草場啓吾優勝! 鹿屋・肝付ロードレース レポート
草場啓吾が鹿屋・肝付ロードレースで優勝
国内初戦を鮮やかに制しチームの勢いを印象付ける
国内初戦を鮮やかに制しチームの勢いを印象付ける
●鹿屋・肝付ロードレース(Jプロツアー)
2月21日(土)
鹿児島県立大隅広域公園特設コース 6.5km×23周=149.5km
・出場選手
山本元喜
橋川丈
草場啓吾
宇賀隆貴
新宮颯太
新城雄大
2月21日(土)
鹿児島県立大隅広域公園特設コース 6.5km×23周=149.5km
・出場選手
山本元喜
橋川丈
草場啓吾
宇賀隆貴
新宮颯太
新城雄大
国内プロチームによるレースシリーズ、Jプロツアーが2月21日開催の鹿屋・肝付ロードレースで開幕。
2026年最初の国内戦となったレースで草場啓吾がフィニッシュ前でのスプリント勝負を制して優勝。
この日は前半から山本元喜が長時間の逃げを打ち、終盤にかけても常に主導権を握った状態で最終局面へ。
スピードとパワーを要する上りスプリントで草場が圧倒しチームに勝利をもたらした。
2026年最初の国内戦となったレースで草場啓吾がフィニッシュ前でのスプリント勝負を制して優勝。
この日は前半から山本元喜が長時間の逃げを打ち、終盤にかけても常に主導権を握った状態で最終局面へ。
スピードとパワーを要する上りスプリントで草場が圧倒しチームに勝利をもたらした。

日本におけるロードレース競技の活性化と強化を軸に展開されるシリーズ戦であるJプロツアーは、過去3年と同様に鹿児島からシーズンがスタート。
ここから、国内各所を転戦し秋まで熱戦が続いていく。
ここから、国内各所を転戦し秋まで熱戦が続いていく。

鹿屋・肝付ロードレースは大隅広域公園を基点とする6.5kmの周回コースを採用。
大会名にある通り、鹿児島県鹿屋市と肝付町とを行き来するルートで、周回序盤と終盤にそれぞれアップダウンが控える変化の多いレイアウト。
これを23周回する149.5kmで競うが、例年レース後半にかけてサバイバルの様相を呈する。
大会名にある通り、鹿児島県鹿屋市と肝付町とを行き来するルートで、周回序盤と終盤にそれぞれアップダウンが控える変化の多いレイアウト。
これを23周回する149.5kmで競うが、例年レース後半にかけてサバイバルの様相を呈する。

KINAN Racing Teamはこのレースと翌日の志布志クリテリウムとを草場、山本のほか橋川丈、宇賀隆貴、新宮颯太、新城雄大の6選手で戦う。
今季から、Jプロツアー各レースで1チームの最大人数が6選手となったことも関係し、チーム内競争を経た選手たちが満を持してスタートの瞬間を迎えることになる。
今季から、Jプロツアー各レースで1チームの最大人数が6選手となったことも関係し、チーム内競争を経た選手たちが満を持してスタートの瞬間を迎えることになる。

シーズン初戦独特の緊張感の中で始まったレースは、序盤からKINAN勢が果敢に展開を作っていく。
2周目の終盤に橋川の動きをきっかけに4選手が集団から抜け出すと、少しおいて山本も合流。
先頭に2選手を送り込んで優位にレースを進めていく。数周回先行したのちに集団へと戻ることとなったが、先制攻撃でプロトン全体の主導権争いを一歩リードする。
2周目の終盤に橋川の動きをきっかけに4選手が集団から抜け出すと、少しおいて山本も合流。
先頭に2選手を送り込んで優位にレースを進めていく。数周回先行したのちに集団へと戻ることとなったが、先制攻撃でプロトン全体の主導権争いを一歩リードする。

その後はアタックが散発しては決まらないという状況が連続したが、8周目後半の山本の動きで流れが一気に変化。
追随した2選手とともに逃げの態勢を整えると、徐々にメイン集団に対してタイム差を拡大。
先頭グループにメンバーを送り込まなかったチームが集団のペースをアップを図って山本らとの差を縮めようと試みる中、KINANメンバーでは新宮が集団前方に位置して主導権を譲らない。
1分前後のタイム差のまま、レースは後半戦へと移っていった。
追随した2選手とともに逃げの態勢を整えると、徐々にメイン集団に対してタイム差を拡大。
先頭グループにメンバーを送り込まなかったチームが集団のペースをアップを図って山本らとの差を縮めようと試みる中、KINANメンバーでは新宮が集団前方に位置して主導権を譲らない。
1分前後のタイム差のまま、レースは後半戦へと移っていった。

快調に飛ばし続けた山本たちのグループだが、残り5周を切って徐々に消耗の色が見えてくる。
この頃にはメイン集団では数チームがスピードを上げて、追走ムードが高まっている状態。
数十秒差で逃げる山本は他の2人を引き離して独走に持ち込むと、再びメイン集団との差を1分近くまで広げ、なおも先頭を行く構え。
集団待機のKINANメンバーも少しずつ前方にポジショニングを整えて次の展開に備えると、21周目後半の上り区間で発生したアタックに橋川が反応し、追撃の芽を摘んだ。
この頃にはメイン集団では数チームがスピードを上げて、追走ムードが高まっている状態。
数十秒差で逃げる山本は他の2人を引き離して独走に持ち込むと、再びメイン集団との差を1分近くまで広げ、なおも先頭を行く構え。
集団待機のKINANメンバーも少しずつ前方にポジショニングを整えて次の展開に備えると、21周目後半の上り区間で発生したアタックに橋川が反応し、追撃の芽を摘んだ。

先頭を行く山本とメイン集団とは20秒差で最終周回へ。
スプリント勝負をもくろむチームが集団を牽引し山本に迫ると、残り3kmでついにレースはふりだしに。
ここからはKINAN勢もスプリントに向けて状勢を切り替えると、上り区間で橋川が猛然とペースを上げて集団の人数を絞り込む。
数チームが入り乱れて最終局面を迎えると、KINAN勢は草場のスピードに勝負を託した。
スプリント勝負をもくろむチームが集団を牽引し山本に迫ると、残り3kmでついにレースはふりだしに。
ここからはKINAN勢もスプリントに向けて状勢を切り替えると、上り区間で橋川が猛然とペースを上げて集団の人数を絞り込む。
数チームが入り乱れて最終局面を迎えると、KINAN勢は草場のスピードに勝負を託した。

集団2番手で最後の直線に入った草場は、他選手の動きを冷静に見ながらギアアップ。
最終ストレートは約200mの上り基調で、他を圧倒するスプリント。
ライバルを寄せ付けず一番にフィニッシュラインを駆け抜け、2026年の国内シリーズ初戦を飾った。
最終ストレートは約200mの上り基調で、他を圧倒するスプリント。
ライバルを寄せ付けず一番にフィニッシュラインを駆け抜け、2026年の国内シリーズ初戦を飾った。

1月から精力的にレース活動を行っているチームとしては、これがシーズン3勝目。
とりわけスプリント強化の一翼を担っている草場の勝利は、チームをさらに勢いづけるものに。
何よりも、各選手の好調さをアピールするレースとなった。
この優勝により、草場はシリーズリーダーの証であるルビーレッドジャージを獲得。次戦はスペシャルジャージでスタートラインにつくことが決まった。
とりわけスプリント強化の一翼を担っている草場の勝利は、チームをさらに勢いづけるものに。
何よりも、各選手の好調さをアピールするレースとなった。
この優勝により、草場はシリーズリーダーの証であるルビーレッドジャージを獲得。次戦はスペシャルジャージでスタートラインにつくことが決まった。

また、大きな勝利をお膳立てした山本は長距離逃げが実り敢闘賞を獲得。学生時代を過ごした鹿屋市でのレースで、地元ファンの期待に応えた。

国内初戦勝利をはずみに、チームは次の戦いへ。
翌22日の志布志クリテリウムは、2.9kmのコースを20周回する58kmの短期決戦。
Jクリテリウムツアーの初戦に位置づけられ、こちらもここから数戦をかけてスピードマンのトップを争っていく。
KINAN Racing Teamは鹿屋・肝付ロードレースと同じ6選手で出走。今回の白星で注目度が高まる中で、連勝を目指していく。
翌22日の志布志クリテリウムは、2.9kmのコースを20周回する58kmの短期決戦。
Jクリテリウムツアーの初戦に位置づけられ、こちらもここから数戦をかけてスピードマンのトップを争っていく。
KINAN Racing Teamは鹿屋・肝付ロードレースと同じ6選手で出走。今回の白星で注目度が高まる中で、連勝を目指していく。

鹿屋・肝付ロードレース(149.5km)結果
1 草場啓吾(KINAN Racing Team)3時間26分25秒
2 岡本勝哉(HPCJC BRIDGESTONE-ANCHOR)+0秒
3 孫崎大樹(ヴィクトワール広島)
4 大河内将泰(CIEL BLEU KANOYA)
5 渡辺一気(京都産業大学)
6 小森継心(備後しまなみeNShare)+1秒
21 新城雄大(KINAN Racing Team)+13秒
22 橋川丈(KINAN Racing Team)+14秒
28 山本元喜(KINAN Racing Team)+39秒
34 宇賀隆貴(KINAN Racing Team)+58秒
55 新宮颯太(KINAN Racing Team)+5分42秒
1 草場啓吾(KINAN Racing Team)3時間26分25秒
2 岡本勝哉(HPCJC BRIDGESTONE-ANCHOR)+0秒
3 孫崎大樹(ヴィクトワール広島)
4 大河内将泰(CIEL BLEU KANOYA)
5 渡辺一気(京都産業大学)
6 小森継心(備後しまなみeNShare)+1秒
21 新城雄大(KINAN Racing Team)+13秒
22 橋川丈(KINAN Racing Team)+14秒
28 山本元喜(KINAN Racing Team)+39秒
34 宇賀隆貴(KINAN Racing Team)+58秒
55 新宮颯太(KINAN Racing Team)+5分42秒

●選手コメント
草場啓吾
「最後の最後までスプリント勝負になるのか分からないまま最終局面を迎えたけど、チーム全員で対応をして僕が勝負できる状況を作ってくれた。みんなには感謝しかない。
今日はチームとして勝つという強い意志を持って臨んでいた分、プレッシャーはかなりあった。勝ってよかったと思うと同時に、狙い通り走ることができてホッとしている。個人的には去年の成績が良くなかったことで不安もあったけど、チームのみんなのおかげで自信をもって走れた。(山本)元喜さんが逃げ続けてくれていた間、僕は集団内で落ち着いて走れていて、ストレスなく勝負どころへと向かっていけた。
今日勝ったことで、明日のクリテリウムも戦いやすくなったと思う。マークされる中でもうまく走って連勝して、KINANはスプリントでも強いというところを見せていきたい」
草場啓吾
「最後の最後までスプリント勝負になるのか分からないまま最終局面を迎えたけど、チーム全員で対応をして僕が勝負できる状況を作ってくれた。みんなには感謝しかない。
今日はチームとして勝つという強い意志を持って臨んでいた分、プレッシャーはかなりあった。勝ってよかったと思うと同時に、狙い通り走ることができてホッとしている。個人的には去年の成績が良くなかったことで不安もあったけど、チームのみんなのおかげで自信をもって走れた。(山本)元喜さんが逃げ続けてくれていた間、僕は集団内で落ち着いて走れていて、ストレスなく勝負どころへと向かっていけた。
今日勝ったことで、明日のクリテリウムも戦いやすくなったと思う。マークされる中でもうまく走って連勝して、KINANはスプリントでも強いというところを見せていきたい」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU












