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KINAN RACING

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群馬CSCロードレース9月大会Day-1 レポート

群馬での2連戦初日は孫崎大樹が4位
レース前半からの逃げに乗った流れから優勝争いに加わる
●群馬CSCロードレース9月大会Day-1(Jプロツアー)
9月23日
群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットコース
6km×20周=120km

・出場選手
孫崎大樹
トマ・ルバ
新城雄大
津田悠義
畑中勇介
9月23日、群馬サイクルスポーツセンターでJプロツアー・群馬CSCロードレース9月大会のDay-1が開催。
KINAN Racing Teamからは5名がエントリーし、序盤の強力な逃げに乗った孫崎大樹が4位入賞とした。
Jプロツアーではお馴染みの群馬サイクルスポーツセンター(CSC)周回コースで9月大会2連戦が開催。
この日行われたDay-1は6kmコースを20周回する120kmで競われた。
KINAN Racing Teamからは、シリーズ上位につける孫崎、前節の南魚沼ロードレースでネクストリーダージャージを手にした津田悠義が引き続きエントリー。
そしてトマ・ルバ 、新城雄大、畑中勇介と、今シーズンのJプロツアーを主力として走ったメンバーで脇を固め、さらなる上位進出を狙った。
レース序盤からアタックが生まれては吸収されるを繰り返した後に、孫崎を含む逃げができる。
この逃げはシリーズリーダーである中井唯晶選手(シマノレーシング)など、各チームの主力がジョインする強力なものに。
追走の動きなどを経て、5周目に入る頃には12名に落ち着いた逃げ集団は協調。
周回数を重ねていく。一方のメイン集団ではKINAN Racing Teamが積極的にコントロール。
前線で脚を残す孫崎のアシストをしつつ、津田のホワイトジャージ争いのための牽引も行った。
その後メイン集団はペースを緩め、3分以上の遅れとなり、ステージ勝利は先頭集団内での争いに。
大きな展開は残り3周。先頭集団から中井選手を含む3名の選手が飛び出す。
ここに孫崎は着くことができず、4名の2番手集団でレースを進めることになった。
最終周回に入る頃には先頭3名(うち1名はオープン参加)での勝負が濃厚となり、孫崎は3位争いをすべくスプリントに備えた。
迎えた上り基調の最終局面は、グループ内2番手でフィニッシュラインを通過。
全体では5番手、オープン参加の選手をのぞいた順位では4位だった。
また、ネクストリーダージャージを着用してスタートした津田は12位でレースを終え、ジャージを失う結果に。
しかしトップとは僅差での争いとなるため、次戦での奪還を狙っていく。

翌24日はDay-2として、6kmコースを10周回・全長60kmで競う。
レース距離が短いとあり、スピード感のある展開が予想される。
KINAN Racing Teamはステージ勝利、そしてシリーズリーダージャージとネクストリーダージャージ獲得を視野に入れて、Day-1と同じ顔ぶれの5名が出走する。
群馬CSCロードレース9月大会Day-1(120km)結果
1 中井唯晶(シマノレーシング)2時間53分21秒
2 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)+0秒
3 河野翔輝(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+1分4秒
4 孫崎大樹(KINAN Racing Team)
5 大河内将泰(シエルブルー鹿屋)
6 風間翔眞(シマノレーシング)+1分5秒
12 津田悠義(KINAN Racing Team)+4分2秒
23 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+4分5秒
34 新城雄大(KINAN Racing Team)+5分8秒
40 畑中勇介(KINAN Racing Team)+6分8秒
●選手コメント
孫崎大樹
「逃げでも集団スプリントでも勝つしかないと思っていて、上位に入る自信があった。どちらの展開になっても対応できるように考えていたが、結果的に良いタイミングで良い逃げができて乗ることができた。リーダーの中井選手が入っていたのには驚いたが、2位につけている選手は入っていなかったので(3位につけている自分と)中井選手とのシンプルな勝負だと捉えた。

(勝負の決まった場面について)自分と金子宗平選手が仕掛けた時に、門田選手(EF Education-NIPPO Development:オープン参加)がカウンターアタックし、それを追った金子選手に付ききることができなかった。展開は良く、自信を持っていたが、結果につなげることができずに申し訳ない。明日はリーダージャージをめぐる得点差を気にせずに勝利を狙って、シンプルに勝ちにいきたい」
津田悠義
「ポイントを考えると逃げに乗るのがよく、最初から乗ろうとしていたが、12人の逃げが決まってしまった。乗れなかったことが今回の良くなかったところだが、ホワイトジャージで争う選手より前でゴールしようと切り替えた。メイン集団内ではトマさんと(新城)雄大さんが引き上げるなど動いてくれたが、ゴール勝負では遅れをとってしまった。明日はステージ勝利を狙うのはもちろん、ホワイトジャージの挽回の余地も残している。頭を使って賢く、乗り遅れないようにしていきたい。」
Photo, Text: Midori SHIMIZU
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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