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KINAN RACING

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小石祐馬アジアンリーダー! ツール・ド・台湾 第1ステージ レポート

アジア有数のステージレース、ツール・ド・台湾が開幕
首都・台北ステージで小石がアジアンリーダーに就く
●ツール・ド・台湾(UCIアジアツアー2.1)
3月15日(日)第1ステージ
台北市 80.6km

・出場選手
山本元喜
草場啓吾
ルーカス・カーステンゼン
新城雄大
小石祐馬
KINAN Racing Teamにとって2年連続の出場となるツール・ド・台湾が3月15日に開幕。
大会初日は首都・台北でのショートステージが行われ、中盤にレースをリードした小石祐馬が中間スプリントポイントで2秒のボーナスタイムを獲得。
このステージを終えての個人総合順位で6位につけ、アジア選手最上位に。ベストアジアンライダージャージに袖を通し、次のステージへ向かうことになった。
多くのサイクルブランドが拠点を構え、自転車熱の高い台湾を代表するステージレース。
アジア圏でも有数のレースイベントに数えられ、日本やアジアはもとより本場ヨーロッパからも強豪チームが多く参戦する。
今年も世界各地から22チームがエントリーし、5日間をかけて台湾各地をめぐる戦いに臨む。
海沿いの平坦路や内陸の山岳地帯が舞台となることもあり、KINAN Racing Teamはコース適性のある5選手をセレクト。
小石のほか、山本元喜、草場啓吾、ルーカス・カーステンゼン、新城雄大の面々で上位進出を図る。
大会初日は恒例でもある台北市街地での短距離ステージ。
二二八和平公園を発着点として、景福門や自由広場といった歴史的なランドマークを見ながら進み、東西に伸びる仁愛路を往復。
8.91kmのコースを9周回・80.6kmで競う。スプリントフィニッシュが予想されるが、途中2回設けられる中間スプリントポイントでのボーナスタイム獲得もこの先の個人総合争いに向けて重要な意味合いを持つ。
パレード走行ののちにリアルスタートが切られると、多くのチームがアタックを試みる。
KINAN勢も山本や新城が代わる代わる攻撃に出て、プロトンを活性化させていく。
チームごとの思惑が絡んで先行する選手こそ出ないものの、戦前の予想通りハイスピードでレースは進行。多くの観客が集まった日曜の台北市内を時速50km前後で選手たちは走り抜ける。
見せ場はちょうど半分を過ぎたところで訪れた。1人が集団から飛び出したのを見て、小石が追随。
さらに選手が加わって、3選手による先頭グループが組まれる。
この頃には集団ではスプリント狙いのチームが本格的にペースコントロールを始め、一時的に小石たちの先行を容認する構えに。
個人総合成績を見据えボーナスタイム獲得を狙う選手たちがそろったこともあり、利害が一致した小石たちは快調にリードを続けた。
そのまま10kmほど進み、先頭3選手は狙い通り中間スプリントポイントを上位通過。
小石は2番手での通過となり、2秒のボーナスタイムを獲得。メイン集団が迫っていたこともあり、小石は後方へ戻る判断。
ほどなくして先行していた選手たちを集団がすべてキャッチしたこともあり、勝負は集団スプリントにゆだねられる形に。
多くのチームが隊列を編成して集団前方の好位置を奪い合う中、KINAN勢も積極的に応戦。
最終周回では、山本の牽引から新城が続き、残り2kmで先頭付近へ。草場も引き上げに加わって、ルーカスを最前線まで送り出した。
最後はスプリンター同士の力勝負。勝負を託されたルーカスが8位で終え、その後他の選手たちも続々とレースを完了。
フィニッシュ前1kmで大規模なクラッシュが発生したが、KINAN勢はトラブルを回避し次のステージへ進んでいる。
このステージを終えて、小石がボーナスタイム2秒を生かして個人総合6位につけた。
アジア圏の選手では一番手となり、ベストアジアンライダージャージに袖を通し、第2ステージを走ることになった。

翌16日から、総合争いは本格化。台湾の空の玄関口である桃園を出発し、目指すは内陸の山岳地帯。
レース中盤から上りが続き、フィニッシュまでの30kmは2級山岳を立て続けに3つ越える。
今大会の最難関ステージとの呼び声が高く、個人・チーム両面で上位進出を図るうえで落とせない1日が待つ。
KINAN Racing Teamとしては、小石がジャージをキープするとともに、個人総合成績でのランクアップを視野に盛り立てていく。
ツール・ド・台湾 第1ステージ(80.6km)結果
1 ドゥシャン・ラヨビッチ(ソリューションテック・NIPPO・ラーリ)1時間35分54秒
2 リアム・ウォルシュ(シーキャッシュ×ボディラップ)+0秒
3 アンドレア・ダマト(チーム右京)
4 ティボー・ベルナール(ロット・アンテルマルシェ)
5 ティレン・フィンクスト(ソリューションテック・NIPPO・ラーリ)
6 マティス・グリゼル(ロット・アンテルマルシェ)
8 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)
17 草場啓吾(KINAN Racing Team)
41 山本元喜(KINAN Racing Team)
45 新城雄大(KINAN Racing Team)
85 小石祐馬(KINAN Racing Team)


・個人総合成績
1 ドゥシャン・ラヨビッチ(ソリューションテック・NIPPO・ラーリ)1時間35分44秒
2 リアム・ウォルシュ(シーキャッシュ×ボディラップ)+1秒
3 アンドレア・ダマト(チーム右京)+6秒
4 フェルガス・ブローニング(トレンガヌサイクリングチーム)+7秒
5 ニル・ヒメノ(エキポ ケルンファルマ)+8秒
6 小石祐馬(KINAN Racing Team)
13 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+10秒
20 草場啓吾(KINAN Racing Team)
44 山本元喜(KINAN Racing Team)
48 新城雄大(KINAN Racing Team)


・ポイント賞
8 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)8pts
15 小石祐馬(KINAN Racing Team)3pts


・ベストアジアンライダー
1 小石祐馬(KINAN Racing Team)1時間35分52秒
5 草場啓吾(KINAN Racing Team)+2秒
20 山本元喜(KINAN Racing Team)
23 新城雄大(KINAN Racing Team)


・チーム総合
1 ロット・アンテルマルシェ 4時間47分42秒
7 KINAN Racing Team +0秒
●選手コメント
小石祐馬
「ステージ優勝争いがスプリントになることは分かっていたので、自分のような総合を狙う選手が何ができるかを考えたら中間スプリントでボーナスタイムを獲ることだった。同じような考え方をしている選手は多かったように思うけど、そうした中で2回目の中間スプリントをうまくゲットできたのは良かった。明日以降も僅差の戦いが続くと予想しているので、今日得た2秒がすごく大きな意味を持つのではないかと考えている。同じ考えを持った者同士で協調して逃げられたことも良かった。

(明日はクイーンステージ)トップ3フィニッシュを目標に考えてはいるけど、現実的に考えると20人くらいの集団でまとまってのステージ優勝争いになるのではないか。そうしたときに、今日の2秒が本当に重要になる。このアドバンテージを活かしたい。

チーム環境やスポンサー・サプライヤー企業のみなさんに支えていただいていることを日々実感している。その支えに応えられるようこの大会を走りたいと強く思っている。」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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