2022年シーズンの応援への感謝と次の1年へとつなぐことをコンセプトに、ファン感謝イベント「2022・年忘れKINANファンライド」を12月18日に愛知県春日井市を基点に実施。
今季所属の6選手が約30人のサイクリストとともに約50kmを走行。
この日はときおり雪が舞う寒さだったが、それに負けない熱い思いと楽しみに満ちたライドになった。

春日井市では前日にチーム体制発表イベント「KINAN Racing Team Kickoff Meeting 2022-2023」を開催していたこともあり、この2日間はまさに“KINANづくし”。
チームと同市は協定を結んでおり、自転車を通じた魅力と情報を発信していく関係性をより一層強めていくことも、今回の意義のひとつでもある。

約50kmのコースは、同市の「グルッポふじとう」を出発し、小牧市、犬山市を通過。数カ所にチェックポイントを置く中でも一番の見どころは、国宝犬山城。
日本に現存する天守としては最も古いといわれ、歴史と景観に多くのファンが魅せられている。

雪がちらつく中を走ったサイクリストたちは、お昼に犬山城下町にたどり着き、古くから伝わる同地の文化と荘厳なムードを堪能。
お城のふもとにあり、パワースポットとしても知られる「三光稲荷神社」では、KINANメンバーも参拝を行って、来シーズンの必勝を祈願した。

このライドには、KINANメンバーから山本元喜、花田聖誠、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大、畑中勇介の6人が参加。
交代で各走行グループに合流し、イベントに臨んだ多くのサイクリストと走りながらの交流にも花が咲いた。

お昼休憩も含めると、走行時間は5時間。
しっかりと走り込んで年を終えようとのイベント目的にぴったりの1日に。
今年1年の感謝を告げるとともに、「来年もよろしく！」を合言葉に会はお開きとなった。

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU