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KINAN RACING

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ツール・ド・台湾 第1ステージ レポート

ツール・ド・台湾が新型コロナ対策厳戒態勢の中で開幕
台北市街地ステージは中島康晴が5位フィニッシュ
●ツール・ド・台湾(UCIアジアツアー2.1)
第1ステージ
10月2日(日)
台北市 83.2km

・出場選手
マルコス・ガルシア
トマ・ルバ
中島康晴
新城雄大
KINAN Racing Teamにとって2シーズンぶりの海外レースとして、ツール・ド・台湾(UCIアジアツアー2.1)に参戦。
10月2日に大会が開幕し、第1ステージは首都・台北の市街地コースが舞台。
83.2kmのショートレースは中島康晴の5位がチーム最上位。
ここから全5ステージの戦いを進めていく。
ツール・ド・台湾は1978年に初開催され、UCI1クラスのステージレースであることから、アジアでは主要レースの1つに数えられる。
例年3月開催の大会は、新型コロナウイルスの感染対策もあり、今年は10月へと移動。
KINAN Racing Teamにとっては3年ぶりの参戦が実現した。
そのときと同様に、台湾の首都・台北を出発し、5日間かけて南下。
同国の主要都市をめぐりながら、平坦・山岳などバリエーション豊かなコースを進んでいく。
今大会へは、マルコス・ガルシア、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大の4人で出走。
当初出場が予定されていた畑中勇介は、台湾入国後のPCR検査で陽性反応。
後の再検査で陰性であることが証明されたものの、同国政府の指示にしたがい、レース出場を取りやめている。
大会初日は、台北市政府前を出発し、街の名所である景福門で折り返す市街地ステージ。
1周10.4kmの周回コースは起伏がほとんどないフラットなレイアウト。
セオリー通りであればスプリントで勝者が決まる。KINAN Racing Teamは中島のスピードに託しつつ、先々のステージを見据えた走りにシフト。
台湾入り後の行動制限もあり、まずはしっかりと体が動く状態にすることを最優先した。
しばしのパレード走行を経て迎えたレースは、地元台湾勢のアタックに沸く中で進行。
序盤こそ新城が前線に加わるシーンが見られたが、逃げが2人で落ち着いたところでKINANメンバーはメイン集団に残って終盤勝負の構え。
先頭の2選手とメイン集団とは最大で2分近い開きとなったが、周回を経るごとにその差は縮小。
残り2周となったところでタイム差が1分を切って、ステージ優勝争いはスプリントにゆだねられることは濃厚な情勢となった。
それまで安全なポジションで周回を送ってきたKINANメンバーは、最終周回の鐘を聴くとともに前線へ。
マルコスとトマが好位置をキープしながら、新城と中島を引き上げ。
最後の局面は新城の牽引から中島をベストポジションへと送り出す。
ただ、残り数百メートルで中島は他選手と接触。何とか態勢を保って最後の直線へと向かった。
結果的にトップまでは届かずも、まずは5位とまとめた中島。
他の3人もトップと同タイムで走り終えて、久々のアジアのレースにもきっちりと順応。
続くステージでチャンスをうかがっていく。
無難に第1ステージを終えて、個人総合をはじめとした各賞争いがこれから本格化。
桃園市をめぐる第2ステージは、レース距離こそ124.71kmと短めながらも終盤に2級2つ、1級1つとカテゴリー山岳が待ち受ける。
特に50km地点を過ぎてからは上りが続く。
今大会における重要な山岳ステージで、第1ステージとはまったく違った展開となることが見込まれる。
ツール・ド・台湾 第1ステージ(83.2km)結果
1 岡本隼(愛三工業レーシングチーム) 1時間44分46秒
2 モハメド・ハリフ・サレー(マレーシア、トレンガヌ・ポリゴンサイクリングチーム)+0秒
3 マルセロ・フェリペ(セブンイレブン・クリック・エアー21)
4 ワルト・パエクラトック(タイナショナルチーム)
5 中島康晴(KINAN Racing Team)
6 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)
19 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
21 新城雄大(KINAN Racing Team)
29 マルコス・ガルシア(KINAN Racing Team)
DNS 畑中勇介(KINAN Racing Team)


個人総合時間賞
1 岡本隼(愛三工業レーシングチーム) 1時間44分46秒
2 サム・カルヴァーウェル(イギリス、トリニティレーシング)+2秒
3 フォン・チュンカイ(台湾ナショナルチーム)
4 モハメド・ハリフ・サレー(マレーシア、トレンガヌ・ポリゴンサイクリングチーム)+4秒
5 マルセロ・フェリペ(セブンイレブン・クリック・エアー21)+6秒
6 ジェロエン・メイヤーズ(オランダ、トレンガヌ・ポリゴンサイクリングチーム)+9秒
8 中島康晴(KINAN Racing Team)+10秒
21 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
23 新城雄大(KINAN Racing Team)
30 マルコス・ガルシア(KINAN Racing Team)


ポイント賞
1 岡本隼(愛三工業レーシングチーム) 16pts
7 中島康晴(KINAN Racing Team)11pts

チーム総合
1 シマノレーシング 5時間14分18秒
2 KINAN Racing Team +0秒
●選手コメント
中島康晴
「久々のアジアのレースでも、たくさんの方々が日本語で“がんばれ”と言ってくれて、その応援を受けて走れたことに感謝している。本当にありがとうございます。

スタートしてからしばらくは体が重かったが、チームで固まって走りながら少しずつ調子を上げていった。2人の逃げを行かせてからは、無理にペースを上げたりはせず、流れに乗りながら走ることを心掛けていた。最終周回に入ってから、マルコスとトマが僕を良い位置に引き上げてくれて、その間にあったアタックでは(新城)雄大がしっかり反応してくれたので、残り1kmを迎える時点までは良い状態だった。最後の1kmは集団が混沌としていて、自分も何回か落車しそうになりながら何とか持ちこたえていたが、最後のコーナーで他の選手と接触してしまい、思ったようなスプリントには持っていけなかった。

今日は残念だったが、この先のステージが楽しみ。ずっと一緒に経験を積んできたメンバーなので、きっと良いレースができると思う。まずはステージ優勝を目指していきたい。そして今日勝った岡本選手にはおめでとうと伝えたい」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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