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KINAN RACING

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ツアー・オブ・ジャパン第2ステージ・京都 レポート

レイン・タラマエがツアー・オブ・ジャパン第2ステージ・京都で4位
終盤にアタックを決め有力選手たちとともに逃げ切る
●ツアー・オブ・ジャパン2025(UCIアジアツアー2.2)
5月25日 第2ステージ・JPF京都
103.6km

・出場選手
山本元喜
橋川丈
草場啓吾
ルーカス・カーステンゼン
レイン・タラマエ
小石祐馬
日本最大級のロードレースイベント「ツアー・オブ・ジャパン」(TOJ)の2026年大会は5月25日、京都府京田辺市・精華町をめぐる第2ステージを実施。
103.6kmで争われたレースは、序盤から山本元喜が仕掛け、終盤にはレイン・タラマエが流れを変えるアタック。
レインはそのまま4選手による逃げ切りに成功。ステージ4位でまとめ、個人総合でも4位に浮上。
次に待つホームステージ・いなべへ弾みとなるレースとなった。
前日24日に華やかに開幕したTOJは、大阪・堺での2.6km個人タイムトライアルで選手たちが脚試し。KINAN Racing Teamの6選手もしっかりと走り切って、東京まで続く戦いへギアを上げていく。

第2ステージとなる京都のコースは、玉露や一休さんで知られる京田辺市・普賢寺ふれあいの駅をスタート。
パレード走行区間を経て、16.8kmの周回コースで本格的にレースがスタートする。
おおよそ6周回する間、緑豊かな田園風景や自然の中を走行。高低の変化が多く、タフな上りに加えてテクニカルなダウンヒルと、チーム単位での駆け引きや戦略が重要になってくる。
そして、精華町の関西文化学術都市が周回コースの基点となる。

© Satoru KATO

タイムトライアルを経て、ここから攻撃的なチャレンジを繰り返していくことを確認したKINANメンバー。
それを実行するべく、パレードからのリアルスタートが切られると山本がファーストアタック。
あっという間に集団に対して数十秒のリードを得て、逃げの態勢を整える。たた、集団もペースを上げて、やがて山本をキャッチ。
それと入れ替わるようにして2選手が飛び出し、再度山本が前線をうかがった。
先頭2人を約20秒差で追った山本だったが、あと一歩のところで届かず。
山岳賞周回に設定された3周目の上りを終えたところで、集団に戻って次の展開に備える判断をした。

同周回を終える頃には先頭も単独走になっており、メイン集団は数チームが前を固めてペースメイク。
少しずつ先頭グループとのタイム差が縮まっていく。
KINANメンバーも、山本やレインのほか、橋川丈、草場啓吾、ルーカス・カーステンゼン、小石祐馬のいずれもが集団前方に位置し、順調に周回数を減らしていった。
先頭ライダーと集団とのタイム差は、最終周回の鐘を聞く段階で約1分。
集団が勢いで上回り、周回前半の登坂区間で先頭ライダーを捕まえると、頂上手前で新たなアタック。ここにレインが加わって、4選手が先頭に立つ。
前日勝利でリーダーのグリーンジャージを着るトンマーゾ・ダーティ選手(TEAM UKYO)もジョイン。一気に逃げ切りに向けた機運が高まった。

© TOJ2026

4選手が逃げ切りに向け利害を一致させ、繰り返しの先頭交代。
レインの力強い牽引もあってハイペースをキープ。メイン集団の追走ムードをかわし、4選手が最後までリードを続けた。

フィニッシュまで500mを切って、最終コーナーはレインが先頭。
最後はスプリント力に勝る選手たちがステージ優勝を争ったが、レインはステージ4位として第2ステージを終えた。
結果的にメイン集団はトップから23秒差でのフィニッシュ。
KINAN勢では橋川、草場、小石がこの中でレースを終えている。また、前半に見せ場を作った山本に加え、ルーカスも問題なく走り終え、次のステージへと駒を進めている。

この日魅せたレインは、メイン集団からリードを得たことにより個人総合順位でも4位に浮上。
トップとは21秒差として、第3ステージへと向かう。

翌26日に行う第3ステージは、三重県いなべ市を走る127km。
KINAN Racing Teamにとっては縁深い地であり、今大会のホームステージにもセレクトされている。
通称“イナベルグ”と呼ばれる急坂区間があり、その後も大小のアップダウンが選手たちの消耗を誘う。
例年サバイバル化し、絞り込まれたメンバーでのステージ優勝争いになる。
KINAN Racing Teamも、多く集まるファンの前で好リザルトを目指す。
ツアー・オブ・ジャパン第2ステージ・京都(103.6km)結果
1 トンマーゾ・ダーティ(TEAM UKYO)2分57秒94
2 ベンジャミ・プラデス(VC福岡)+0秒
3 フェデリコ・イアコモーニ(TEAM UKYO)
4 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)+3秒
5 カスパー・アナスン(スワットクラブ)+23秒
6 ルーク・マッジウェイ(リーニンスター)
12 橋川丈(KINAN Racing Team)
14 草場啓吾(KINAN Racing Team)
23 小石祐馬(KINAN Racing Team)
66 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+7分54秒
70 山本元喜(KINAN Racing Team)


・個人総合時間
1 トンマーゾ・ダーティ(TEAM UKYO)2時間41分53秒
2 フェデリコ・イアコモーニ(TEAM UKYO)+10秒
3 ベンジャミ・プラデス(VC福岡)+16秒
4 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)+21秒
5 ファーガス・ブラウニング(トレンガヌサイクリングチーム)+36秒
6 岡篤志(Astemo宇都宮ブリッツェン)+37秒
17 橋川丈(KINAN Racing Team)+43秒
23 小石祐馬(KINAN Racing Team)+46秒
30 草場啓吾(KINAN Racing Team)+47秒
66 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+8分15秒
68 山本元喜(KINAN Racing Team)+8分17秒


・ポイント賞
4 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)14pts
18 橋川丈(KINAN Racing Team)4pts
23 草場啓吾(KINAN Racing Team)2pts
25 山本元喜(KINAN Racing Team)1pts


・山岳賞
>5 山本元喜(KINAN Racing Team)1pts

・チーム総合成績
1 TEAM UKYO 8時間6分38秒
3 KINAN Racing Team +49秒

© Satoru KATO

●選手コメント
レイン・タラマエ
「昨年の経験から、京都のコースが難しいことは頭にあった。今日は上りの調子がベストではなかったけど、最後のアタックは下りで加速して逃げる展開に持ち込んだ。逃げている間は脚を使いすぎないように心掛けて、最後まで前を走れるようにプッシュし続けた。

明日(第3ステージ)もハードなコース。難しいステージになると思う。明日はまた、今日とは違うレースになる。個人総合でポジションを上げたけど、そこは意識をせずに毎ステージ戦うつもりでいる。

(いなべはKINAN Racing Teamのホームステージ)昨年はたくさんの応援と熱気だったことを覚えている。今年も多くのファンの前で走れることを楽しみにしている」
Report, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
Photos: Syunsuke FUKUMITSU, Satoru KATO, TOJ2026
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