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iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2022 第9戦 レポート

KINAN AACA CUP2022年シリーズ最終戦は高木英行選手勝利
コンスタントに上位を押さえた川崎嘉久選手が年間王者に輝く
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2022年シーズン第9戦が12月10日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催された。
102kmで行われた1-1カテゴリーでは髙木英行選手(John Deere Cycling Team NWVG)が集団スプリントを制し、シリーズ初勝利を飾った。
東海地方を転戦する本シリーズは4つのカテゴリーとキッズカテゴリーのレースで構成される。
今回、用意された舞台は周長5.1kmの長良川サービスセンター特設コース。
長良川特有の追い風を活かしたレース展開が期待されるが、前節同様に風は穏やかで気温も高く、優しいコンディションの中レースは行われた。
メインカテゴリーの1-1クラスにてホストを務めるKINAN Racing Teamからは、新城雄大、花田聖誠、トマ・ルバの3選手が参加。
ウィンターシーズンにも関わらず、総勢50名の選手が長良川のほとりに集った。

リアルスタートが切られると、早速アタック合戦へ。
選手たちは積極的な飛び出しと吸収を繰り返しながら周回数を減らしていく。
2回目の周回賞が争われた後、息遣いの荒くなった集団から数名が飛び出しに成功。
10周目にはメンバーの出入りも落ち着き、加藤辰之介選手、川崎嘉久選手、古閑祥三選手(Nerebani)、篠田淳史選手(ぴっとレーシングチーム)、水井 悠都選手(Team ORCA)と5名の選手が先頭で脚を回すことに。
Nerebaniメンバー3名を含んだ先頭集団は息のあったローテーションで、最大約40秒のリードを築く。
一方、メイン集団ではKINAN Racing Team勢に加え、力のある選手らが追走を担う。
大きな動きが無いまま迎えた15周目、タイム差が縮小しかけたところで次なる展開が生まれた。
復路へ向かう折り返し地点で、先頭を走る川崎選手がパンクで後退。
のちにニュートラル復帰を果たすものの、4名となった先頭はリズムを崩してしまう。
これをメイン集団が淡々と詰めていくと19周目に集団は一つに。
大集団でファイナルラップの鐘を聞くと、山本裕昭選手(BONDS静岡サイクルRT)がロングスパートを見せる。
するとこれをきっかけに、逃げの打ち合いが勃発。
しかしいずれも決定打には至らず、スピードに乗った集団はスプリント勝負圏内へ。
そこですかさず動き出したのが髙木選手。残り600mで腰を上げると、最終コーナーを先頭でパス。
後続に大差をつけるとそのままフィニッシュまで駆け抜けた。
また、この日3位に食い込んだ川崎選手が2022年の年間総合ランキングトップに輝いた。
このほか、恒例のキッズスクールではKINAN Racing Team選手らがバイクコントロールをレクチャー。
スラロームコーンを用いてハンドリングスキルを磨いた。
会場内では、チームサプライヤーであるシリーズ協賛のiRC Tireさまほか、FUSIONさまがブースを出展。
各社製品のPRを行っていただいた。また、あひる商店さまにもフード・ドリンクの販売、ならびにバイク用品の販売を実施いただいた。
本戦をもって2022シーズン最終戦となった「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」。
今年は実に8回実施され、東海地方のレースシーンを盛り上げた。
来年もサイクリストのステップアップを支えるイベントとして引き続き機能していく。
2023年のシリーズ第1戦は、2月12日に長良川サービスセンターにて開催が予定されている。
iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2022 第9戦 1-1クラス結果
1 髙木英行(John Deere Cycling Team NWVG)
2 矢萩悠也(京都産業大学)
3 川崎嘉久(Nerebani)
4 宮田直紀(krone)
5 西口鳳馬(BREZZA-KAMIHAGI)

※KINAN Racing Teamは新城雄大が4位相当でフィニッシュ
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