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KINAN RACING

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ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム レポート

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに4選手が出場
マイヨジョーヌをしたがえて集団コントロールする場面も
7月に開催されたツール・ド・フランス本大会で活躍した選手が来日し、さいたま新都心をかける「J:COM presents 2022ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が3年ぶりに開催。
世界有数のトップライダーが顔をそろえ、それを日本の選手・チームが迎え撃つ構図が再び実現した。
KINAN Racing Teamからも中島康晴、畑中勇介、山本元喜、仮屋和駿の4選手が出走。
大観衆が見守る中で力強い走りを披露した。
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムは2013年に初開催され、ツール本大会と同じA.S.O.(アモリ・スポル・オルガニザシオン)主催のもと、さいたま新都心を舞台に各種イベントを催してきた。
2019年大会を最後に新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって休止してきたが、ついに復活開催が実現した。
3年ぶりの開催にあっても、トップライダーが来日し、レースの運営や国際映像の配信などツールと同じクルーが務める点は変わらず。
ツール・ド・フランスのエッセンスを随所に施した世界規模のイベントとなる。

開催国を代表し、国内プロチームが今回は6チーム参戦。
KINAN Racing Teamもその1つとしてスタートラインに並び、世界へアピールする機会を得た。
今回の主たるプログラムとして、オープニングセレモニーでのステージ登壇とパレード走行、チームタイムトライアルレース、そしてクリテリウムメインレースに選手たちは臨んだ。
パレード走行でコースへと繰り出した選手たちは沿道に詰めかけたファンへのサービスで場を温めると、満を持してチームタイムトライアルへ。
コーナーが多くバイクテクニックを必要とする3.1kmのコースを、トップから8秒差で走り切る。
この日のクライマックスは、もちろんクリテリウムメインレース。
スタートして早々、中島がアタックを試みて、かつてのチームメートである新城幸也選手(ツール・ド・フランス クリテリウムレジェンズ)らと一緒に逃げを打つと、一気にレースは活性化。
3.5kmのコースを17周する間、高層ビル群を縫い、途中ではさいたまスーパーアリーナを通過。
前衛的な都市型クリテリウムとして世界的に高い評価を得る一戦で、KINANメンバーは終始メイン集団の前方をキープ。
ときおり、今年のツール覇者であるヨナス・ヴィンゲゴー選手(ユンボ・ヴィスマ)らを差し置いて集団を牽引する場面もあった。
今年のツールを盛り上げた選手たちが中心となった優勝争いには顔を出せなかったものの、レース後にはアリーナ席からの熱気に4選手そろってのパフォーマンスで応えるなど、世界規模のイベントの一員としての活動をまっとう。
今季限りでの引退を控える中島へはキャリアの祝福が多く寄せられた。
Photos: Ryo KODAMA, Syunsuke FUKUMITSU
Report, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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