Race Report
おおいたアーバンクラシック ロードレース
小石祐馬がおおいたアーバンクラシックで連日の上位進出 7位で終えるも最終局面まで優勝争いで見せ場作る
●おおいたアーバンクラシック ロードレース
10月4日 大分スポーツ公園周辺特設コース
11.6km×13周回=150.8km
・出場選手
草場啓吾
ルーカス・カーステンゼン
レイン・タラマエ
宇賀隆貴
新城雄大
小石祐馬
大分市内で繰り広げられたワンデーレース、おおいたアーバンクラシック ロードレース。
10月4日に行われたロードレースは150.8kmで争われて、KINAN Racing Teamは小石祐馬とレイン・タラマエが終盤まで優勝争いに加わった。
最終的に小石が7位で終えたが、要所でのアタックで局面を動かして見せ場を作った。

秋を彩る自転車の祭典は、前日3日に大分市中心部でクリテリウムが行われて、小石が3位。
表彰台の一角を占めたとともに、続くロードレースへの意欲をさらに高めた。
そして迎えるロードレース。大分市内の丘陵地帯に舞台を移し、変化の多い難コースに選手たちが挑む。
11.6kmのコースを13周回する間、住宅街を縫い、連続する細かなアップダウンを越えていく。
基点となる大分スポーツ公園へと戻る周回最後の500mは急勾配。これまで数多くの名勝負が生まれている。

KINAN Racing Teamはクリテリウムと同じく、小石、レイン、草場啓吾、ルーカス・カーステンゼン、宇賀隆貴、新城雄大の6選手が出走。
小石を軸に据えつつ、レース展開に合わせて各選手の強みを生かして勝負する構え。

クラサスドーム大分前をスタートしたレースは、早い段階で5選手が集団から飛び出してリードを開始。
有力視される選手たちが先行したこともあり、メイン集団はタイム差拡大を防ぐべくハイペースで進んでいく。
途中、追走を視野に入れたアクションも見られ、KINAN勢もルーカスを送り込む。先頭グループまでは届かずも、メイン集団が主導権を握ったまま周回数を重ねていった。

先頭5人と集団との差は1分30秒前後を維持したまま中盤戦へ。
KINANメンバーはルーカスのほか新城と宇賀を集団前方へ送り出して、タイム差をコントロール。
徹底したペースメイクによって、徐々に先頭との差は縮小。さらに数チームが同調したこともあり、前を行く5人を完全に射程圏に捉える。

11周目に入ったところで先行ライダーをすべてキャッチ。
直後にアタックが散発したなかから11人が集団を引き離すことに成功。
KINAN勢ではレインと小石がジョインし、そのままスピードアップ。ねらい通りに優勝争いへとつなげていく。

12周目に入ってからはレインが牽引する時間が長くなり、そのペースによって先頭グループ内での脚の差が見え始める。
10人に絞られて最終周回へ。後続との差が拡大し、前を行く選手たちの中から優勝者が出ることは決定的に。

各選手が見合いながら勝負どころを探った最終盤。
他選手の隙を突いて小石がアタックを試みたが、間一髪決まらず。
決定打が出ず10人がまとまったままフィニッシュ前500mの最終登坂へ。レインがアシストとしてペースメイクし、小石に勝負を託した。

上りスプリントとなった優勝争い。小石は先頭までは届かず7位でのフィニッシュ。
レインも10位に続き、2選手がトップ10圏内でレースを終えた。小石は連日の上位進出で、いま一度好調さをアピール。
ここからさらに続く国内の重要レースへ、好感触を得た大分での2日間となった。

活況の国内レースシーン。次戦は10月9~12日の「がんばろう熊本 マイナビ ツール・ド・九州2026」。
日本開催のステージレースでは最高位のUCI1クラスで、ワールドクラスのチームも参戦する。
その中でKINAN Racing Teamが存在感を示せるか、大きなチャレンジの機会となる。

●選手コメント
小石祐馬
「逃げ集団を捕らえてからの勝負となって、全体としては悪い展開ではなかった。終盤は消耗戦になって、チームでは自分とレインの2人しか残れなかったことで、スプリントよりは逃げ切りを狙う動きに偏ってしまった。アタックしたものの、タイムギャップをつくれずに決め手を欠いてしまったので、上りスプリントに賭けるといった選択肢があっても良かったのかもしれない。それでも、直前まで体調を崩していた中で2日間ともに上位で終えられたことは収穫。次戦(がんばろう熊本 マイナビ ツール・ド・九州2026)もかなり重要なので、しっかり休んで良い状態で臨みたい」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
2026 個人総合時間
- 1 エドゥアルド・セプルベダ(リーニン・スター) 3時間19分53秒
- 2 ノア・ブランニン(キャッシュ×ボディラップ) +0秒
- 3 エリオット・シュルツ(ヴィクトワール広島)
- 4 ルーク・マッジウェイ(リーニン・スター)
- 5 ジェラルド・レデスマ(VC福岡) +3秒
- 6 沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン) +5秒
- 7 小石祐馬(KINAN Racing Team)
- 10 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team) +44秒
- 27 草場啓吾(KINAN Racing Team) +3分15秒
- 44 宇賀隆貴(KINAN Racing Team) +7分34秒