: Ryo KODAMA
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
2026 個人総合時間
- 1 橋本英也(弱虫ペダル サイクリングチーム) 56分16秒
- 2 日野泰静(シマノレーシング) +0秒
- 3 レオネル・キンテロ(ヴィクトワール広島)
- 4 草場啓吾(KINAN Racing Team)
- 5 孫崎大樹(ヴィクトワール広島)
- 6 高橋翔(NEXT TEST SET) +1秒
- 17 新城雄大(KINAN Racing Team) +4秒
- 32 宇賀隆貴(KINAN Racing Team) +11秒
- 45 新宮颯太(KINAN Racing Team) +29秒
- 52 山本元喜(KINAN Racing Team) +43秒