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KINAN Racing Team MIE junior定例報告【8月】

KINAN Racing Team MIE junior定例報告【8月】
大きな目標を据えて暑い夏を越える
弊チーム直属のアカデミー「KINAN Racing Team MIE junior(キナンレーシングチームみえジュニア)」が、8月11日開催の「iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP」に出場しました。
無理なく暑い日々を過ごすとともに、秋に向け大きな目標を据えて取り組んでいくことを確認する機会になりました。
■iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP 2024第6戦

今回は4つのカテゴリーに計9人が出走しました。

キッズ自由クラスはプロレースさながらの集団スプリトによる優勝争いになって、青井瑛集が激戦を制しました。
近い年代の選手同士で競うキッズクラスは、みずからの力と成長度合いを計る良い機会にもなっています。
ライバル選手との走りを比較する場にもなり、その中で勝つことで一層自信を深めていきます。
最上位カテゴリーの1-1に出走したのは大里真琴。
前節は1-4で2位と健闘しましたが、今節は1-1に集中し、年長ライダーとの勝負に挑みます。
KINAN Racing Teamの主力選手たちがレース終始活性化させたこともあって、いつも以上にハードな展開だった中、メイン集団内でレースを完了。今度は有効リザルトの5位以内を目指します。

上位フィニッシュには至りませんでしたが4選手が出走した1-4、3選手が出走のU15も金子哲志コーチやKINAN Racing Teamメンバーが同走し、その走りを見守りました。
選手たちの後ろからアドバイスを送り、「プロの走り方」をレースを通じて感じてもらいます。
コーチ陣は風よけや先頭交代に加わるなどの直接的な助力は行わず、選手たちの走力をベースにひとりひとりに合った効果的な声掛けに終始。
レース後の振り返りでは、走りながら感じていたことや反省点を選手たちの言葉で挙げてもらいながら、今後に生かすためのコーチングを行いました。
●iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP 2024第6戦 みえジュニア結果

・1-4
完走 矢田丈
完走 越知映成
完走 青井鷲大
完走 酒井大地

・Kids(自由)
1. 青井瑛集
5. 前橋明季
21. 服部未来

・1-1
完走 大里真琴

・U-15
2. 越知映成
3. 伊藤遼
4. 酒井大地
■暑い夏を越えて、大きな目標を10月に設定

7月20・21日には、チーム発足初のトレーニングキャンプを実施。
2日間の共同生活では、屋外走行にとどまらず、座学でいま一度「レースの心得」をコーチたちが講義。
レースから逆算しての日々の生活スタイルや、レース本番での心構え・モチベーションの上げ方といった面を説いていきました。
何より、コーチ陣がトップシーンでのレース経験が豊富なだけに、そこで語られるひとつひとつの内容に説得力が加わります。

記録的な猛暑であるこの夏は、トレーニングをやりすぎないことを共通認識とし、選手個々のフィジカルに合った取り組みをローラーなど室内で行うよう勧めています。
限られた状況下でのトレーニングでも、確かな能力の向上が見られており、ひと夏越えた先の選手たちの走りに大きな期待ができそうです。

そんなチームの目標は、10月27日に開催される全国ジュニア自転車競技大会(通称:四日市ジュニア)。
各選手とも年代別の上位を狙える力にあり、発足1年目からのビッグタイトルを目指して取り組みを強化していきます。
■コーチ総評
●金子哲志コーチ
「秋に控える四日市ジュニアを照準に、選手たちひとりひとりにトレーニングメニューを与えている段階です。選手たちは精力的にトレーニングに励んでいて、5月から6月にかけて行った取り組みの成果も出はじめています。実際に上位を狙える走りができていますし、年上の選手たちと走っても集団から遅れなかったりと、目に見えてレベルアップを感じられるようになっています。

レースでは屋外を走りますが、トレーニングは極力室内で行うよう選手たちには伝えています。クーラーの効いた場所でローラートレーニングを…という具合ですね。その甲斐あって、疲労が蓄積した状態で今日のレースを走るような状況は避けられた印象です。

四日市ジュニアについては、実際にどのあたりのリザルトを目指していけそうか、選手たちと話し合いながらより細かな目標設定をしていきたいと考えています。選手によっては、昨年は趣味レベルでの出走だった…なんてケースもあるようですので、今年は一段階上にフォーカスして走れるようアドバイスしていければと思います。

7月にはトレーニングキャンプを行いました。一晩一緒に過ごしたことで、選手たちの食事の量や食べ方、自転車以外での過ごし方を見る機会にもなりました。また、午前・午後とトレーニングをする中での回復力や持久力を図ることもできたので、われわれとしては今後のアプローチにつなげられると考えています。」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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