小石祐馬がアジアンリーダーをキープ
山岳を走ったツール・ド・台湾第2ステージで上位戦線に残る
山岳を走ったツール・ド・台湾第2ステージで上位戦線に残る
●ツール・ド・台湾(UCIアジアツアー2.1)
3月16日(月)第2ステージ
桃園市 123.31km
・出場選手
山本元喜
草場啓吾
ルーカス・カーステンゼン
新城雄大
小石祐馬
3月16日(月)第2ステージ
桃園市 123.31km
・出場選手
山本元喜
草場啓吾
ルーカス・カーステンゼン
新城雄大
小石祐馬
ツール・ド・台湾は第2ステージが3月16日に行われ、終盤にかけて連続する3つの2級山岳を越えるルートでKINAN Racing Teamは小石祐馬がメイン集団フィニッシュ。
20人に絞り込まれた上位争いに残り、前日からの個人総合6位を維持。ベストアジアンライダーの座もキープし、上々の形で大会中盤戦へと向かう。
20人に絞り込まれた上位争いに残り、前日からの個人総合6位を維持。ベストアジアンライダーの座もキープし、上々の形で大会中盤戦へと向かう。

前日15日に首都台北で華々しく開幕した大会は、第1ステージで小石祐馬が一時レースをリードする好走。
中間スプリントポイントでボーナスタイム2秒を獲得し、個人総合6位につけるとともにベストアジアンライダージャージに袖を通している。
中間スプリントポイントでボーナスタイム2秒を獲得し、個人総合6位につけるとともにベストアジアンライダージャージに袖を通している。

迎える第2ステージは、台湾の空の玄関口でもある桃園市が舞台。
前半は台湾海峡沿いを走り、中盤から後半にかけて内陸部へ。60km地点を過ぎたあたりから上り基調になると、最後の30kmでは2級山岳を連続して3つ越えるタフなレイアウト。
123.31kmのコースは大会のクイーンステージとの呼び声もあり、角板山公園に敷かれるフィニッシュラインに向かってのサバイバル戦は例年上位争いの人数が絞り込まれる傾向にある。
前半は台湾海峡沿いを走り、中盤から後半にかけて内陸部へ。60km地点を過ぎたあたりから上り基調になると、最後の30kmでは2級山岳を連続して3つ越えるタフなレイアウト。
123.31kmのコースは大会のクイーンステージとの呼び声もあり、角板山公園に敷かれるフィニッシュラインに向かってのサバイバル戦は例年上位争いの人数が絞り込まれる傾向にある。

このステージで個人総合争いの形勢が見えてくることも想定され、KINAN Racing Teamとしても小石のアジアンリーダーはもとより、さらなるランクアップ、好調の山本元喜、草場啓吾、新城雄大らの上位入りも意識して走っていく。

急速な開発が進む桃園の街を出発すると、ルーカスがレースを動かす。
アタックが散発した中からタイミングよく抜け出すと、数人による先頭グループを形成。
着々とリード拡大を図りつつ、先を急いでいく。先行する間にプロトンにコース誘導ミスが発生したこともあり、一時的にレースが止まる場面があったが、足並みをそろえてリスタートを切ると再びルーカスが先頭へ。
4選手による先頭グループは、メイン集団に対して1分前後のタイム差で進んだ。
アタックが散発した中からタイミングよく抜け出すと、数人による先頭グループを形成。
着々とリード拡大を図りつつ、先を急いでいく。先行する間にプロトンにコース誘導ミスが発生したこともあり、一時的にレースが止まる場面があったが、足並みをそろえてリスタートを切ると再びルーカスが先頭へ。
4選手による先頭グループは、メイン集団に対して1分前後のタイム差で進んだ。

© Tour de Taiwan
台湾海峡沿いの道を経て、57.66km地点に設定されたこの日唯一の中間スプリントポイントで、ルーカスは2位通過。
ポイント賞争いに名乗りを上げるべく、貴重な2点を手にしている。
この間にメイン集団がペースを上げて先頭グループに迫っていたこともあり、ルーカスはここで集団へ戻る判断。
この直後に急激なペースアップがあり集団が縦長になる中、小石がポジションを上げて最前線へ。
他の4選手も集団内の好位置をキープし、激しさを増す展開に対応した。
ポイント賞争いに名乗りを上げるべく、貴重な2点を手にしている。
この間にメイン集団がペースを上げて先頭グループに迫っていたこともあり、ルーカスはここで集団へ戻る判断。
この直後に急激なペースアップがあり集団が縦長になる中、小石がポジションを上げて最前線へ。
他の4選手も集団内の好位置をキープし、激しさを増す展開に対応した。

© Tour de Taiwan
一時的に地元の台湾勢が先行する局面があったものの、レースが後半に入ってからは上位カテゴリーのUCIプロチームが中心に立ってペースメイク。
上りで散発的にアタックがかかるものの、どれも決定打とはならず。メイン集団は徐々に人数を減らしながら、最終盤へと突入した。
上りで散発的にアタックがかかるものの、どれも決定打とはならず。メイン集団は徐々に人数を減らしながら、最終盤へと突入した。

アタッカーたちの動きはフィニッシュ前3kmまでにすべて捕らえ、20人まで絞られた集団で最終局面へ。
小石がこの集団に残り、ステージ優勝の選手と同タイムでステージを完了した。
小石がこの集団に残り、ステージ優勝の選手と同タイムでステージを完了した。

この結果により、小石はスタート時の個人総合6位をキープ。
同時にベストアジアンライダーの座を堅守し、引き続き同賞リーダージャージを着用し走る。
また、残る4選手もきっちりと走り切って次のステージに駒を進めている。
同時にベストアジアンライダーの座を堅守し、引き続き同賞リーダージャージを着用し走る。
また、残る4選手もきっちりと走り切って次のステージに駒を進めている。

大会は台湾南部へと戦いの場を移し、翌17日は高雄市を走る146.44km。
同国仏教の中心、佛光山がスタート地に。中盤の山越えをこなしたら、高雄の中心部へ向けてのダウンヒルと平坦路が待つコースセッティング。
KINAN Racing Teamは小石のアジアンリーダーを守りながら、上位アップやチーム全体でステージ優勝を狙う動きでレースを活性化させていく。
同国仏教の中心、佛光山がスタート地に。中盤の山越えをこなしたら、高雄の中心部へ向けてのダウンヒルと平坦路が待つコースセッティング。
KINAN Racing Teamは小石のアジアンリーダーを守りながら、上位アップやチーム全体でステージ優勝を狙う動きでレースを活性化させていく。
ツール・ド・台湾 第2ステージ(123.31km)結果
1 マシュー・フォックス(ロット・アンテルマルシェ)2時間45分36秒
2 ジョルディ・ロペス(エウスカルテル・エウスカディ)+0秒
3 マティス・グリゼル(ロット・アンテルマルシェ)
4 イバン・コーボ(エキポ ケルンファルマ)
5 ロレンツォ・クアルトゥッチ(ブルゴス・ブルペレット・BH)
6 ルイス・サットン(エウスカルテル・エウスカディ)
20 小石祐馬(KINAN Racing Team)
21 山本元喜(KINAN Racing Team)+45秒
27 新城雄大(KINAN Racing Team)+51秒
60 草場啓吾(KINAN Racing Team)+4分57秒
92 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+11分22秒
・個人総合成績
1 マシュー・フォックス(ロット・アンテルマルシェ)4時間21分20秒
2 ジョルディ・ロペス(エウスカルテル・エウスカディ)+4秒
3 マティス・グリゼル(ロット・アンテルマルシェ)+6秒
4 フェルガス・ブローニング(トレンガヌサイクリングチーム)+7秒
5 ニル・ヒメノ(エキポ ケルンファルマ)+8秒
6 小石祐馬(KINAN Racing Team)
23 山本元喜(KINAN Racing Team)+55秒
29 新城雄大(KINAN Racing Team)+1分1秒
60 草場啓吾(KINAN Racing Team)+5分7秒
93 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+11分30秒
・ベストアジアンライダー
1 小石祐馬(KINAN Racing Team)4時間21分28秒
4 山本元喜(KINAN Racing Team)+47秒
7 新城雄大(KINAN Racing Team)+53秒
25 草場啓吾(KINAN Racing Team)+4分59秒
・ポイント賞
6 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)11pts
16 小石祐馬(KINAN Racing Team)3pts
・チーム総合
1 エウスカルテル・エウスカディ 13時間4分30秒
5 KINAN Racing Team +1分36秒
1 マシュー・フォックス(ロット・アンテルマルシェ)2時間45分36秒
2 ジョルディ・ロペス(エウスカルテル・エウスカディ)+0秒
3 マティス・グリゼル(ロット・アンテルマルシェ)
4 イバン・コーボ(エキポ ケルンファルマ)
5 ロレンツォ・クアルトゥッチ(ブルゴス・ブルペレット・BH)
6 ルイス・サットン(エウスカルテル・エウスカディ)
20 小石祐馬(KINAN Racing Team)
21 山本元喜(KINAN Racing Team)+45秒
27 新城雄大(KINAN Racing Team)+51秒
60 草場啓吾(KINAN Racing Team)+4分57秒
92 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+11分22秒
・個人総合成績
1 マシュー・フォックス(ロット・アンテルマルシェ)4時間21分20秒
2 ジョルディ・ロペス(エウスカルテル・エウスカディ)+4秒
3 マティス・グリゼル(ロット・アンテルマルシェ)+6秒
4 フェルガス・ブローニング(トレンガヌサイクリングチーム)+7秒
5 ニル・ヒメノ(エキポ ケルンファルマ)+8秒
6 小石祐馬(KINAN Racing Team)
23 山本元喜(KINAN Racing Team)+55秒
29 新城雄大(KINAN Racing Team)+1分1秒
60 草場啓吾(KINAN Racing Team)+5分7秒
93 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+11分30秒
・ベストアジアンライダー
1 小石祐馬(KINAN Racing Team)4時間21分28秒
4 山本元喜(KINAN Racing Team)+47秒
7 新城雄大(KINAN Racing Team)+53秒
25 草場啓吾(KINAN Racing Team)+4分59秒
・ポイント賞
6 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)11pts
16 小石祐馬(KINAN Racing Team)3pts
・チーム総合
1 エウスカルテル・エウスカディ 13時間4分30秒
5 KINAN Racing Team +1分36秒

●選手コメント
小石祐馬
「昨日(第1ステージ)の疲れがあったなかで速いペースに対応する必要があった。何とか集団に残れたので、最後はスプリントがしたかったけど脚がいっぱいだった。ただ、このステージを耐えたことで、個人総合での上位入りやアジアンリーダーを現実的に考えられるところまで来たと感じている。
総合トップの選手とは8秒差。まだ逆転を狙える位置にいるし、残る3ステージであらゆるアクションを考えていきたい。自分の順位に限らず、みんなも逃げからステージ優勝にトライしてみたり、チームとしていろいろ作戦を組むことができる。レースの展開や各ステージの状況を見ながらチャレンジを続けていく」
小石祐馬
「昨日(第1ステージ)の疲れがあったなかで速いペースに対応する必要があった。何とか集団に残れたので、最後はスプリントがしたかったけど脚がいっぱいだった。ただ、このステージを耐えたことで、個人総合での上位入りやアジアンリーダーを現実的に考えられるところまで来たと感じている。
総合トップの選手とは8秒差。まだ逆転を狙える位置にいるし、残る3ステージであらゆるアクションを考えていきたい。自分の順位に限らず、みんなも逃げからステージ優勝にトライしてみたり、チームとしていろいろ作戦を組むことができる。レースの展開や各ステージの状況を見ながらチャレンジを続けていく」
Photos: Tour de Taiwan, Syunsuke FUKUMITSU
Report, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
Report, Edit: Syunsuke FUKUMITSU












