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KINAN RACING

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トマ・ルバ連日の表彰台! 東日本ロードクラシック修善寺大会DAY-2 レポート

トマ・ルバが連日の表彰台
畑中・小出・花田も迫る全日本へ順調な仕上がりアピール
●Jプロツアー 東日本ロードクラシック修善寺大会(静岡県)
DAY-2 5km×22周回=110km

●KINAN Racing Team出場選手
小出樹
花田聖誠
トマ・ルバ
畑中勇介
ロードレースの国内リーグ「Jプロツアー」が、6月19日に東日本ロードクラシック修善寺大会DAY-2を開催。
KINAN Racing Teamからは4名が出場し、トマ・ルバが2位でフィニッシュ。
3位フィニッシュとしたDAY-1を上回る順位を手にし、2日連続の表彰台獲得となる活躍をみせた。

WAKO'Sさまブース訪問

2022年シーズン初のJプロツアー参戦とした今節。
このリーグを統括する一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)と、一般社団法人ジャパンサイクルリーグ(JCL)によるトップリーグ一本化へ向けた一端として、リーグをまたいでのレース参戦が実現した。
この修善寺シリーズでチームは、DAY-1でトマが3位入賞を果たしている。
DAY-2は、前日の雨から打って変わって気温が上がり、湿度がまとわりつくコンディション。
前日に引き続いて小出樹、花田聖誠、トマ、畑中勇介がスタートラインに立ち、日本サイクルスポーツセンターの5kmのサーキットを22周回する全長110kmのレースに挑んだ。
スタート後、抜け出しを図る動きから6名の逃げが形成、KINAN勢からは花田が加わる。
この逃げは最大12名となりメイン集団はこれを容認、周回数を消化していく。
メイン集団内ではトマが前方をキープし、畑中と小出は情報共有しながら走る姿が見受けられた。
次の大きな展開は残り40kmを切る15周目。
逃げ集団内の思惑の違いからリズムが崩れ、いくつかのまとまりに分かれる。
それに反して追いつきを図るメイン集団はスピードアップし徐々にタイム差が縮まっていく。
17周目に入る頃には、メイン集団が前を行く選手たちを全て飲み込む勢いで先頭に迫る。
ここで再度ペダルを踏み込んだ花田が岡本隼選手(愛三工業レーシング)と抜け出すと、さらには花田の単独先頭となる。
後に吸収されてしまうものの、序盤から逃げ続ける調子の良さを見せた。
その後、数名の先頭集団が生まれ、ここにトマが乗る。
さらに、小林海選手(マトリックスパワータグ)や現・全日本ロードチャンピオンの草場啓吾選手(愛三工業レーシング)などを含んだ好メンバーがそろうが、徐々に人数を減らしてトマと小林選手が抜け出す形に。
快調に2人旅を続け、後続に2分以上の差をつけて迎えた最終周回。
一騎討ちの様相となって揺さぶりを仕掛けるトマだったが、スピードに勝る小林選手の先行を許す。
粘りの追い上げは届かなかったものの、結果的にDAY-1を上回る2位でレースを終えた。
このほか、終盤に追撃をはかった畑中が7位、小出が8位。
逃げに乗り、その後も果敢な動きを見せた花田は、この日の最終走者としてフィニッシュ。
完走率の低いサバイバルレースの中、KINAN勢4名全員が110kmを走り切り、次の週末に控える全日本選手権へとつなげている。
その全日本選手権。
今季前半の大きな目標レースは、6月24日に個人タイムタイムトライアル、同25日(アンダー23)と26日(エリート)のロードレースにエントリーしている。
東日本ロードクラシック修善寺大会DAY-2(110km)結果 
1 小林海(マトリックスパワータグ)3時間2分41秒
2 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+4秒
3 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)+2分51秒
4 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)+2分55秒
5 伊藤雅和(CIEL BLEU KANOYA)
6 中井唯晶(シマノレーシング)+2分56秒
7 畑中勇介(KINAN Racing Team)+3分3秒
8 小出樹(KINAN Racing Team)+3分12秒
22 花田聖誠(KINAN Racing Team)+10分14秒
・選手コメント
トマ・ルバ
「マリノ選手は、自分よりもとても強かった。ベストと思える動きをしたが、ラストラップは何を試してみてもチャンスが無いように感じた。今日はその日ではなかったが常に勝ちを目指している。いつも応援をありがとうございます。」
Report, Photos: Midori SHIMIZU
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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