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KINAN RACING

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iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 第9戦 1-1クラス レポート

白川幸希が参加のAACA CUP第9戦
中間スプリント獲得など随所で動いて存在感を見せる
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2024年シーズン第9戦が11月17日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催。
最上位の1-1カテゴリーにはKINAN Racing Teamから白川幸希が単独参加。途中、中間スプリント賞を獲得するなど存在感を見せた。

67名と多数のエントリーを受けた1-1カテゴリー。オフシーズンとは思えないほどの参加ライダーに恵まれ、スタートラインに集まった活気の良いレーサーたちとともに白川も並んだ。
直属アカデミー「KINAN Racing Team MIE junior」所属選手に声をかけながらスタートを待つ。
パレード走行の後にリアルスタートが切られると、白川も集団内で展開を伺う。10秒前後の逃げグループが生まれるが、いずれもすぐに吸収される。
国内プロチームや強力な逃げには果敢に追走をかけ、勝機を逃さぬようチェックをかけた。
12周目に設定された中間スプリント(NORTHWAVE賞)に向けて、いよいよ白川が動く。
スプリントを狙って好位置でスタンバイすると、高木英行選手(CT GIANT Store Assen-NWVG)との競り合いに。ハンドルを投げ込んで先着し、この日一番の見せ場を作った。
終盤も大きな逃げができることはなく、最後は集団スプリントで決着。
高村明希斗選手(BREZZA-KAMIHAGI)が優勝。積極的に動いた白川は集団後方で見送り、レースを終えた。
レース後には多くの人が白川の元に駆けつけ、言葉を交わした。
先日、今季限りでの退団発表がされており、別れを惜しむファンや、ともにレースを走ったサイクリストたちとの交流を深めた。

今季のAACAカップへの参加は最後となったが、毎回各プログラムで会場を盛り上げた白川らしく、多くの人から労いを受けた。
残るイベントへの参加は12月8日開催の紀南シーサイドヴェロフェスタを予定している。
また、この日行われたキッズスクールでは白川に加え、会場入りした宮崎泰史が講師を務め、緩やかな勾配を使ってバイクコントロールの練習。
スムーズな走り出しを目指すべく視線やペダルキャッチを意識して取り組んだ。
直属アカデミー「KINAN Racing Team MIE junior」が出走したレースでは、白川も並走して健闘を見守っている。
会場のイベントブースには、今回もチームサプライヤーでありシリーズ協賛のiRC Tireさま、FUSION(有限会社 光設備)さまが出展。参加ライダーたちが足を運び、各社製品の性能を実感する場になった。
次回、最終節は12月22日に、愛・地球博記念公園モリコロパーク敷地内で開催。
「クリスマスヴェロフェスタ in モリコロパーク」との併催で、1-4クラスとキッズクラスのレースが実施され、KINANメンバーも応援に足を運ぶ予定となっている。
Text, Photo: Ryo KODAMA
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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