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KINAN RACING

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三菱地所 富士クリテリウムチャンピオンシップ 予選レースレポート

三菱地所 富士クリテリウムチャンピオンシップ
中島と新城が決勝レースに駒を進める
国内ロードレースシーンにおいて初開催となった「三菱地所 富士クリテリウムチャンピオンシップ」。
大会初日の3月19日は、各団体ごとの予選が行われ、KINAN Racing TeamはJCLカテゴリーで出走。上位25選手が進出できる決勝へ、中島康晴と新城雄大が駒を進めている。
チームにとっての今季公式戦開幕となる今大会。
ジャパンサイクルリーグ(JCL)、全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)、日本学生自転車競技連盟(JICF)の3団体が一堂に会して、クリテリウムによる競技力向上を目指すことをねらいとしている。
まず各団体ごとに予選レースを行い、その上位選手による決勝レースで優勝者を決めるのが大きな特徴。
いわば、クリテリウムの頂上決戦である。

舞台となるのは富士市役所前のメインストリート・青葉通り。
1周1.8kmのコースを設定し、橋を通過することによる高低のわずかな変化はあるが、おおむねフラットなスピードコース。
KINAN Racing Teamからは中島と新城のほか、山本元喜、花田聖誠、トマ・ルバ、畑中勇介の6選手で挑んだ。
全体の2レース目に行われたJCL予選は、加盟9チームから全52人が出走し、15周回・27kmで争われた。
その前に行われたJBCF予選では数人の逃げグループが先行する場面があったが、JCL予選は散発するアタックはいずれも決まらず、スタートから出入りの繰り返し。
ときおり山本やトマが先頭に立ってレースを動かそうと試みるも、有力選手たちが追随し決定的な局面とはならない。
レースが進み、残り6周回となったところでは山本が数人で前方をうかがったが、メイン集団も速度が上がっており、リードを広げるまでには至らず。
一団のままで最終周回へと向かった。
KINANメンバーも集団前方に構えながらの最終局面。
ほぼ全選手がまとまったまま、なだれ込むようにして予選通過をかけたスプリントへ。
進行方向右側に位置した中島と新城がポジションを維持したままフィニッシュラインを通過して、決勝レースへの進出を決めた。
翌20日に行われる決勝レースは、JCL・JBCF・JICFそれぞれから勝ち上がった各25人・計75選手がスタートラインに並ぶ。
レース距離が倍になり、30周回・54kmで争われる。
予選結果により、チームごとに出走人数が変動するが、KINAN Racing Teamはこれまでスプリントの場面で連携してきた新城と中島のホットラインを生かすチャンスになる。
数的な条件をはねのけて上位進出なるか、試される一戦となる。

なお、同日には各予選レース26位以下対象の交流戦(15周回・27km)が前座として行われる。
こちらへは山本、花田、トマ、畑中が挑む。
三菱地所 富士クリテリウムチャンピオンシップ JCL予選(15周回・27km)結果
※KINAN Racing Teamのみ

6 中島康晴(KINAN Racing Team) 38分24秒(1位と同タイム) 決勝へ
12 新城雄大(KINAN Racing Team) +1秒 決勝へ
26 トマ・ルバ(KINAN Racing Team) 交流戦へ
27 畑中勇介(KINAN Racing Team)  交流戦へ
29 花田聖誠(KINAN Racing Team) 交流戦へ
41 山本元喜(KINAN Racing Team) +2秒 交流戦へ
(日本大学の一員として出走した仮屋和駿はJICF予選11位で決勝へ)
●選手コメント
新城雄大
「逃げを狙いながら全員が上位フィニッシュすることを最優先に考えたが、最後まで集団が崩れず、結果として勝ち上がったのが2人にとどまった。チームとしてどう走るべきかを共有しきれなかったことはキャプテンとしての反省点。決勝を意識して力をコントロールしながら予選を走るという、一発勝負のレースとは異なる難しさを実感する結果になった。

他チームと比べて少ない人数でのレースになるが、その分フィニッシュ勝負に振り切れるメリットはあると思う。中島さんとの連携はこの何年間かでできあがってきているので、表彰台を目指してチャレンジしていきたい」
決勝レースYouTubeライブ  13:45~
https://www.youtube.com/watch?v=A0MArZxfItY


三菱地所 富士クリテリウムチャンピオンシップ 公式ウェブサイト
https://fcrr.fujicity.jp/
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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