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KINAN RACING

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NTT東日本真岡芳賀ロードレース レポート

真岡芳賀ロードレースは雨のサバイバル戦
総攻撃で主導権確保も勝利には一歩届かず
●NTT東日本真岡芳賀ロードレース(Jプロツアー)
4月4日(土)
7.2km×17周=122.4km
会場:真岡井頭公園 周辺周回コース

・出場選手
山本元喜
橋川丈
草場啓吾
宇賀隆貴
新城雄大
小石祐馬
日本国内を転戦するレースシリーズ・Jプロツアーは、春恒例の栃木2連戦。
NTT東日本真岡芳賀ロードレースが4月4日に行われ、強い雨が降る中の戦いは新城雄大がチーム最上位の4位。
レースは終始KINAN Racing Teamが主導権を握って展開したが、13人に絞られた優勝争いで先着を許す形に。選手たちは一様に次戦への立て直しを誓っている。
前週の広島2連戦では続けての表彰台確保でチーム力を誇示。1月のシーズンイン以降、快調に勝ち星を重ねて充実の流れで春のレースへと進んでいる。

ここまで西日本を中心に進行してきた国内シリーズは、春到来を告げる栃木での戦いへ。
真岡芳賀ロードレースは細かな高低の変化を繰り返しながら進む7.2kmのコースを17周回。
この日はレーススタート直前に天気が崩れ、コース周辺に咲く桜を散らす雨の中を選手たちは走ることとなった。
KINAN Racing Teamは新城のほか、山本元喜、橋川丈、草場啓吾、宇賀隆貴、小石祐馬の6選手がスタートラインへ。
ここまで国内外でハイレベルのレースをこなしてきたメンバーが自信をもってコースへと飛び出す。
それを示すように、早々に集団前方を固めて小石や橋川らが揺さぶっていく。散発的に数人が先行する場面があるものの、いずれも集団へと引き戻される。
4周目後半にJプロツアーリーダーのエリオット・シュルツ選手(ヴィクトワール広島)が単独で先頭に立つと、KINANメンバーが本格的にメイン集団のコントロールを開始し、エリオット選手とのタイム差を調整した。
6周目にエリオット選手の落車があり、レースはふりだしに。
その後はKINAN勢のほかヴィクトワール広島やホストチームのAstemo宇都宮ブリッツェンが集団前方へ。
雨が強まる中、自然とペースが上がって周回を経るごとにメイン集団の人数は減少傾向に。
8周目後半にルーク・バーンズ選手(ヴィクトワール広島)が単独で飛び出すと、この動きを容認した集団は約1分差で進行した。
それまでの流れを変えたのはKINAN勢。12周目で再度集団前方を固めると、隊列を組んで一気にスピードアップ。
急激なペースの変化に対応できない選手が続々と出る中、緩めることなく牽引を続ける。
メイン集団を分断させると、前方に残ったのは11人。おおよそ2周かけてルーク選手の背中が見えるところまで近づくと、橋川が仕掛けて追走。
もう一名とともにルーク選手に追いつくと、残り3周の段階で3人がレースをリードすることとなった。
先頭3選手の後ろでは山本が合流を目指して飛び出すが、ここは他チームも反応。
橋川らも集団に戻って形勢を整える判断。そのまま13人の優勝争いへと移り、KINAN勢は山本、橋川、新城、小石の4選手が加わった。
そのまま最終周回の鐘を聞くと、小石がコントロール役を担いつつ仕掛けどころを探っていく。
山本や橋川のアタックは決まらず、そのまま精鋭メンバーによるスプリントへ。
KINAN勢は新城のスピードに賭けて、5着でのフィニッシュライン通過。オープン参加の選手が含まれていたこともあり、最終結果は4位だった。
シリーズのチーム総合で首位に立っていることもあり、レースを掌握しつつ総攻撃で集団の人数を絞り込んだKINAN勢。
チーム力で勝利へつなげることを狙ったが、今回は一歩届かず。
それでも、流れを構築し、上位に複数人を送り込んだあたりで改めて全体的な力を証明する格好に。
今度は確実に勝ちにつなげるべく、精度を高めることを選手間で確認し合っている。
雪辱の舞台はすぐにやってくる。翌5日の宇都宮清原クリテリウムで、前週の広島クリテリウムに続く白星を目指す。
草場がJクリテリウムツアーのリーダーとして臨む一戦は、2.4kmのコースを25周回する60kmで争われる。
ロードレースに続き山本、橋川、草場、宇賀、新城が出走し、小石に代わって新宮颯太が合流。
自転車の街・宇都宮を彩るハイスピードバトルでKINAN Racing Teamの強さをアピールする。
NTT東日本真岡芳賀ロードレース(122.4km)結果
1 橋本英也(弱虫ペダルサイクリングチーム)2時間54分12秒
2 孫崎大樹(ヴィクトワール広島)+0秒
3 馬場慶三郎(弱虫ペダルサイクリングチーム)+1秒
OPN 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)
4 新城雄大(KINAN Racing Team)
5 岡篤志(Astemo宇都宮ブリッツェン)+2秒
6 菅原聡(アヴニールサイクリング山梨)
10 山本元喜 (KINAN Racing Team)+8秒
11 小石祐馬(KINAN Racing Team)+14秒
12 橋川丈(KINAN Racing Team)
13 草場啓吾 (KINAN Racing Team)+2分27秒
28 宇賀隆貴 (KINAN Racing Team)
●選手コメント
新城雄大
「プランに沿ってレースを進めてみたけど、結果だけ見れば大失敗。細かいところでメンバーひとりひとりの動きが合っていなかったし、何よりも数的優位の状態にしながら負けてしまっている時点で失敗だったと感じている。

自分も含めてもう少し冷静に、集団の状況を見ながら勝負できると良かった。天候やコンディションの問題ではなくて、Jプロツアー特有のレース展開に合った組み立てといった部分が詰め切れていなかった。具体的に何が…という点は、みんなでしっかり話し合って確認したい。

明日は勝つだけ。草場のスプリントにフォーカスして、Jクリテリウムツアーのリーダーとして戦っていく。みんな調子は良いので引き続き自信をもって走りたい」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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