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KINAN RACING

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中島康晴3位! おおいた いこいの道クリテリウム レポート

おおいた いこいの道クリテリウムで中島康晴が3位
激しいポジション争いで前線押さえて表彰台の一角確保につなげる
●おおいた いこいの道クリテリウム(Jプロツアー)
1km×45周 45km

●KINAN Cycling Team出場選手
山本元喜
椿大志
山本大喜
トマ・ルバ
中島康晴
新城雄大
Jプロツアーの大分シリーズが10月3日からスタート。
まずは、おおいた いこいの道クリテリウムが大分駅前の目抜き通りを舞台にして開催された。
6選手で挑んだKINAN Cycling Teamは終始、集団内の好位置をキープ。
最後は少数でのスプリント勝負に加わった中島康晴が3位に入り、表彰台の一角を確保した。
例年UCI(国際自転車競技連合)公認の国際レースとして行われてきた大分でのレースは、パンデミックによる海外チーム・選手招致が難しい現況を鑑み、今年はJBCF(全日本実業団自転車競技連盟)主催のレースとして行われることとなった。
大分駅前・大分いこいの道周辺を利用した公道コースは、ヘアピンカーブや直角コーナーが複数回含まれる1周1km。
加速と減速、さらには最終局面での位置取りが非常に重要になるなど、バイクコントロールが求められるコースと言える。
そんなレースに、KINAN Cycling Teamは中島のほか、山本元喜、椿大志、山本大喜、トマ・ルバ、新城雄大の6選手が出走。
前週開催の広島でのレース後に大分入りし、今節に向けた調整を行ってきた。
レースは数周回進んだところで、阿部嵩之選手(宇都宮ブリッツェン)と大前翔選手(愛三工業レーシングチーム)による2選手による逃げができる。
この逃げを容認したことでメイン集団には落ち着きが生まれ、マトリックスパワータグによるコントロールで周回数を消化していく。
KINAN勢は集団内前方に位置し、その後の展開に備えた。
先頭2人とメイン集団との構図が長く続くが、終盤に入っての集団のペースアップによって、ラスト4周回となったところで吸収。
同時に、集団後方は崩壊状態となり人数を減らしていった。
最終周回、好連携で前線をキープしていた中島がさらにポジションを上げていく。
位置取りが勝負を決めるといわれる最終コーナーでも前方を押さえると、得意のバイクテクニックから理想的な形でスプリント体勢へ。
最終局面は、フィニッシュラインギリギリまでの競り合いとなり、惜しくもトップは逃したものの3位を確保。
表彰台の一角をゲットした。
幸先のよい今節のスタートを切ったチームは、翌4日に「おおいたサイクルロードレース」で改めてタイトル獲得を狙う。
レースは大分スポーツ公園内・昭和電工ドーム大分周辺で開催。
クリテリウム同様、チームは6人のメンバーで参戦する。
おおいた いこいの道クリテリウム(45km)結果
1 沢田桂太郎(チーム ブリヂストンサイクリング) 1時間1分22秒
2 レオネル・キンテロ(ベネズエラ、マトリックスパワータグ) +0秒
3 中島康晴(KINAN Cycling Team)
4 大前翔(愛三工業レーシングチーム)
5 横塚浩平(チームUKYO) +2秒
6 孫崎大樹(チーム ブリヂストンサイクリング) +3秒
9 山本大喜(KINAN Cycling Team) +5秒
22 山本元喜(KINAN Cycling Team) +15秒
28 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +31秒
29 新城雄大(KINAN Cycling Team) +31秒
DNF 椿大志(KINAN Cycling Team)
●選手コメント
・中島康晴
「まず、公道でのレースを開催してくださったことに感謝している。クリテリウムレースの開催が決定した時からうれしく、勝ちを狙っていた。

レース中は要所での(新城)雄大のサポートに助けられた。(山本)元喜、や(山本)大喜も近くにいてくれた。それを感じていたので、ラスト5周あたりでチームのために絶対勝とうと強く思い、さいごのスプリントにつなげた。結果的にブリヂストンに主導権を奪われてしまったが、ここを握れるかどうかで差が出てくる。最後は相手が純粋に強かった。ただ、ポディウムに上がることができたのはうれしいし、明日につながればと思っている」
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos: Midori SHIMIZU
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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