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iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2022 第8戦 レポート
晩秋の長良川でのKINAN AACA CUP
シリーズ屈指のスピードマン・川崎嘉久選手が1-1カテゴリー勝利
シリーズ屈指のスピードマン・川崎嘉久選手が1-1カテゴリー勝利
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2022年シーズン第8戦が11月19日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催された。
102kmで行われた1-1カテゴリーでは川崎嘉久選手(Nerebani)が集団スプリントを制し、今季初優勝を飾っている。
102kmで行われた1-1カテゴリーでは川崎嘉久選手(Nerebani)が集団スプリントを制し、今季初優勝を飾っている。
東海地方を転戦する本シリーズは4つのカテゴリーとキッズカテゴリーのレースで構成される。
今回、用意された舞台は周長5.1kmの長良川サービスセンター特設コース。
長良川特有の風を活かしたレース展開が見られるのが慣例だが、この日はほぼ無風。
また、晩秋ながら気温も暖かく、穏やかなコンディションでレースは行われた。
トップカテゴリーの1-1クラスは、5.1kmの周回コースを20周する総距離102km。
ホストを務めるKINAN Racing Teamからは、荒井佑太、小出樹、山本元喜、山本大喜、畑中勇介、花田聖誠、仮屋和駿の7選手が参加。
今回も全国各地から多数のエントリーがあり、総勢62名の選手がスタートラインに集結した。
今回、用意された舞台は周長5.1kmの長良川サービスセンター特設コース。
長良川特有の風を活かしたレース展開が見られるのが慣例だが、この日はほぼ無風。
また、晩秋ながら気温も暖かく、穏やかなコンディションでレースは行われた。
トップカテゴリーの1-1クラスは、5.1kmの周回コースを20周する総距離102km。
ホストを務めるKINAN Racing Teamからは、荒井佑太、小出樹、山本元喜、山本大喜、畑中勇介、花田聖誠、仮屋和駿の7選手が参加。
今回も全国各地から多数のエントリーがあり、総勢62名の選手がスタートラインに集結した。
リアルスタートが切られると、早速アタックの応酬が始まる。
川崎選手がこの日1つ目のタイトルとなるファーストラップ賞を獲得し、プロトンはその勢いのまま2周目も積極的な掛け合いに。
この流れから篠田淳史選手(ぴっとレーシングチーム)、谷口友希選手(三味線レーシング)、佐藤文彦選手(ロードレース男子部)、山本元の4名が抜け出しに成功。
のちに谷口選手が集団へと戻り、先頭3人が20秒前後のリードを保ってレースを進める。
川崎選手がこの日1つ目のタイトルとなるファーストラップ賞を獲得し、プロトンはその勢いのまま2周目も積極的な掛け合いに。
この流れから篠田淳史選手(ぴっとレーシングチーム)、谷口友希選手(三味線レーシング)、佐藤文彦選手(ロードレース男子部)、山本元の4名が抜け出しに成功。
のちに谷口選手が集団へと戻り、先頭3人が20秒前後のリードを保ってレースを進める。
しかし、この逃げを許さないメイン集団は強力にローテーションを回していく。
じわじわタイム差を縮めていくと、5周目には先頭をキャッチしレースは振り出しに。
これで落ち着きを取り戻した集団は、以降目立った動きが無いまま、イーブンペースで周回を消化する。
この間、迎えた周回賞では10・12周目を川崎選手、14周目を生天目直樹選手(PHANTOM湘南)がそれぞれ獲得した。
レースは5周を残すがスプリント勝負を迎える雰囲気に。
このムードを破るように、佐藤選手、山本元らのツール・ド・おきなわで好走した選手が仕掛けるも、決定機には結びつかず、ついに最後の鐘が鳴った。
じわじわタイム差を縮めていくと、5周目には先頭をキャッチしレースは振り出しに。
これで落ち着きを取り戻した集団は、以降目立った動きが無いまま、イーブンペースで周回を消化する。
この間、迎えた周回賞では10・12周目を川崎選手、14周目を生天目直樹選手(PHANTOM湘南)がそれぞれ獲得した。
レースは5周を残すがスプリント勝負を迎える雰囲気に。
このムードを破るように、佐藤選手、山本元らのツール・ド・おきなわで好走した選手が仕掛けるも、決定機には結びつかず、ついに最後の鐘が鳴った。
大集団のまま迎えた最終周、チームメイトのリードを受けた川崎選手がロングスパート。
すぐさま集団もこれに続き、最後の直線へ。
初川弘浩選手(中京大学)、続いて山本大が並びかけるも、粘りを見せた川崎選手がわずかに先着。
AACAレース巧者はこの日3つの周回賞と優勝を獲得。意外に長良川ではこれが初勝利。
「優勝に加えてすべての周回賞を獲得する」と宣言して臨んでいた今節。
周回賞1つをのぞきすべてのタイトルを獲る“ほぼ”有言実行の走りを見せた。
さらには2022年のシリーズチャンピオンへ王手をかけている。
すぐさま集団もこれに続き、最後の直線へ。
初川弘浩選手(中京大学)、続いて山本大が並びかけるも、粘りを見せた川崎選手がわずかに先着。
AACAレース巧者はこの日3つの周回賞と優勝を獲得。意外に長良川ではこれが初勝利。
「優勝に加えてすべての周回賞を獲得する」と宣言して臨んでいた今節。
周回賞1つをのぞきすべてのタイトルを獲る“ほぼ”有言実行の走りを見せた。
さらには2022年のシリーズチャンピオンへ王手をかけている。
レース後には今シーズン限りでKINAN Racing Teamの退団を表明している小出、山本大、仮屋に花束が渡された。
セレモニーには株式会社キナン・角口賀敏会長も駆けつけ、退団選手を笑顔で送り出した。
いずれの選手も新天地での活躍を誓うとともに、本シリーズへの感謝を述べた。
セレモニーには株式会社キナン・角口賀敏会長も駆けつけ、退団選手を笑顔で送り出した。
いずれの選手も新天地での活躍を誓うとともに、本シリーズへの感謝を述べた。
このほか、恒例のキッズスクールではKINAN Racing Team選手らがオフシーズンのトレーニングをレクチャー。
自転車と筋力トレーニングを組み合わせた練習を実施した。
体を痛めやすい冬場は無理をしないことと、オンシーズンに向けた体づくりを伝えた。
自転車と筋力トレーニングを組み合わせた練習を実施した。
体を痛めやすい冬場は無理をしないことと、オンシーズンに向けた体づくりを伝えた。
また、チームサプライヤーであるシリーズ協賛のiRC Tireさまほか、株式会社 隼(ATHLETUNE)さま、FUSIONさまがブースを出展。
各社製品のPRを行っていただいたほか、あひる商店さまにはフード・ドリンク、サイクルアパレル出品いただき、ブースは賑わいをみせた。
残すところ1レースとなった「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」。
次回、第9戦は12月10日に長良川サービスセンターでの開催が予定されている。
各社製品のPRを行っていただいたほか、あひる商店さまにはフード・ドリンク、サイクルアパレル出品いただき、ブースは賑わいをみせた。
残すところ1レースとなった「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」。
次回、第9戦は12月10日に長良川サービスセンターでの開催が予定されている。
iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2022 第8戦 1-1クラス結果
1 川崎嘉久(Nerebani)
2 初川弘浩(中京大学)
3 矢萩悠也(京都産業大学)
4 佐藤文彦(ロードレース男子部)
5 塩澤魁(イナーメ信濃山形)
※KINAN Racing Teamは山本大喜が2位相当でフィニッシュ
1 川崎嘉久(Nerebani)
2 初川弘浩(中京大学)
3 矢萩悠也(京都産業大学)
4 佐藤文彦(ロードレース男子部)
5 塩澤魁(イナーメ信濃山形)
※KINAN Racing Teamは山本大喜が2位相当でフィニッシュ