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KINAN RACING

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山本元喜&荒井佑太優勝! 西日本トラック第1日 レポート

2021年トラック初戦・西日本トラック
中距離2種目でタイトルを獲得
●第55回 JBCF西日本トラック 1日目
7月31日 ブッキースタジアム岸和田(大阪府・岸和田競輪場)

●KINAN Cycling Team出場選手・種目
山本元喜 ポイントレース
田中克尚 スプリント、ケイリン
荒井佑太 スクラッチ
7月31日、ブッキースタジアム岸和田(大阪府・岸和田競輪場)にて開催された第55回 JBCF西日本トラック第1日。
今大会にはKINAN Cycling Teamからは3人が出場、早速2種目で優勝を手にするなど成果を残している。

7月31日~8月1日の2日間、ブッキースタジアム岸和田(大阪府・岸和田競輪場)を舞台に行われる今大会。
1周400メートルのトラックを舞台として繰り広げられた大会には山本元喜、田中克尚、荒井佑太がエントリー。
大会初日は荒井がスクラッチ、山本がポイントレースでそれぞれ優勝。
これから本格化するトラックシーズンへ向けて幸先の良いスタートを切った。

以下、KINAN Cycling Team出場種目ごとにレポート。
・スクラッチ10km(荒井)
ロードレースのように最終着順を競う競技。

23人で競うレース中盤、数名が抜け出しに成功。
ここに入った荒井は、4人、3人と人数を減らしたところで単独で飛び出し、そのまま独走勝利した。
・スプリント(田中)
2人が合図とともにスタートし、先着したものが勝利となるスプリント。

予選のタイム計測で7位通過に留まった田中は、1/8決勝ではタイムで上回る格上選手との組み合わせとなった。
その中でも落ち着きのあるレースを進め、残り150メートルで先行、逃げ切り勝利とした。
続く1/4決勝では優勝候補の一角と目される相手に、隙を突かれ逃げ切りを許してしまう。
田中は翌日の5-8位決定戦にまわることとなり、引き続き上位を狙う。
・ケイリン(田中)
「ペーサー」と呼ばれる、電動自転車に乗ったペースメーカーが離れた後の750メートルで最終着順を競う競技。
駆け引きとスプリント力が必要とされる。

最終コーナー3番手から追い上げた田中は、ゴール目前で加速し2位でフィニッシュ。
8月1日に行われる1/2決勝へと駒を進めた。
・ポイントレース30km(山本)
トラック競技の中では長距離に分類されるレース。
約2kmごとに設けられるポイント獲得周回での総獲得ポイントを競う競技。
ポイント獲得周回1~4位通過にそれぞれ「5・3・2・1」ポイントが与えられ、30kmで競う今大会では、15回の獲得周回が設けられた(最終・15回目の獲得周回は得点が2倍になる)。

序盤に2人が飛び出し1位と2位を独占するが、山本は集団前方でポイントを着実に確保。
そして5回目のポイント獲得周回を前に、2人を捉えてそのまま先頭へ飛び出す。
次いで飛び出した西谷泰治選手(AISAN SUPPORTERS)が山本に合流すると、あとは2人旅。
山本は5~12回目を1位通過した。

12回目のポイント獲得周回の後に集団をラップ(周回遅れ)し、ラップによるポイントも獲得。
2位に26点差をつける68点を確保、圧倒的な差で勝利した。
大会2日目の8月1日は、4種目の総合得点で争うオムニアムに山本、荒井が出場。
田中はケイリン1/2決勝、スプリント5-8位決定戦に挑む。
西日本トラック 結果(KINAN Cycling Team出場分)

●スクラッチ決勝
1 荒井佑太(KINAN Cycling Team)

●ケイリン
・予選第2組
2 田中克尚(KINAN Cycling Team) 1/2決勝へ

●スプリント
・予選
7 田中克尚(KINAN Cycling Team)1/8決勝へ
・1/8決勝第6組
1 田中克尚(KINAN Cycling Team)1/4決勝へ
・1/4決勝第3組
2 田中克尚(KINAN Cycling Team)5-8位決定戦へ

●ポイントレース決勝
1 山本元喜(KINAN Cycling Team) 68p
選手コメント
・山本元喜(ポイントレース優勝)
「暑かったです…。

レースは自分の好きな展開になって良かった。先行していた選手を捕らえて、ポイントを狙いながら仕掛けて、そこに西谷さんが上がってきたので、2人でポイントを重ねた。集団のスピードが上がる可能性も考え、最終盤を迎える前にラップする選択をした」
・田中克尚(スプリント2回戦敗退・ケイリン1/2決勝進出)
「スプリント予選のタイムが想定していたよりも悪く、格上の選手と戦う組み合わせになった。ただ、(次戦に駒を進めた)ケイリンを走った時に手応えを感じ、格上の選手にも勝てるかもしれないと自信につながった。

その気持ちを持って走ったスプリント1回戦は、持つ力を出し切り勝利をつかめた。2回戦は優勝候補の選手との対戦。隙を突かれて敗戦となったが、修正すべき点を見直し、次に当たることがあれば勝ちたい」
・荒井佑太(スクラッチ優勝)
「何人か競輪選手がエントリーしていたので、できれば大スプリントではなく、少人数に絞ったうえでのスプリントで勝ちたいと考えていた。思惑通り3名の逃げになってからは、飛び出すタイミングを決めて、その通りに逃げ切ることができた」
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos: Midori SHIMIZU
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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