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iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2022 第1戦 1-1クラス レポート
ホストレース「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」岡崎初開催
テクニカルなクリテリウムはスピード自慢の森口寛己選手優勝
テクニカルなクリテリウムはスピード自慢の森口寛己選手優勝
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2022年シーズン初戦が2月27日、愛知県岡崎市乙川河川緑地特設コースにて開催された。
メインレースの1-1カテゴリーには、KINAN Racing Team 9選手を含む41人が出走。
序盤から集団を引き離し、3名でのゴール前勝負も危なげなく先着した森口寛己選手(Jin Cycling Team)が昨シーズン最終戦に続き1-1カテゴリーでの2勝目を飾った。
メインレースの1-1カテゴリーには、KINAN Racing Team 9選手を含む41人が出走。
序盤から集団を引き離し、3名でのゴール前勝負も危なげなく先着した森口寛己選手(Jin Cycling Team)が昨シーズン最終戦に続き1-1カテゴリーでの2勝目を飾った。
会場となった乙川は岡崎城を臨む1級河川。
来月末には河津桜が見頃を迎え、岡崎公園には多くの観光客が訪れる。
今はまだ寒空の映る乙川河川緑地だが、2022年のロードレースシーズンに備え、この日は鍛錬を積んだサイクリストが多数集結。
1-4、1-3カテゴリーでは事前エントリーの段階で定員に達するほどの応募に恵まれた。
レースは、今回も4つのカテゴリーと2つのキッズカテゴリーで構成。
初開催となる乙川河川緑地特設コースは周長1kmとコンパクトなレイアウト。
周長の短さから何度もコーナーを迎える。また、しばしば訪れる雨風も相まって、集団走行スキルとテクニカルなコーナーワークが要求された。
来月末には河津桜が見頃を迎え、岡崎公園には多くの観光客が訪れる。
今はまだ寒空の映る乙川河川緑地だが、2022年のロードレースシーズンに備え、この日は鍛錬を積んだサイクリストが多数集結。
1-4、1-3カテゴリーでは事前エントリーの段階で定員に達するほどの応募に恵まれた。
レースは、今回も4つのカテゴリーと2つのキッズカテゴリーで構成。
初開催となる乙川河川緑地特設コースは周長1kmとコンパクトなレイアウト。
周長の短さから何度もコーナーを迎える。また、しばしば訪れる雨風も相まって、集団走行スキルとテクニカルなコーナーワークが要求された。
ホストを務めるKINAN Racing Teamからは、山本元喜、花田聖誠、山本大喜、中島康晴、新城雄大、畑中勇介、トマ・ルバ、新加入の小出樹、鈴木宏幸の9選手が最上位カテゴリーの1-1に出走。
オープン参加扱いとなり正式リザルトはつかないが、果敢に動いてレースの活性化を狙う。
オープン参加扱いとなり正式リザルトはつかないが、果敢に動いてレースの活性化を狙う。
迎えたレースは、シマノレーシング、レバンテフジ静岡といった国内有力チームからのエントリーもあり、ハイレベルなレース展開が予想された。
その通り、レースは中井唯晶選手(シマノレーシング)のスタートアタックを皮切りに仕掛けの応酬が繰り広げられる。
コース後半は強い追い風が吹き、毎周回集団が長く伸びる。
集団後方ではハイスピードにたまらず遅れを取り出す選手が増える中、前方では早い段階で決定的な逃げ集団が形成された。
その通り、レースは中井唯晶選手(シマノレーシング)のスタートアタックを皮切りに仕掛けの応酬が繰り広げられる。
コース後半は強い追い風が吹き、毎周回集団が長く伸びる。
集団後方ではハイスピードにたまらず遅れを取り出す選手が増える中、前方では早い段階で決定的な逃げ集団が形成された。
シマノレーシングの波状攻撃が繰り返される中、タイミングよく森口選手が先行すると湊諒選手(シマノレーシング)、高梨万里王選手(レバンテフジ静岡)が加わる。
協調体制の取れた3名はテンポよく周回を重ね、逃げ切りを目論む。
なんとしてでも追いつきたいKINAN勢は集団前方を固めて前を追うも、その差を詰めることができない。
一人また一人とメイン集団は選手の数を減らしていき、残るはシマノレーシング勢と末吉陽生選手(市立堺高校)のみとなった。
そのメイン集団は残り4周回時点で先頭集団との差を15秒差まで縮める。
しかし、安定したペースを保つ先頭集団は脱落者を出さず、均整の取れたローテーションでそのまま最終周回へ突入し、逃げ切りを濃厚とする。
協調体制の取れた3名はテンポよく周回を重ね、逃げ切りを目論む。
なんとしてでも追いつきたいKINAN勢は集団前方を固めて前を追うも、その差を詰めることができない。
一人また一人とメイン集団は選手の数を減らしていき、残るはシマノレーシング勢と末吉陽生選手(市立堺高校)のみとなった。
そのメイン集団は残り4周回時点で先頭集団との差を15秒差まで縮める。
しかし、安定したペースを保つ先頭集団は脱落者を出さず、均整の取れたローテーションでそのまま最終周回へ突入し、逃げ切りを濃厚とする。
残り400m切って、森口選手が湊、高梨両選手の様子を伺いながら鋭い加速を見せるとそのまま単独で最終コーナーをパス。
勝利を確信し、拳を握った森口選手が昨年の最終戦に続き、1-1クラス2連勝を飾った。
勝利を確信し、拳を握った森口選手が昨年の最終戦に続き、1-1クラス2連勝を飾った。
このほか、KINAN Racing Teamが講師を務める恒例のキッズスクールでは、花田を中心にコーンを使用したテクニカル講習を開催。
当日の路面コンディションを考慮したアドバイスに子どもたちは耳を傾けながらハンドリングスキルを磨いた。
当日の路面コンディションを考慮したアドバイスに子どもたちは耳を傾けながらハンドリングスキルを磨いた。
また、チームサプライヤーであるシリーズ協賛のiRC Tireさまほか、ヨネックス株式会社さま、株式会社 隼(ATHLETUNE)さま、FUSIONさまがブースを出展し本格的なレースシーズンに備え、プロダクトのPRを行なった。
開催地となった岡崎市はスポーツ合宿の誘致やスポーツイベント開催に力を入れている。
1-1カテゴリーにてスターターを務めた中根康浩岡崎市長も、日頃からスポーツツーリズムを通じた都市活用に意欲的。
今回、KINAN AACA CUPは東岡崎駅から徒歩圏内のエリアで本格的なサイクルロードレースを開催し、地域住民の注目を集めた。
今後も当レースがもたらす「サイクルロードレースの周知」と、「スポーツを通じた地域活性」に期待が膨らむ。
1-1カテゴリーにてスターターを務めた中根康浩岡崎市長も、日頃からスポーツツーリズムを通じた都市活用に意欲的。
今回、KINAN AACA CUPは東岡崎駅から徒歩圏内のエリアで本格的なサイクルロードレースを開催し、地域住民の注目を集めた。
今後も当レースがもたらす「サイクルロードレースの周知」と、「スポーツを通じた地域活性」に期待が膨らむ。
iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2022 第1戦 1-1クラス結果
1 森口寛己(JIN cycling team)
2 湊諒(シマノレーシング)
3 高梨万里王(レバンテフジ静岡)
4 中井唯晶(シマノレーシング)
5 横山航太(シマノレーシング)
1 森口寛己(JIN cycling team)
2 湊諒(シマノレーシング)
3 高梨万里王(レバンテフジ静岡)
4 中井唯晶(シマノレーシング)
5 横山航太(シマノレーシング)