東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2023年シーズン第3戦が4月29日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催された。
同シリーズは4つのカテゴリーとキッズカテゴリーのレースで構成され、ステップアップ方式で競技力を向上できるイベントとなっている。

シリーズのホストを務めるKINAN Racing Teamからは花田聖誠、荒井佑太、宮崎泰史が参加。
5.1kmのコースを20周回・102kmで競った最上級カテゴリー1-1クラスのレースには花田と荒井が出走した。

そのレースでは、花田は先行した集団を捉えるべく前方で動き続け、荒井はスプリントの展開に備えながらの展開に。
人数を多数揃えた強豪プロチームらを相手に鎬を削った。

また、レースを控えた子どもたちへ向けたキッズスクールでは、KINAN選手たちが講師役に。
この日はスラロームコーンを用いたレッスンを行い、バイクコントロール向上を目指すカリキュラム。
選手らは、子どもたちの反応を観ながら難易度を上げていくなど、楽しく技術を向上させ、安全性の強化を図った。

このほか、チームサプライヤーであるシリーズ協賛のiRC Tireさまほか、おなじみのFUSIONさま、アスリチューンさまがブースを出展。
さらに（株）フカヤさま、ウィンクレルさまにも出店いただき、選手たちが扱う機材や新製品を会場で紹介した。

全10戦で争われる同シリーズ。
続く第4戦は5月6日に行われ、引き続きKINANメンバーがホストを務める。

Text, Photo: Ryo KODAMA
Edit: Edit: Syunsuke FUKUMITSU