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KINAN RACING

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孫崎2位・津田3位! 石川クリテリウム レポート

想定外の事態にも対応し表彰台へ
石川クリテリウムで孫崎2位、津田3位フィニッシュ
●石川クリテリウム(Jプロツアー)
7月15日
文教福祉複合施設モトガッコ周辺特設コース
1.8km×25周=45.0km

・出場選手
孫崎大樹
山本元喜
宮崎泰史
新城雄大
津田悠義
畑中勇介
Jプロツアーの福島2連戦、初日の石川クリテリウムが7月15日に開催された。
KINAN Racing Teamからは6名が出場し、ゴールスプリントで孫崎大樹が2位、津田悠義が3位に入賞。
複数人での表彰台を確保し、翌日の石川ロードレースへ向けて弾みをつけた。
国内ロードレースシリーズのひとつであるJプロツアー。
石川クリテリウムには孫崎、津田に加え、山本元喜 、新城雄大、宮崎泰史、畑中勇介の6名が出走した。

3回目となるこのレースは、校舎を改築し文教福祉複合施設とした「モトガッコ」をメイン会場とする周回コース。
平坦ではあるものの、連続ターンや鋭角コーナーなどを多く含み、1.8kmの中での直角カーブは8つを数えるテクニカルなレイアウト。
迎えたスタート。前方を確保したい各チームの思惑により集団はスピードアップし、KINAN Racing Teamも前方で固まりレースを進める。
徐々に隊列は長く伸び、中切れをきっかけに2つの集団に分かれる。
KINAN Racing Teamは5名を前方に残し周回数を消化していった。
ハイスピードなまま進むレースに脱落する選手も多く、残り10周回という頃には先頭集団は13名となる。
ここにKINAN Racing Teamは孫崎、宮崎、津田の3名を残した。
メンバーは強力で、後方に位置するメイン集団は1分以上の遅れとなったため、先頭13名での勝負が濃厚という気配に。
この集団で数的優位に立ったシマノレーシングが、風間翔眞選手、入部正太朗選手、続いて香山飛龍選手と連続してアタック。
KINAN Racing Teamは他チームと協調してのコントロールを選択し、その結果、飛び出した香山選手との差は5秒前後で推移。
大きな逃げを許すことなく、チーム内で意思共有をし最終局面に備えた。
その後、集団は香山選手を飲み込み、まとまった状態でラスト1周へ。
勝負を託された孫崎と津田は良い感触で最後のコーナーに入ったが、思うようなラインが取れずに失速。
ストレートで踏み込んだものの先頭には届かず孫崎が2着、津田が4着でフィニッシュラインを通過した。

その後、3着でフィニッシュした兒島直樹選手(TEAM BRIDGESTONE Cycling)に斜行の判定がなされ、孫崎の2位に続いて津田が3位に繰り上がって表彰台を確保した。
翌7月16日は石川町・浅川町コースへと舞台を変え、石川ロードレースが予定されている。
KINAN Racing Teamはトマ・ルバと花田聖誠を加え、最大出走人数である8名でスタートラインに立つ。
石川クリテリウム 結果(45km)
1 岡本勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling)1時間1分24秒
2 孫崎大樹(KINAN Racing Team)+0秒
3 津田悠義(KINAN Racing Team)+1秒
11 宮崎泰史(KINAN Racing Team)+47秒
16 新城雄大(KINAN Racing Team)+1分38秒
25 畑中勇介(KINAN Racing Team)+1分44秒
29 山本元喜(KINAN Racing Team)+1分51秒
●選手コメント
孫崎大樹
「前方での展開と、自分たちでコントロールしようという思いで臨んだ。(大幅な人数の減り方は)想定と違うこともあり、宮崎と津田と話して意思共有をした。自分と津田の良い位置取りのために、宮崎には前で動いてもらうように役割分担をして切り替えた。

シマノレーシングが人数を残していて積極的だったので、チーム ブリヂストンサイクリングと協力体制をとりコントロールをすることに。宮崎には引き切ってもらい、自分と津田でワンツーを狙って、動きとしては実行にうつせたように思う。

(審議もあり)スッキリしない結果となったが、無理して突っ込んで怪我をするよりは…。勝負事には起こりうることではあるが、やはり悔しい。」
Photo, Text: Midori SHIMIZU
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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