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KINAN AACA CUP 2020 第9戦 長良川 レポート

KINAN AACA CUP 2020第9戦は集団スプリントで決着
今季好調の石原悠希選手が混戦制する
●KINAN AACA CUP 2020 第9戦 1-1カテゴリー
木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コース 3.5km×30周回 105km

●KINAN Cycling Team出場選手
山本元喜
椿大志
山本大喜
福田真平
トマ・ルバ
新城雄大
KINAN Cycling Teamがホストを務める東海地区のロードレースシリーズ「KINAN AACA CUP」の2020年第9戦が9月20日、岐阜県海津市・木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて行われた。
KINAN Cycling Teamが出場した最上位クラスの1-1カテゴリーは、3.5kmの周回を30周する105kmで競われ、スプリント勝負を制した石原悠希選手(Hincapie LEOMO p/b BMC)が優勝。
KINAN Cycling Teamは椿大志が3位、新城雄大が4位。
山本大喜はシリーズリーダーの座をキープしている。
主会場である長良川に戻っての今節。
依然猛威を振るう新型コロナウイルスへの対策を強化し、参加選手・関係者全員が健康状態を申告したうえでの会場入りを義務付け。
同時に、無観客でのレース実施とした。

今節はホストであるKINAN Cycling Teamから、前節優勝の山本大のほか、椿、新城、山本元喜、トマ・ルバ、福田真平の6選手が出走。
レースは、リアルスタート直後から活発にアタックがかかる。
今回初めてコース採用されたコーナーは180度ターンに近く、急激な減速からの再加速が求められる。
難易度が増したことも関係し、数人の逃げで長続きするものはなく、レース序盤は大きな展開なく進んだ。
均衡が破られたのは中盤。
椿を含んだ4人の飛び出しをきっかけに、数周回の間で複数の追走グループが合流。
先頭は13人のグループに膨らむ。
ここにKINAN勢では椿のほか山本元、新城、福田が加わった。
協調した先頭グループは力のある選手が多く含まれたこともあり、着実にペースが刻まれる。
一方で、メイン集団はペースが一定せず、前方との差は思うように縮まらない。
このまま先頭13人による優勝争いで決まるかと思われた。
快調に飛ばしてきた先頭グループだったが、最終周回で牽制状態となりペースが落ちる。
そこを見逃さなかった集団が驚異的な追い上げを見せ、残り半周のところでついに合流。
そのまま一団でのスプリント勝負に持ち込まれ、好位置からの加速を成功させた石原選手が勝利を収めた。
KINAN Cycling Teamは椿がチーム最上位の3位、新城が4位と続き、今節を終えている。

新型コロナウイルス感染拡大によるシーズン中断をはさみながらも、ここまで進行してきた本シリーズ。
次の第10戦は、今回と同じ長良川沿いのコースを舞台に10月31日に開催予定。
エントリーは10月15日からの受付となる。
KINAN AACA CUP 2020 第9戦 1-1カテゴリー結果
1 石原悠希(Hincapie LEOMO P/b BMC)
2 川崎嘉久(Nerebani)
3 椿大志(KINAN Cycling Team)
4 新城雄大(KINAN Cycling Team)

5 内田宇海(大阪産業大学)

KINAN AACA CUP 2020 ポイントランキング(第9戦終了時)
1 山本大喜(KINAN Cycling Team) 1280pts
2 椿大志(KINAN Cycling Team) 896pts

3 津田悠義(EQADS) 640pts
4 石原悠希(Hincapie LEOMO P/b BMC) 576pts
5 小山智也(Hincapie LEOMO P/b BMC) 576pts
●選手コメント
・椿大志
「同じコースでもそのときによってレースの流れが違うが、今回は最初からアタック連発だった。自分は様子を見ながら力のある選手の動きに合わせていたが、1時間を過ぎて周りに疲れが見えてきたところで抜け出したら、(山本)元喜と(新城)雄大、(福田)真平さんが合流してくれて、他の選手も(逃げるには)固いメンバーだと感じた。それからは後続の動きを意識しつつペースを調整してレースを進めた。

最終周回はそれぞれが勝負に意識がいってしまい、後続の合流を許す結果に。最終局面は位置取りに失敗して埋もれてしまった。このあたりはハマる日もあるしハマらない日もある…といった感じ。

次の公式戦は広島での2連戦(9月26日・27日)となるが、調子は良いと思うのでさらに調整して優勝を目指したい。(山本)大喜みたいな勝ち方(8月の西日本ロードクラシックDay-1)が理想だ」
・福田真平
「久々のロードレースで序盤からハードに感じた。そんななか、逃げが決まりそうな動きが見えて、これに乗れればとチャレンジしてみた。結果的には乗れたものの、ずっとハイペースでついていくだけで精いっぱい。最終局面でスローパンクしてしまい、チームに申し訳ない形になってしまったが、決まる逃げを読めたことはこれまでの経験が生かされていると感じた」
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos: Midori SHIMIZU
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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