ツアー・オブ・ジャパン2026第3ステージ・いなべ レポート
山本元喜が連日の逃げでホームステージ・いなべを沸かせる
ファンと一体となって戦ったツアー・オブ・ジャパン第3ステージ
ファンと一体となって戦ったツアー・オブ・ジャパン第3ステージ
●ツアー・オブ・ジャパン2026(UCIアジアツアー2.2)
5月26日 第3ステージ・いなべ
127.0km
・出場選手
山本元喜
橋川丈
草場啓吾
ルーカス・カーステンゼン
レイン・タラマエ
小石祐馬
5月26日 第3ステージ・いなべ
127.0km
・出場選手
山本元喜
橋川丈
草場啓吾
ルーカス・カーステンゼン
レイン・タラマエ
小石祐馬
KINAN Racing Teamのホームタウン・三重県いなべ市で行われたツアー・オブ・ジャパン第3ステージ。
急坂区間も含んだタフなコースで行われたレースは、山本元喜が序盤に形成された先頭グループにジョイン。山岳賞ポイントを積み重ね、同賞2番手に浮上。
ステージ優勝争いは集団での勝負となり、KINANメンバーではレイン・タラマエと小石祐馬が同グループ内でレースを終えている。
急坂区間も含んだタフなコースで行われたレースは、山本元喜が序盤に形成された先頭グループにジョイン。山岳賞ポイントを積み重ね、同賞2番手に浮上。
ステージ優勝争いは集団での勝負となり、KINANメンバーではレイン・タラマエと小石祐馬が同グループ内でレースを終えている。

日本最大級のステージレースとして行われている大会は、日々東進中。
第3ステージはいなべ市の丘陵コースを使っての戦いとなる。阿下喜駅を出発したプロトンは、3kmのパレード走行の後にいなべ市梅林公園を基点とする周回コースへ。
1周14.8kmのルートは、周回前半に“イナベルグ”と呼ばれる10%超の急坂区間が待ち受ける。
その後はテクニカルな下りをこなしたのち、この地域特有の田園風景の中を行く。
おおよそ8周と半分を走ると、レース距離は127km。大会前半戦のカギとなるステージでもある。
第3ステージはいなべ市の丘陵コースを使っての戦いとなる。阿下喜駅を出発したプロトンは、3kmのパレード走行の後にいなべ市梅林公園を基点とする周回コースへ。
1周14.8kmのルートは、周回前半に“イナベルグ”と呼ばれる10%超の急坂区間が待ち受ける。
その後はテクニカルな下りをこなしたのち、この地域特有の田園風景の中を行く。
おおよそ8周と半分を走ると、レース距離は127km。大会前半戦のカギとなるステージでもある。

KINAN Racing Teamは、京都で行われた第2ステージでレインが4位フィニッシュ。
終盤にアタックを成功させて、集団からの逃げ切りを果たしている。
このステージへは、個人総合4位でのスタート。他チームからのマークがある中だが、ホームステージでのさらなるチャンスをうかがう。
終盤にアタックを成功させて、集団からの逃げ切りを果たしている。
このステージへは、個人総合4位でのスタート。他チームからのマークがある中だが、ホームステージでのさらなるチャンスをうかがう。

そんな中で迎えたレースは、前日に続き山本が切り込み役となる。
2選手の飛び出しに同調し先頭へ出ると、さらに2人が合流。山本を含んだ5人が先頭グループを形成する。
メイン集団の容認を得るまでに多少の時間を要したものの、小石祐馬や橋川丈が集団の前方を固めて意識的にペースを落とす。これが利いて、山本らは逃げの態勢へと入った。
2選手の飛び出しに同調し先頭へ出ると、さらに2人が合流。山本を含んだ5人が先頭グループを形成する。
メイン集団の容認を得るまでに多少の時間を要したものの、小石祐馬や橋川丈が集団の前方を固めて意識的にペースを落とす。これが利いて、山本らは逃げの態勢へと入った。

8.6kmのワンウェイ区間を過ぎて本格的に周回に入ると、山本らと集団とのタイム差は2分を超える。
のちにレース後半まで続く5選手の先行は、2周目に設定された1回目の山岳賞を前に一時的にペースが上がったが、おおむね安定した進行。
山本は同賞1回目を1位通過に成功し、山岳ポイントを5点加える。
のちにレース後半まで続く5選手の先行は、2周目に設定された1回目の山岳賞を前に一時的にペースが上がったが、おおむね安定した進行。
山本は同賞1回目を1位通過に成功し、山岳ポイントを5点加える。

レースが半分を過ぎて先頭グループと集団とのタイム差は縮小傾向に。
2回目の山岳賞が設定された5周目には、その差は50秒に。
再びの1位通過を狙った山本は、果敢に上りを攻めていくが、ここは1位通過とはならず。
それでも、2位通過で3点を確保。前日獲得していた1点を合わせて、合計9点に。
山岳賞争いで2番手に浮上し、トップとは1点差とした。
2回目の山岳賞が設定された5周目には、その差は50秒に。
再びの1位通過を狙った山本は、果敢に上りを攻めていくが、ここは1位通過とはならず。
それでも、2位通過で3点を確保。前日獲得していた1点を合わせて、合計9点に。
山岳賞争いで2番手に浮上し、トップとは1点差とした。

この直後に山本は集団へと戻り、KINAN勢は終盤に向けて展開を再構築。
先頭グループのメンバーが再編成されて4人となるが、数チームがメイン集団を率いてタイム差は1分前後に。
この間、単発で追走を狙った動きが見られるが、徐々に集団の勢いが増していく。
先頭グループのメンバーが再編成されて4人となるが、数チームがメイン集団を率いてタイム差は1分前後に。
この間、単発で追走を狙った動きが見られるが、徐々に集団の勢いが増していく。

最終周回を迎えると、集団は先行する選手たちを視界にとらえて猛追。
登坂区間でレースをふりだしに戻すと、集団の人数は約30選手。
KINANメンバーではレインと小石が残り、好位置で最終局面へと突入した。
フィニッシュに向けてはTEAM UKYOが主導権を握り、レインと小石も同集団内で走行。
集団が割れた関係で、2人はトップから10秒差でのステージ完了となったが、ハードな1日をクリアして次につなげている。
登坂区間でレースをふりだしに戻すと、集団の人数は約30選手。
KINANメンバーではレインと小石が残り、好位置で最終局面へと突入した。
フィニッシュに向けてはTEAM UKYOが主導権を握り、レインと小石も同集団内で走行。
集団が割れた関係で、2人はトップから10秒差でのステージ完了となったが、ハードな1日をクリアして次につなげている。

レインは個人総合4位をキープ。小石も上位が見えるポジションにつけ、この先のステージも両選手を軸に戦いを進めていく。
このほか、見せ場を作った山本、橋川、草場啓吾、ルーカス・カーステンゼンもこのステージを走り終えている。
なお、橋川はレース後半で落車に見舞われ、怪我の具合を見ながら今後のステージ出走を決める。
このほか、見せ場を作った山本、橋川、草場啓吾、ルーカス・カーステンゼンもこのステージを走り終えている。
なお、橋川はレース後半で落車に見舞われ、怪我の具合を見ながら今後のステージ出走を決める。

ホームステージとして臨んだこの日は、レース後に出走6選手に加えて、石田哲也監督、先のツール・ド・熊野でキャリアを終えたトマ・ルバの8人がメインステージへ登壇。熱い応援への感謝と、まだまだ続くTOJでの活躍を誓っている。
また、花田聖誠は「Astemo TOJ Kidsスクール」の講師として、第2ステージ・京都と第3ステージ・いなべの主会場で自転車の乗り方をレクチャー。
下部組織、KINAN Racing Team MIE Juniorのメンバー3人が阿下喜駅からのパレード走行に参加し、レース後には「TOJ Kids」として表彰プレゼンターを務めるなど、レース内外でKINANメンバーが大会への盛り上げに寄与。
また、花田聖誠は「Astemo TOJ Kidsスクール」の講師として、第2ステージ・京都と第3ステージ・いなべの主会場で自転車の乗り方をレクチャー。
下部組織、KINAN Racing Team MIE Juniorのメンバー3人が阿下喜駅からのパレード走行に参加し、レース後には「TOJ Kids」として表彰プレゼンターを務めるなど、レース内外でKINANメンバーが大会への盛り上げに寄与。

提供写真
チームスポンサーならびにサプライヤー、パートナー企業では、住友建機販売(株)さま、セプロジャパン合同会社さま(Amphuman PR Lotion®︎)、(株)ディッセターレさま(イナーメスポーツアロマ)、(株)和光ケミカルさま(WAKO's)、THULE(阿部商会さま)、いなべFMさまがいなべ主会場でのブースを出展。KINAN Racing Teamもブースを出し、熱いレースに彩りを加えた。

ツアー・オブ・ジャパン第3ステージ・いなべ(127.0km)結果
1 ニコロ・ガリッボ(TEAM UKYO)3分3秒00
2 ベンジャミ・プラデス(VC福岡)+0秒
3 オスカー・ギャラガー(シーキャッシュ×ボディラップ)
4 フェデリコ・イアコモーニ(TEAM UKYO)
5 ファーガス・ブラウニング(トレンガヌサイクリングチーム)
6 ジェラルド・レデスマ(VC福岡)
19 小石祐馬(KINAN Racing Team)+10秒
26 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)
56 草場啓吾(KINAN Racing Team)+8分1秒
60 橋川丈(KINAN Racing Team)+8分22秒
74 山本元喜(KINAN Racing Team)+12分9秒
79 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)
・個人総合時間
1 トンマーゾ・ダーティ(TEAM UKYO)5時間44分53秒
2 ベンジャミ・プラデス(VC福岡)+10秒
3 フェデリコ・イアコモーニ(TEAM UKYO)+10秒
4 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)+31秒
5 ニコロ・ガリッボ(TEAM UKYO)+31秒
6 ファーガス・ブラウニング(トレンガヌサイクリングチーム)+36秒
18 小石祐馬(KINAN Racing Team)+56秒
45 草場啓吾(KINAN Racing Team)+8分48秒
47 橋川丈(KINAN Racing Team)+9分5秒
70 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+20分24秒
72 山本元喜(KINAN Racing Team)+20分25秒
・ポイント賞
8 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)14pts
25 橋川丈(KINAN Racing Team)4pts
30 草場啓吾(KINAN Racing Team)2pts
31 山本元喜(KINAN Racing Team)1pts
・山岳賞
2 山本元喜(KINAN Racing Team)9pts
・チーム総合成績
1 TEAM UKYO 17時間15分38秒
12 KINAN Racing Team +9分10秒
1 ニコロ・ガリッボ(TEAM UKYO)3分3秒00
2 ベンジャミ・プラデス(VC福岡)+0秒
3 オスカー・ギャラガー(シーキャッシュ×ボディラップ)
4 フェデリコ・イアコモーニ(TEAM UKYO)
5 ファーガス・ブラウニング(トレンガヌサイクリングチーム)
6 ジェラルド・レデスマ(VC福岡)
19 小石祐馬(KINAN Racing Team)+10秒
26 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)
56 草場啓吾(KINAN Racing Team)+8分1秒
60 橋川丈(KINAN Racing Team)+8分22秒
74 山本元喜(KINAN Racing Team)+12分9秒
79 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)
・個人総合時間
1 トンマーゾ・ダーティ(TEAM UKYO)5時間44分53秒
2 ベンジャミ・プラデス(VC福岡)+10秒
3 フェデリコ・イアコモーニ(TEAM UKYO)+10秒
4 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)+31秒
5 ニコロ・ガリッボ(TEAM UKYO)+31秒
6 ファーガス・ブラウニング(トレンガヌサイクリングチーム)+36秒
18 小石祐馬(KINAN Racing Team)+56秒
45 草場啓吾(KINAN Racing Team)+8分48秒
47 橋川丈(KINAN Racing Team)+9分5秒
70 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+20分24秒
72 山本元喜(KINAN Racing Team)+20分25秒
・ポイント賞
8 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)14pts
25 橋川丈(KINAN Racing Team)4pts
30 草場啓吾(KINAN Racing Team)2pts
31 山本元喜(KINAN Racing Team)1pts
・山岳賞
2 山本元喜(KINAN Racing Team)9pts
・チーム総合成績
1 TEAM UKYO 17時間15分38秒
12 KINAN Racing Team +9分10秒

●選手コメント
山本元喜
「山岳賞を意識して、ポイントを稼ぎつつ逃げられればと考えていた。周回コースに入るところで道幅が狭くなるので、そのタイミングを狙って動いた。小石たちが集団を押さえてくれたので、イメージに近い形で逃げることができた。
逃げのメンバーに山岳ポイントを狙っていることを伝えながら走っていたけど、2回目のトップ通過は防がれてしまった。それでも、今日を終えてトップとは1点差なので悪くはない。明後日(第5ステージ・飯田)が山岳ポイント付与の多いステージなので、そこでどれだけ点を稼げるか、もう一回集中していきたい。
ホームステージのいなべで逃げる姿を見せられたのは良かった。レインと小石が総合で良いポジションにいるし、自分の走りも悪くない。このまま良いレースを続けていければ結果はついてくると思う」
山本元喜
「山岳賞を意識して、ポイントを稼ぎつつ逃げられればと考えていた。周回コースに入るところで道幅が狭くなるので、そのタイミングを狙って動いた。小石たちが集団を押さえてくれたので、イメージに近い形で逃げることができた。
逃げのメンバーに山岳ポイントを狙っていることを伝えながら走っていたけど、2回目のトップ通過は防がれてしまった。それでも、今日を終えてトップとは1点差なので悪くはない。明後日(第5ステージ・飯田)が山岳ポイント付与の多いステージなので、そこでどれだけ点を稼げるか、もう一回集中していきたい。
ホームステージのいなべで逃げる姿を見せられたのは良かった。レインと小石が総合で良いポジションにいるし、自分の走りも悪くない。このまま良いレースを続けていければ結果はついてくると思う」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU












