KINAN Racing Team

English
Light
Mode
Dark
Mode

Race Report

ツアー・オブ・ジャパン

大阪府・京都府・三重県・長野県・静岡県・神奈川県・東京都

大会公式ウェブサイト

UCI 2.2 / ステージレース

レースリポート

ツアー・オブ・ジャパン 第6ステージ・スルガ銀行 富士山

山本元喜はツアー・オブ・ジャパン山岳賞の座を堅守 最難関・富士山を乗り切り残り2ステージはレッドジャージへ一丸

●ツアー・オブ・ジャパン2026(UCIアジアツアー2.2)
5月29日 第6ステージ・スルガ銀行 富士山
62.1km

・出場選手
山本元喜
橋川丈(第4ステージDNS)
草場啓吾
ルーカス・カーステンゼン
レイン・タラマエ
小石祐馬(第5ステージDSQ)

タフな戦いが続いているツアー・オブ・ジャパン(TOJ)。5月29日は第6ステージとして、今大会最難関の富士山5合目へ。
この日から4選手でのレースとなるKINAN Racing Teamは、大きなトラブルなく難所をクリア。
山岳賞で首位に立ち、レッドジャージでスタートラインについた山本元喜はその座をキープし、残り2ステージでタイトル獲得をかける。

後半戦が進行中のTOJは、いよいよ今大会の大勢が見える富士山でのヒルクライムへ。
麓に設けられた周回コースを5周回(パレード区間含む)したのち、登坂距離11.4kmのふじあざみラインへ。平均勾配は10%、最大勾配にして22%を数え、高低差は1160m。
日本にとどまらず、アジア、そして世界に誇るヒルクライムコースは、結果がそのまま総合成績に反映される傾向に。上位進出のカギとなるステージへプロトンがチャレンジする。

KINAN Racing Teamは、前日に小石祐馬の離脱が決まり、この日から4選手で東京を目指していく。
山本が山岳賞ポイントを量産し、同賞リーダーに。レッドジャージを着て、他の3賞と並んでスタートライン最前列についた。

富士霊園前をスタートしたプロトンは、序盤からハイペースで進行。
最大7選手の先頭グループが形成され、一時は集団に対し3分差まで広げる。
KINAN勢4人はメイン集団に待機し、ふじあざみライン登坂に備える。集団の勢いが少しずつ増していき、前を行くライダーとのタイム差を縮めながら周回数を減らしていく。

最終登坂のふじあざみラインに向けて、集団前方にKINANメンバーが上っていきポジションを固める。
上位を狙う数チームが隊列を組んで前方へと上がる中に交じって重要な局面に備える。

今回もステージ優勝争いは最終登坂に移ってから。最後まで逃げ残った1人を集団が追う流れになって、やがて力勝負の様相に。
中腹まで集団のペースに合わせたKINANメンバーだったが、その後はそれぞれのペースでのクライミングに切り替え。
チーム最上位はレイン・タラマエの25位。その後草場啓吾、ルーカス・カーステンゼン、山本の順でフィニッシュへ。残る2ステージへ好感触を残しつつ、最難関ステージをクリアした。

このステージでは山岳賞争いに大きな変動はなく、山本のレッドジャージキープが決定。
富士山5合目のポディウムで改めてジャージが授与され、次のステージでも着用を続ける。

翌30日の第7ステージは、神奈川県相模原市が舞台。
東京2020オリンピックの自転車ロードレース競技のコースを一部採用し、高低の細かな変化が多いコースレイアウト。
107.5kmで競うステージでKINAN Racing Teamは、山本の山岳賞キープが最大のテーマに。
このステージだけで同賞ポイントは最大15点。首位の山本と2位選手との差は3点、3位選手とは10点となっており、まだまだ予断を許さない状況。

また、2日後の第8ステージでは山岳ポイントが設定されていないこともあり、第7ステージ終了後の結果がそのまま反映される。
その意味でも、KINAN Racing Teamにとって相模原での一戦が今大会における大一番になる。

●選手コメント
山本元喜
「明日は山岳賞争いで逆転される危険性のある選手だけは絶対に逃さないようにすること。それが一番大事になってくる。チームメンバーの総合成績次第では自分ひとりで山岳賞を守る展開になることを想定していたが、結果的にそうはならない感じなので、明日はチーム一丸でジャージを守っていくことになる。

本来は総合を狙うはずだったレインが、自分の山岳賞のために明日は働くと言ってくれている。すごく心強いし、彼がいてくれれば安心できる。山岳賞のレッドジャージは個人的に狙っていたものでもあるので、自分はもちろん、チームのためにも全力でキープをしたい」

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU

ステージ成績

  1. 1 マッテオ・ファッブロ(ソリューションテックNIPPOラーリ) 2時間3分54秒
  2. 2 カミール・ボヌー(ソリューションテックNIPPOラーリ) +32秒
  3. 3 エドアルド・セプルベダ(リーニンスター) +51秒
  4. 4 ベンジャミ・プラデス(VC福岡) +1分3秒
  5. 5 ファーガス・ブラウニング(トレンガヌサイクリングチーム) +1分10秒
  6. 6 マシュー・グリーンウッド(シーキャッシュ×ボディラップ) +1分15秒
  1. 25 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team) +7分48秒
  2. 52 草場啓吾(KINAN Racing Team) +19分23秒
  3. 58 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team) +20分46秒
  4. 64 山本元喜(KINAN Racing Team) +21分31秒

2026 個人総合時間

  1. 1 マッテオ・ファッブロ(ソリューションテックNIPPOラーリ) 11時間4分28秒
  2. 2 カミール・ボヌー(ソリューションテックNIPPOラーリ) +59秒
  3. 3 ベンジャミ・プラデス(VC福岡) +1分2秒
  4. 4 エドアルド・セプルベダ(リーニンスター) +1分17秒
  5. 5 ファーガス・ブラウニング(トレンガヌサイクリングチーム) +1分29秒
  6. 6 ニコロ・ガリッボ(TEAM UKYO) +1分39秒
  1. 20 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team) +8分16秒
  2. 54 草場啓吾(KINAN Racing Team) +44分37秒
  3. 61 山本元喜(KINAN Racing Team) +53分47秒
  4. 62 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team) +55分13秒

チーム総合時間

  1. 1 トレンガヌサイクリングチーム 32時間48分3秒
  2. 13 KINAN Racing Team +1時間15分4秒

Race report

  1. Home
  2. Races
  3. ツアー・オブ・ジャパン
  4. 山本元喜はツアー・オブ・ジャパン山岳賞の座を堅守 最難関・富士山を乗り切り残り2ステージはレッドジャージへ一丸