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KINAN RACING

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草場啓吾3位 志布志クリテリウム レポート

草場啓吾が連日の表彰台
チームを挙げての波状攻撃から3位でフィニッシュに飛び込む
●志布志クリテリウム(Jクリテリウムツアー)
2月22日(日)
志布志しおかぜ公園 2.9km×20周=58.0km

・出場選手
山本元喜
橋川丈
草場啓吾
宇賀隆貴
新宮颯太
新城雄大
国内ロードレースシーンの一翼であるJクリテリウムツアーが2月22日に開幕。
今季の初戦として志布志クリテリウムが行われ、KINAN Racing Teamは再三再四の攻撃から最後は草場啓吾がスプリントに挑んで3位でフィニッシュ。
前日の鹿屋・肝付ロードレースの優勝に続き、2日連続での表彰台登壇。
また、攻撃的なレースを作り上げた山本元喜と橋川丈はレース途中に設定される周回賞を獲得。
58.0kmと短距離決戦となったレースにあってチーム力の高さを印象付けている。
鹿児島県の大隅半島を舞台に国内開幕シリーズが展開中。
前日21日には日本における最高峰リーグであるJプロツアーが幕を開け、149.5kmで争われた鹿屋・肝付ロードレースで草場が優勝。勝敗を分けた上り基調のスプリントで他を圧倒した。
続いて迎えるのが、Jクリテリウムツアーの開幕戦である志布志クリテリウム。
4回目の開催となる今回は、志布志しおかぜ公園を基点とするL字コースの扱いが新たなものに。
今回からはフィニッシュ位置が変わり、右へ180度ターンするヘアピンコーナーを抜けると約1km先のラインへと一直線。
昨年までは鋭角コーナーでの通過位置がリザルトに反映されたが、新たな形態となってその趣きが変わるものと予想された。
KINAN Racing Teamは前日の勝利の勢いのままに、草場、山本、橋川、宇賀隆貴、新宮颯太、新城雄大の6選手がスタートラインへ。2連勝を目指し、再び草場を軸にレースの組み立てを図っていく。

2.9kmのコースを20周回・58.0kmと短時間での勝負となることもあり、スタート直後からハイペースで進んでいく。
前日同様にプロトンの活性化を呼び込んだのはKINAN勢。山本が先頭をうかがうと、それをきっかけに橋川も続き、集団を縦長に伸ばしていく。
速い展開を継続すべく、宇賀や新宮、新城も代わる代わる集団先頭に立って、主導権をキープした。
3周目以降、2周回置きに設定された周回賞では、細かな攻撃が繰り返される中からKINAN勢がたびたび抜け出しに成功。
この日最初となった3周回目に山本が1位通過で同賞獲得を決めると、9周回目には橋川が、さらに11周回目に再び山本がが周回賞を周回賞を手中に。
主だった逃げは生まれないものの、出入りが連続する中で、KINANメンバーが存在感を見せていく。
レース後半にかけて雨脚が強まると、残り7周回となったところで9人が集団に対して数秒のリード。
ここに山本と新城が加わって数周回先行したが、戦力の整ったチームはいずれもこの動きに対応しており、互いの思惑は一致せず。
山本と新城は集団へともどり、スプリントに向けて状勢を整える形をとった。
残り3周を切ると、スプリントを狙うチームが隊列を組んで集団前方へ。
KINAN勢も橋川や山本が好位置を固めると、新城と宇賀で草場を引き上げる。
前日同様に、草場のスプリント力に勝負を託し、最終周回に突入した。
多くのチームが入り乱れてスプリントポジションを争う中、草場は冷静に構えて最終コーナーであるヘアピンを抜けたところから前方へ。
フィニッシュ前200mから加速すると、最後は数人が横一線。連勝こそならなかったものの、草場は3位でまとめて連日の表彰台確保に成功した。
結果的に、上位3選手は鹿屋・肝付ロードレースと同メンバーで、順位だけ異なる格好に。
シーズン序盤の好調さをうかがわせるとともに、今季のスプリント戦線の主役になることを予感させる激戦で、チームは狙い通りに草場を上位へと送り込んでいる。
これらの結果によって、この日は3位の草場に続き周回賞の山本と橋川も表彰台へ。
底上げが急速に進むチーム力を確かなものにすると同時に、この先の期待度も高まるレースになった。
鹿児島での2戦を終えたチームは、休む間もなく次のレースへ。
2月28日・3月1日の2日間開催となる富士クリテリウムチャンピオンシップでは、再度スプリント勝負を視野に入れて挑むこととなる。
KINAN Racing Teamの新たな得意パターンとなったスプリントで、大会初制覇へとチャレンジする。
志布志クリテリウム(58.0km)結果
1 孫崎大樹(ヴィクトワール広島)1時間18分15秒
2 岡本勝哉(HPCJC BRIDGESTONE-ANCHOR)+0秒
3 草場啓吾(KINAN Racing Team)
4 黒枝士揮(Sparkle Oita Racing Team)
5 松本一成(TeamCyclersSNEL)
6 伊澤将也(CIEL BLEU KANOYA)
37 新城雄大(KINAN Racing Team)+12秒
45 宇賀隆貴(KINAN Racing Team)+31秒
46 山本元喜(KINAN Racing Team)+32秒
51 新宮颯太(KINAN Racing Team)+43秒
53 橋川丈(KINAN Racing Team)+55秒
●選手コメント
草場啓吾
「3位は悔しさの残る結果。表彰台確保は最低限で、個人的には2連勝を狙って臨んでいた。孫崎選手とは昨日と今日で結果が逆になったが、昨日の悔しさをバネにして勝ち切るあたりはさすがだと感じている。高校の同級生でもあるので、この歳になっても高め合いながら勝負できるのは刺激になっている。

スプリントで優勝争いができるのは、今までのKINANチームにはなかった形。今日は攻撃を繰り返しつつ最後は僕で勝負することになったけど、スプリントによりフォーカスした戦い方ができれば、きっと勝利を重ねていける。その手ごたえを得られたレースになった。

ツアー・オブ・シャールジャでは落車リタイアになり1週間ほど休んだが、そこでオーバーワークにならずにもう一度トレーニングを積み直せたことが昨日と今日の結果に表れている。ただ、僕たちが目標とするのは国内だけでなくUCI公認の国際レースでも力を発揮すること。コースや脚質に合ったオーダーが組めるようになり、メンバーそれぞれの負担が減っているのは良い傾向。5月開催のツール・ド・熊野を目標に、チームとしてさらに状態を上げていきたい」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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