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KINAN RACING

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小石祐馬アジアンリーダー堅守 ツール・ド・台湾第4ステージ レポート

ツール・ド・台湾第4ステージで小石祐馬が総合順位キープに成功
最後の1日に順位アップとアジアンリーダー確定を賭ける
●ツール・ド・台湾(UCIアジアツアー2.1)
3月18日(水)第4ステージ
屏東六堆 高樹郷公所-六堆客家文化園区 131.2km

・出場選手
山本元喜
草場啓吾
ルーカス・カーステンゼン
新城雄大
小石祐馬
ツール・ド・台湾の第4ステージが3月18日に行われ、KINAN Racing Teamは終始メイン集団でレースを展開。
ステージ優勝争いがスプリントで決まったなか、KINAN勢は草場啓吾の14位を筆頭に5選手全員がきっちり走り切っている。
個人総合9位、ベストアジアンライダーとしてスタートした小石祐馬も安定した走りでその座をキープ。最後の1日で残されたチャンスに賭けることとなった。
大会は台湾南部を進行中。後半戦に入り、残り少ないチャンスを生かそうと多くのチームが攻撃的な走りを試みる。
KINAN Racing Teamも同様で、ここまでの3ステージで小石祐馬がキープし続けるベストアジアンライダーの座を守りながら、個人総合9位からのジャンプアップを。
加えて、他の4選手のステージ優勝へのトライを続けていく。
第4ステージのレース距離は131.2km。その行程は、前半部の上りを越えるとあとはおおむね平坦。
56.38km、92.93km、119.30kmの3カ所に中間スプリントポイントが設定される。
上位通過3人にそれぞれ3秒・2秒・1秒のボーナスタイムが付与されるが、第3ステージではそれらを狙った争いが激化。
この日も同様で、個人総合上位の選手たちが僅差の状況を好転させようと貴重な数秒を獲りに行くと予想される。
序盤は前日と同様にアタックが散発し、前を狙う選手たちが攻めの姿勢を見せる。
KINAN勢は個人総合上位の選手を中心にチェックに回り、確実にリスク回避。
一時的に集団が割れ、小石らが先行の可能性をうかがうが、ライバルチームの動向を見て集団待機を選択する。
細かな出入りはスタートから40kmほど続いたが、やがて5選手が先頭グループを形成。
個人総合トップ10圏内の選手が含まれなかったこともあり、リーダーチームのロット・アンテルマルシェが集団最前列を固めペースコントロールを開始。
前の5人とは2分前後の差で進行し、KINAN勢も集団の中でレースを進行させた。
先頭とメイン集団との構図は最終盤まで続いた。
この間、3カ所の中間スプリントポイントはいずれも前を行く選手たちが獲得。ボーナスタイムによる総合順位の変動をKINAN勢を含む多くのチームが回避。ス
プリントフィニッシュに向けた集団の活性化は、最終の10kmでようやく本格的なものになった。
最終局面に向けては、KINANメンバーも隊列を組んでルーカスでのスプリント態勢を固める。
粘りに粘った先行ライダーたちをフィニッシュ手前1.7kmで集団がキャッチすると、左サイドからKINANトレインが最前線へ。
山本元喜や新城雄大が草場とルーカスを引き上げて最後の直線へ。混
戦となった約1kmの最終ストレートで勝負は決し、草場がチーム最上位の14位でのフィニッシュとなった。
KINANメンバー5選手はいずれもトラブルなくレースを完了。
アジアンリーダーの小石も安全圏で走り終えて、同賞を堅守。個人総合ではスタート時と同じく9位。
トップとは14秒差のまま最終日へと向かう。
大会は残り1ステージ。最後を飾るのは台湾東部・国道9号線を北上するルート。
大小の変化が特徴的なレイアウトで、この地域最大の淡水湖である鯉魚潭の周囲をめぐる終盤でクライマックスに。
特に、フィニッシュへ向かう約5kmの上りは最終決戦としてふさわしいポイントとなる。今大会最長の153.71kmで5日間の戦いのすべてが決する。
個人総合19位までが16秒差の中にひしめく僅差で、1秒を争う動きが最後の最後まで続く。
KINAN Racing Teamにとっては、小石の上位進出にフォーカスする大きな1日になる。
ツール・ド・台湾 第4ステージ(131.2km)結果
1 ドゥシャン・ラヨビッチ(ソリューションテック・NIPPO・ラーリ)2時間44分49秒
2 ポール・エヌカン(エウスカルテル・エウスカディ)+0秒
3 アンドレア・ダマト(チーム右京)
4 リアム・ウォルシュ(シーキャッシュ×ボディラップ)
5 マティス・グリゼル(ロット・アンテルマルシェ)
6 ロドリゴ・アルバレス(ブルゴス・ブルペレット・BH)
14 草場啓吾(KINAN Racing Team)
29 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)
48 山本元喜(KINAN Racing Team)
59 小石祐馬(KINAN Racing Team)
84 新城雄大(KINAN Racing Team)+40秒


・個人総合成績
1 マティス・グリゼル(ロット・アンテルマルシェ)10時間12分31秒
2 マシュー・フォックス(ロット・アンテルマルシェ)+4秒
3 ジョルディ・ロペス(エウスカルテル・エウスカディ)+7秒
4 ニル・ヒメノ(エキポ ケルンファルマ)+12秒
5 イバン・コーボ(エキポ ケルンファルマ)+13秒
6 フェルガス・ブローニング(トレンガヌサイクリングチーム)
9 小石祐馬(KINAN Racing Team)+14秒
23 山本元喜(KINAN Racing Team)+1分1秒
61 新城雄大(KINAN Racing Team)+9分50秒
67 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+11分36秒
76 草場啓吾(KINAN Racing Team)+13分16秒


・ベストアジアンライダー
1 小石祐馬(KINAN Racing Team)10時間12分45秒
4 山本元喜(KINAN Racing Team)+47秒
24 新城雄大(KINAN Racing Team)+9分36秒
34 草場啓吾(KINAN Racing Team)+13分2秒


・ポイント賞
8 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)22pts
31 小石祐馬(KINAN Racing Team)3pts
35 草場啓吾(KINAN Racing Team)2pts


・チーム総合
1 エウスカルテル・エウスカディ 30時間38分21秒
5 KINAN Racing Team +1分36秒
●選手コメント
小石祐馬
「今日も序盤はアグレッシブで、集団が割れたりした局面もあったし、可能性があれば自分も前を狙ってみようと思うような流れだった。結果的に順位変動なく今日を終えられたので、最終日は総合成績にすべてフォーカスして走れたらと思っている。

明日は何が起こってもすべてが決まる1日なので、チームとして自分たちからアクションを起こせるような流れをつくりたい。上位チームや強い選手たちの動きをチェックすることに力を使っている面はあるので、自分たちで展開を構築することが重要。それがハマれば意図を同じくするチームや選手との協調から順位アップができる可能性だってある。受け身にならず、どんどん攻めの姿勢を見せていきたい。」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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