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KINAN RACING

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iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2022 第5戦 レポート

灼熱サバイバルのAACA第5戦
中島康晴がスプリント制して前節に続く全体トップ
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2022年シーズン第5戦が7月30日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催された。
105kmで行われた1-1カテゴリーでは小集団でのスプリントを中島康晴が制し、前節に続いて全体1位相当でフィニッシュしている。
東海地方を転戦する本シリーズは4つのカテゴリーとキッズカテゴリーのレースで構成される。
用意された舞台は周長3.5kmの長良川サービスセンター特設コース。
シンプルなレイアウトは風向きを読みやすく、最適な位置どりや仕掛けのタイミングを習得できるため、ロードレースの感覚を養うことができる。
トップカテゴリーである1-1クラスでは3.5kmのコースを30周回する105kmで行われた。
ホストを務めるKINAN Racing Teamからは、荒井佑太、花田聖誠、中島康晴、小出樹、トマ・ルバの5選手が出走。
最高気温34℃とまさにうだるような暑さの中、選手たちはコースイン。
補給ポイントに加え、最後尾を走るサポートカーからもボトルを受け取れるなど万全の暑さ対策のもとでレースは行われた。
リアルスタートが切られると、早速アタックの応酬が始まる。
長良川上流に向かって吹く追い風に乗り、選手たちはギアをかける。
追い風区間を50km/hオーバーで進む集団後方ではインターバルに耐えかねた選手たちがこぼれ出していく。
また、ハイペースと暑さが相まり、序盤から補給に手を伸ばす選手があとを絶たない厳しいレースとなった。
レースが動いたのは12周目、追い風区間でトマ、エンクタイヴァン ボローエルデン選手(レバンテフジ静岡)、山本裕昭選手(BONDS静岡サイクルRT)の3名が抜け出すことに成功。
次周以降もメンバーを加えながらタイム差を増やしていく。
残り5周回時点ではトマ、中島、ボローエルデン選手、山本選手、バトムンク マラルエルデン選手(レバンテフジ静岡)、比護任選手(イナーメ信濃山形)、棚橋亮太選手の7名がメイン集団から2分のリードを奪うことに成功。
レースを決定づけた先頭集団はローテーションを回しながら終盤の展開に備えた。
迎えたファイナルラップ、最終コーナーを前にボローエルデン選手がロングスパート。
これをトマが追いかけると、中島が続き、KINAN勢が先頭で最終コーナーを抜ける。
ラスト100mを鋭く駆け抜けた中島は背後につけたマラルエルデン選手を振り切り、先着。
必勝パターンで上手くまとめた中島は前節に続き、全体トップでフィニッシュ。
なお、KINANメンバーはオープン参加扱いとなるため、正式リザルトではマラルエルデン選手の優勝となっている。
このほか、恒例のキッズスクールではKINAN Racing Team選手らがスラロームを用いてレッスン。
バイクコントロールや乗車時の視線の落とし方をレクチャーした。
また、チームサプライヤーであるシリーズ協賛のiRC Tireさまほか、株式会社 隼(ATHLETUNE)さま、FUSIONさまがブースを出展。
各社製品のPRを行っていただいた。
また、和光ケミカルさまにも出展いただき、自転車の「洗浄」と「注油」の重要性を伝えていただいた。

灼熱の長良川でまさに熱戦を繰り広げた「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」。
次回、第6戦は8月13日に長良川サービスセンターでの開催が予定されている。
iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2022 第5戦 1-1クラス結果
1 バトムンク マラルエルデン(レバンテフジ静岡)
2 エンクタイヴァン ボローエルデン(レバンテフジ静岡)
3 比護任(イナーメ信濃山形)
4 棚橋亮太
5 山本裕昭(BONDS静岡サイクルRT)

※KINAN Racing Teamは中島康晴が1位相当、トマ・ルバが3位相当でそれぞれフィニッシュ
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