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宮崎泰史 TT&1-1連勝! iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2024 第3戦レポート

宮崎泰史が1日でTT, 1-1カテゴリーを連勝
iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2024第3戦は雨中の熱戦に
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2024年シーズン第3戦が4月21日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催。
15kmのタイムトライアル、そして100kmで争われた1-1カテゴリーの2部門で宮崎泰史が優勝し、ホストチームとしての強さを証明した。
本シリーズは4つのカテゴリーとキッズカテゴリーのレース、そして個人タイムトライアルで構成され、競技力を向上できるイベントとなっている。
KINAN Racing Teamからは宮崎、白川幸希が参加し、それぞれ3つのカテゴリーでレースを盛り上げた。

今節からは、レーサーのさらなる競技力向上とヤングライダー育成を目的に、タイムトライアルを実施。宮崎もエントリーした。
往路では強い向かい風が吹いたが、ペースを乱すことなく周回を重ねると、トップタイムを叩き出し、高い指標を作った。
手応えを感じたとレース後に述べたように、後続に約1分もの差をつけ優勝した宮崎は続く1-1カテゴリーのレースへ向けて弾みをつけた。
続いて最上級カテゴリーである1-1クラスには宮崎、白川の両名が参加。強豪選手たちとともにスタートラインを発った。
両選手ともに序盤から積極的に攻撃に参加。シリーズのコンセプト通り、アタックを仕掛け続ける。
好機を匂わせる動きには必ずどちらかが加わっており、常に展開を作った。
レース中盤に差し掛かる8周目、宮崎が単独で抜け出し、20秒ほどの差をつけて先行。
遅れて白川を含む前方の選手らが反応すると、集団は活発に。
この動きで集団がひとつとなるも、次周回で再び先頭グループが形成される。
前で動いた4名が後続を切り離す形で、白川、宮崎、川崎嘉久選手(Nerebani)、倉谷侠悧選手(ORCA Racing Team)が先行。
このメンバーはローテーションでさらに追い込むと、やがて1分以上の差をつけてレースを決定づけた。
残り3周、タイミングを見計らっていた宮崎が独走を開始。再三仕掛けた直後だったが、力強い走りで3名との距離を離していく。
そして、大差をつけて最終ストレートに到達した宮崎は声援に応えながらフィニッシュ。
続いて白川も3位に入り、降りしきる雨のレースを無事に完走し、この先に控える重要なレースに向けて手応えをつかんだ。
この結果、宮崎はタイムトライアル、ロードレースで勝利し、コンディションの良さを伺わせた。
2人はレースの合間にキッズスクールの講師役を務め、スラロームコーンを使用したコースを設営してのバランス感覚を養うトレーニングを実施。
子どもたちはハンドリングスキルやバイクコントロールを磨いた。
また、直属アカデミー「KINAN Racing Team MIE junior」もU15/U17、1-2、1-4クラス、キッズクラスにそれぞれ出場。
今回もキッズクラスで優勝者を出すなど、日頃のトレーニングの成果を発揮した。
会場では、チームサプライヤーであるシリーズ協賛のiRC Tireさま、FUSIONさま、アスリチューンさまに出展いただいた。選手たちが実際に扱う製品を参加者にも手に取ってもらう機会となった。
チームは次回第4戦(5月5日開催)への参加も予定しており、引き続きイベントを盛り上げるべくサポートしていく。
iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2024第3戦 結果(KINAN Racing Team分)
・1-1クラス
1 宮崎泰史
3 白川幸希

・タイムトライアル一般
1 宮崎泰史
Text, Photo: Ryo KODAMA
Edit: Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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