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KINAN RACING

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9月16日開催 iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2023 第7戦 1-1クラス レポート

花田・白川参戦のKINAN AACA CUP第7戦
優勝争いや周回賞獲得とホストライダーとして奮起
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2023年シーズン第7戦が9月16日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催された。
102kmで行われた1-1カテゴリーは小集団スプリントによる優勝争いとなり、花田聖誠が2位でフィニッシュしている。

本シリーズは4つのカテゴリーとキッズカテゴリーのレースで構成され、ステップアップ方式で競技力を向上できるイベントとなっている。
最上級カテゴリーである1-1クラスにはKINAN Racing Teamより花田聖誠、白川幸希の2名が参加。
お互いの課題や目標を確認し合いながらレースに臨んだ。
スタートした集団は18名とコンパクトなため、常に主導権を握りながらレースを組み立てたいところ。
最初の大きな展開は5周目、抜け出した選手らを追って花田が追走する。
先頭を吸収すると、さらに白川も加勢して集団を大きく揺さぶった。
終盤に差し掛かかると、再び2人は見せ場を作る。
残り5周回で、白川が逃げ切りを見越したアタックを敢行。
半周を過ぎると22秒のリードを確保し、レースを進めた。
ひとり逃げ続ける白川は周回賞のFoot Max賞、続いてNorth Wave賞を獲得する。
しかし、確実に距離を縮めてきていた追走集団も白川の背中を捉え始めた。
すると今度は追走集団で身を潜めていた花田が白川を超えて前に出る。
抜け出しには至らなかったものの、再び集団を脅かす動きで、先頭は4名まで減少。
消耗激しいレースはファイナルラップを迎え、2人も決着に備える。
白川が牽引する小集団は残り300m地点を通過、ここで花田は3番手で位置取ると、背後から仕掛けた柚木伸元選手(日本大学)に反応。
最終ストレートでは横並びの接戦となったが、惜しくも2位でのフィニッシュとなった。
勝利には至らぬものの、互いの得意なパターンでの勝負にトライした。
また、併催されたキッズスクールではKINAN Racing Teamの選手がボトルの補給を模した指導も行った。
キッズカテゴリーでは補給こそ行われないが、「補給の重要性」と「走行中のボトルの扱い」を学んだ。
日差しが強く、ボトルに手が伸びやすいこの時期に最適なレッスンとなった。
このほか、チームサプライヤーであるシリーズ協賛のiRC Tireさま、FUSIONさま、アスリチューンさまに加え、株式会社フカヤさま、ワコーズさまにブースを出展いただいた。
選手たちが実際に扱う製品を参加者の皆様にも手に取っていただける機会となった。
全10戦で争われるKINAN AACA CUPは残すところあと3戦となる。
第8戦は10月28日に行われ、チームはこちらへの参加も予定している。
iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2023 第7戦 カテゴリー1-1結果(KINAN Racing Team分)
2 花田聖誠
4 白川幸希
Text, Photo: Ryo KODAMA
Edit: Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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