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山本大喜3位! コーユーレンティアオートポリスロードレース2日目 レポート
JCL大分2連戦2日目で山本大喜が3位表彰台
チーム戦でチャンスを広げて上位を確保
チーム戦でチャンスを広げて上位を確保
●コーユーレンティアオートポリスロードレース(三菱地所JCLプロロードレースツアー)
8月7日(日)
オートポリス(大分県日田市)
3.022km×30周=90.6km
・出場選手
小出樹
花田聖誠
山本大喜
トマ・ルバ
中島康晴
8月7日(日)
オートポリス(大分県日田市)
3.022km×30周=90.6km
・出場選手
小出樹
花田聖誠
山本大喜
トマ・ルバ
中島康晴
国内プロロードレースシリーズ「三菱地所JCLプロロードレースツアー」2022年シーズン第6戦として、コーユーレンティアオートポリスロードレースの2日目を8月7日に実施。
KINAN Racing Teamは山本大喜が3位に入り表彰台の一角を確保。
前日に続くシングルフィニッシュで大分での2連戦を終えた。
KINAN Racing Teamは山本大喜が3位に入り表彰台の一角を確保。
前日に続くシングルフィニッシュで大分での2連戦を終えた。
今節は大分県・日田市のサーキット・オートポリスが舞台。
2連戦の初日は121.5kmで争われ、山本大がチーム最上位の5位。
続いて迎えた2日目は周長を3.022kmと前日から短くなり、それを30周回する90.6kmに設定。
レース距離と合わせて、周長が変わったことで1周あたりの高低も変化。
前日とは違った展開のレースとなることが予想された。
KINAN Racing Teamのメンバーは前日と同様に山本大に加えて、小出樹、花田聖誠、トマ・ルバ、中島康晴の5選手で臨む。
2連戦の初日は121.5kmで争われ、山本大がチーム最上位の5位。
続いて迎えた2日目は周長を3.022kmと前日から短くなり、それを30周回する90.6kmに設定。
レース距離と合わせて、周長が変わったことで1周あたりの高低も変化。
前日とは違った展開のレースとなることが予想された。
KINAN Racing Teamのメンバーは前日と同様に山本大に加えて、小出樹、花田聖誠、トマ・ルバ、中島康晴の5選手で臨む。
スタート直前の雨で路面が濡れたままスタートが切られたレースは、徐々に好天へと変わって気温も上昇。
しばらくは集団からの出入りが慌ただしく続くが、レースの3分の1を消化したあたりから少しずつ状勢が変化。
各チームから数人ずつが前をうかがい始めると、そのまま16人が先行を開始。
ここにKINANメンバーでは小出と中島が入り、メイン集団に対してリードを広げていった。
しばらくは集団からの出入りが慌ただしく続くが、レースの3分の1を消化したあたりから少しずつ状勢が変化。
各チームから数人ずつが前をうかがい始めると、そのまま16人が先行を開始。
ここにKINANメンバーでは小出と中島が入り、メイン集団に対してリードを広げていった。
メイン集団は、先頭にメンバーを送り込めなかったチームを中心にペーシングを図っていくが、レースが中間地点を過ぎたあたりから各チームのエースクラスが集団を絞り込んで追走を開始。
いくつか形成された追走パックに山本大とトマがそれぞれ入って、前線合流を狙う。
ここは小出が意識的に先頭グループから下がって、山本大の引き上げを担うと、19周目までに両者とも先頭グループにジョイン。
その後トマも加わって、最前線にKINAN勢が4人。
総勢23人となって、そのまま優勝争いへと移っていった。
いくつか形成された追走パックに山本大とトマがそれぞれ入って、前線合流を狙う。
ここは小出が意識的に先頭グループから下がって、山本大の引き上げを担うと、19周目までに両者とも先頭グループにジョイン。
その後トマも加わって、最前線にKINAN勢が4人。
総勢23人となって、そのまま優勝争いへと移っていった。
それからはアタックが散発し、人数を絞りたい選手とスプリントへ持ち込みたい選手との思惑が交錯。
残り4周に入って発生したアタックを中島がチェックに動くと、この流れで迎えた登坂区間でトマがカウンターアタック。
これで先頭グループが7人ほどまで絞られると、その後山本大が単騎で合流。
さらに2人が追いついて、10選手がトップグループで終盤へと突入した。
残り4周に入って発生したアタックを中島がチェックに動くと、この流れで迎えた登坂区間でトマがカウンターアタック。
これで先頭グループが7人ほどまで絞られると、その後山本大が単騎で合流。
さらに2人が追いついて、10選手がトップグループで終盤へと突入した。
レースが動いたのは残り2周。上り区間で山本大がアタックすると、これを追随したのは1人だけ。
2人逃げの状態で最終周回の鐘を聞き逃げ切りを図る。
しかし、他選手を完全に引き離すまでには至らず、最後は前で生き残った7選手によるスプリントへ。
残り1kmからの登坂区間をトマがリードアウトし、山本大が最終局面でのスピードに賭けた。
2人逃げの状態で最終周回の鐘を聞き逃げ切りを図る。
しかし、他選手を完全に引き離すまでには至らず、最後は前で生き残った7選手によるスプリントへ。
残り1kmからの登坂区間をトマがリードアウトし、山本大が最終局面でのスピードに賭けた。
ただ、ここはスプリント力に勝る選手が優勝争いに入っていたこともあり、山本大は惜しくも優勝には届かず。
それでも3位として、表彰台の一角を押さえた。
最終盤はアシストに徹したトマは7位、終始先頭グループでレースを展開した中島は12位、小出も20位でレースを完了した。
それでも3位として、表彰台の一角を押さえた。
最終盤はアシストに徹したトマは7位、終始先頭グループでレースを展開した中島は12位、小出も20位でレースを完了した。
これで山本大は、大分での2連戦でともに一桁順位でフィニッシュ。
前日は追う展開を強いられ惜しい結果に終わっていたが、今回はチーム戦でチャンスを広げて上々の成果を収めている。
前日は追う展開を強いられ惜しい結果に終わっていたが、今回はチーム戦でチャンスを広げて上々の成果を収めている。
大分での2連戦を終えた時点でのJCLランキングは、今節を欠場した山本元喜がチーム最上位の5位につける。
トマが6位、山本大も8位につけ、今後のレースで追い込みを図る。
また、この2連戦では山岳賞が設定されなかったこともあり、山本元は同賞のトップをキープ。
チームランキングでは2番手に位置している。
今季の6戦まで終えたシリーズは次節、9月3日に和歌山県古座川町で「古座川町ロードレース」が行われる。
KINAN Racing Teamのホームレースとなり、これまでにサイクルイベントや各種交流で縁のある古座川町を盛り上げる役割も担う。
なお、チームの次回チーム活動は、8月13日の「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の第6戦を長良川で、翌14日には京都・向日町競輪場でのJCLバンクリーグ・ファイナルラウンドに臨む。
トマが6位、山本大も8位につけ、今後のレースで追い込みを図る。
また、この2連戦では山岳賞が設定されなかったこともあり、山本元は同賞のトップをキープ。
チームランキングでは2番手に位置している。
今季の6戦まで終えたシリーズは次節、9月3日に和歌山県古座川町で「古座川町ロードレース」が行われる。
KINAN Racing Teamのホームレースとなり、これまでにサイクルイベントや各種交流で縁のある古座川町を盛り上げる役割も担う。
なお、チームの次回チーム活動は、8月13日の「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の第6戦を長良川で、翌14日には京都・向日町競輪場でのJCLバンクリーグ・ファイナルラウンドに臨む。
コーユーレンティアオートポリスロードレース(90.6km)結果
1 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) 2時間4分13秒
2 孫崎大樹(SparkleOitaRacingTeam)+0秒
3 山本大喜(KINAN Racing Team)+1秒
4 谷順成(那須ブラーゼン)
5 阿曽圭佑(ヴィクトワール広島)
6 バトムンク マラルエルデン(レバンテフジ静岡)
7 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+5秒
12 中島康晴(KINAN Racing Team)+30秒
20 小出樹(KINAN Racing Team)+2分58秒
DNF 花田聖誠(KINAN Racing Team)
1 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) 2時間4分13秒
2 孫崎大樹(SparkleOitaRacingTeam)+0秒
3 山本大喜(KINAN Racing Team)+1秒
4 谷順成(那須ブラーゼン)
5 阿曽圭佑(ヴィクトワール広島)
6 バトムンク マラルエルデン(レバンテフジ静岡)
7 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+5秒
12 中島康晴(KINAN Racing Team)+30秒
20 小出樹(KINAN Racing Team)+2分58秒
DNF 花田聖誠(KINAN Racing Team)
・選手コメント
山本大喜
「トマと自分のマークが厳しくなるだろうと思っていたので、他のメンバーに逃げを任せた。中島さんと小出がうまく前へ行ってくれて、後半には自分も先頭に合流できたので狙い通りの展開を作れた。ただ、登坂力・スプリント力両方を兼ね備えている選手たちが今日は一枚上手だった。そうした中で3位に入って、表彰台という最低限の仕事ができたので、個人的にもチーム的にもまずまずだったかなと感じている。
残り2周でのアタックを決められなかったので、最後はスプリントに賭けることにした。トマが上りで引いてくれて周りの選手にダメージを与えられたと思うけど、同様に自分も苦しくて、最後は勝った小野寺選手に差をつけられてしまった。
この2戦は若い選手もメンバーに入って、いつもとは違ったパターンのレースになったけど、それでも上位を押さえられたことは今後につながるはず。みんなそれぞれに課題や収穫が見つかったので、その点でも充実した2連戦だったのではないかと思う」
山本大喜
「トマと自分のマークが厳しくなるだろうと思っていたので、他のメンバーに逃げを任せた。中島さんと小出がうまく前へ行ってくれて、後半には自分も先頭に合流できたので狙い通りの展開を作れた。ただ、登坂力・スプリント力両方を兼ね備えている選手たちが今日は一枚上手だった。そうした中で3位に入って、表彰台という最低限の仕事ができたので、個人的にもチーム的にもまずまずだったかなと感じている。
残り2周でのアタックを決められなかったので、最後はスプリントに賭けることにした。トマが上りで引いてくれて周りの選手にダメージを与えられたと思うけど、同様に自分も苦しくて、最後は勝った小野寺選手に差をつけられてしまった。
この2戦は若い選手もメンバーに入って、いつもとは違ったパターンのレースになったけど、それでも上位を押さえられたことは今後につながるはず。みんなそれぞれに課題や収穫が見つかったので、その点でも充実した2連戦だったのではないかと思う」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU