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KINAN RACING

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iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2022 第4戦 レポート

テクニカルコースでのAACA第4戦
中島康晴が上りスプリントを制して全体トップの走り
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2022年シーズン第4戦が6月4日、愛知県新城市・鬼久保ふれあい広場特設コースにて開催された。
51.8kmで行われた1-1カテゴリーでは上りスプリントを制した中島康晴が全体トップに。
高速化したレースを自慢のスプリントでまとめ上げた。
東海地方を転戦する本シリーズは4つのカテゴリーとキッズカテゴリーのレースで構成される。
用意された特設コースは道幅が狭いうえにワインディングが連続し、流動的で休みどころが無い。
集団走行の恩恵が受けにくく、前方でアタックして展開を作ることでチャンスをつかめる、KINAN AACA CUPのコンセプトとマッチしたレイアウトになっている。
トップカテゴリーである1-1クラスでは1.4kmのコースを37周回する51.8kmで行われた。
ホストを務めるKINAN Racing Teamからは、花田聖誠、中島康晴、新城雄大、畑中勇介、小出樹、トマ・ルバ、今季のAACAカップ初出走となるマルコス・ガルシアの7選手が出走。
すでに国内レースを転戦しており、コンディションの良い選手たちがレースのレベルを底上げする。
この日も会場を盛り上げるMC YKO(丸山由紀夫)さんのコールで、選手たちはスタートラインへ。
最高気温25℃ながら、爽やかな風が吹き、絶好の天気が35名の選手たちを迎えた。

リアルスタートをきると、集団は1周を2分前後とハイペースでレースを消化。
集団後方ではたまらずドロップする選手も増すが、なかなか勢いは収まらない。
周回賞に向けた飛び出しやアタックがあるものの、レースを決定づける動きはないまま、前半を終えた。
レースは残り14周を迎えると花田がアタック。
すると、この日アグレッシブな動きをみせていた柚木伸元選手(朝明高校)が反応し、2人が先行。
次周回には集団から約20秒のリードを奪う。
前を追う集団ではKINAN Racing Team勢が前方を固めてじわりと差を詰めていく。
すると、残り6周回時点で10秒ほどあったタイム差を一気に縮めて先頭を吸収。
レースは振り出しに。
残す周回をトマとマルコスが主だって牽引していくと、集団はスプリントのムードへ。
迎えたファイナルラップ。下り区間を先頭で現れた中島が勢いそのまま最終コーナーへ侵入。
コースを目一杯使ったコーナーワークで後続につけた中田拓也選手(VC福岡)らにリードを築く。
残り100mからの登りを先頭で駆け上がると、そのまま両手を掲げてフィニッシュ。
走行テクニックと戦術が活きた中島らしい勝利をみせた。
なお、KINANメンバーはオープン参加扱いとなるため、正式リザルトでは中田選手の優勝となっている。
このほか、恒例のキッズスクールではKINAN Racing Team選手らが直々にレースノウハウや安全な走りをレクチャー。
キッズレース後も振り返りを行い、レッスンと実際の走行感覚を確認した。

また、チームサプライヤーであるシリーズ協賛のiRC Tireさまほか、ヨネックス株式会社さま、株式会社 隼(ATHLETUNE)さま、FUSIONさまがブースを出展。
各社製品のPRを行っていただいた。
そのほか、セプロジャパンさまによるブース、さらに地元新城市からはヤングキャッスルさまよりフード・ドリンクの販売をしていただき、ブースは賑わいをみせた。

新城の地でも熱戦が繰り広げられた「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」。
次回、第5戦は7月30日に長良川サービスセンターでの開催が予定されている。
iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2022 第4戦 1-1クラス結果
1 中田拓也(VC福岡)
2 柚木伸元(朝明高校)
3 若月拓真(Avenir Cycling Yamanashi)
4 満上亘(備後しまなみenshare)
5 小山貴大(GUNMA GRIFIN RACING TEAM)

※KINAN Racing Teamは中島康晴が1位相当、畑中勇介が3位相当でそれぞれフィニッシュ
Report, Photos, Edit: The Syunsuke FUKUMITSU
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