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KINAN RACING

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孫崎大樹2位 志布志クリテリウム レポート

志布志クリテリウムで孫崎大樹が2位
トップを猛追したスプリントでメイン集団の先頭を押さえる
●志布志クリテリウム(Jプロツアー)
2月25日(日)
2.9km×20周回=58.0km

・出場選手
孫崎大樹
山本元喜
白川幸希
柚木伸元
宮崎泰史
トマ・ルバ
新城雄大
畑中勇介
国内プロロードレースのJプロツアーは2月25日に鹿児島県で志布志クリテリウムを行い、8選手で臨んだKINAN Racing Teamは孫崎大樹が2位を確保。
今季初の上位進出で表彰台を押さえるとともに、積極策を奏功させてチーム戦術の精度アップを示した。
前日に開催された鹿屋・肝付ロードレースに続く、鹿児島での開幕シリーズ。
ロードレースでは上位進出を逃したものの、序盤からの動きによって孫崎が、中盤から先頭グループに入った畑中勇介がそれぞれスプリント賞を獲得。
次に控えたクリテリウムでは上位に入って表彰台への登壇を目指していく。
連日の雨によって、ウェットコンディションとなったクリテリウムコース。
1周2.9kmを20周回・58kmで争われ、ヘアピンコーナーと鋭角コーナーが2カ所ずつのシンプルなレイアウト。
レース距離が短いこともあって、終始ハイスピードで進んでいくことが想定された。
その見立て通り、レーススタートから次々と前をうかがう選手が表れる。
KINAN勢も山本元喜、新城雄大、白川幸希、宮崎泰史、柚木伸元らが代わる代わる前線へ。
大人数が動き出す局面では孫崎や畑中も加わって、他チームの攻撃は許さない。
常にKINANメンバーが前方を固め、状況次第では逃げに加わる態勢を整えていく。
ハイペースで進行し、多くのチームが先行を試みる状況が続いたこともあり、出入りが繰り返される流れのままでレースは進行。
14周目最後のヘアピンコーナーでは7人が絡む落車が発生し、孫崎が足止めを余儀なくされたがニュートラル(1周後にレース復帰できるクリテリウムルール)で集団に復帰している。
スプリント勝負を意識し多くのチームが主導権を争う中、16周目の後半に山本がアタック。
一時的ながら集団に対し数秒先行し、レースを活性化。追いかける他チームの消耗を誘う効果的な動き。
それからは宮崎らが集団前方を確保し、やがてトマ・ルバや白川が牽引役として集団先頭に立った。
そして最後の1周。牽引を引き継いだ新城が孫崎を前線へと押し上げる。
タイミングを同じくして4人がアタック。集団では組織的に追うチームが現れず、前を行く選手たちとは差が開く一方。
何とか残り1kmまでに3選手を捕まえたものの、唯一逃げ続けた寺田吉騎選手(シマノレーシング)とのギャップは埋めきれないままヘアピンコーナーを抜け、最後の直線を迎えた。
ここで加速を見せたのは孫崎。他チームのスプリンター陣をかわし、残るは寺田選手のみ。
しかし、一度広がった差は最後まで詰められず先着を許す形に。2位でレースを終えた。

どのチームも積極策を講じたこともあり、終盤は混戦模様となった今回。
敗れはしたものの、消耗戦に持ち込んで勝機を探るスタイルで上位入りに成功。
連携面での確実な手ごたえを得て、一層の精度アップを目指すことを選手たちは誓っている。
孫崎の走りで、チームとしても今季初となるトップ3での表彰台。
ポディウムの最上段が見える位置に来ているとともに、チーム状態の高まりを証明している。

国内開幕の2連戦で成果を上げたチームの次戦は、3月2日・3日の富士クリテリウムチャンピオンシップ。シーズン初勝利をかけて挑む。
志布志クリテリウム(58.0km)結果
1 寺田吉騎(シマノレーシングチーム)1時間18分13秒
2 孫崎大樹(KINAN Racing Team)+1秒
3 松本一成(TeamCyclersSNEL)+2秒
4 黒枝咲哉(スパークルおおいたレーシングチーム)
5 小野寺玲(ヴィクトワール広島)
6 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)
23 新城雄大(KINAN Racing Team)+6秒
39 柚木伸元(KINAN Racing Team)+11秒
50 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+18秒
81 畑中勇介(KINAN Racing Team)+1分10秒
84 宮崎泰史(KINAN Racing Team)+2分5秒
85 白川幸希(KINAN Racing Team)+2分37秒
86 山本元喜(KINAN Racing Team)+3分9秒
●選手コメント
孫崎大樹
「チームとして攻めていこうとみんなで話していて、レース前半はその通りに展開できた。(山本)元喜さん、(新城)雄大さん、僕の3人が中心になって集団を動かしつつ、メンバー間で感じたことを共有し合いながら周回を重ねていった。

レースの流れ的に集団が有利になっていくだろうと思い、スプリント狙いに切り替えてチームのみんなにも対応してもらった。昨日も含めてチーム内でのコミュニケーションはしっかりできていて、特に今日はそれを実行に移すことができた。僕が脚を溜めている間は元喜さんがアタックしてくれたり、(宮崎)泰史がフォローに回ってくれたりと、みんなで良いレースに仕上げられたと思う。

最終盤のトマさんの牽きの後でカウンターアタックを許してしまったことが悔やまれるけど、表彰台確保という最低限の仕事はできた。今日のようなレースができれば勝利を手繰り寄せられるはずなので、さらに精度を高めて3月以降のレースに臨みたい」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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