Loading...

KINAN RACING

NEWSNEWS

富士クリテリウムチャンピオンシップ 予選 レポート

富士クリテリウムチャンピオンシップは4選手が予選を通過
ハイレベル必至の決勝レースへ準備を進める
●富士クリテリウムチャンピオンシップ 予選
1.8km×20周=36km

・出場選手
孫崎大樹
山本元喜
宮崎泰史
新城雄大
津田悠義
畑中勇介
今年で開催2回目となる富士クリテリウムチャンピオンシップが3月4日に開幕。
この日は予選レースが実施され、KINAN Racing Teamは4選手が翌5日に行われる決勝へと進出。
山本元喜と宮崎泰史が1着・2着を分け合うなど、目立つシーンも多い予選レースになった。
大会の舞台となるのは、富士山を望む静岡県富士市の中心部。
目抜き通りを封鎖して、1周1.8kmのコースを使ってレースを実施する。
「クリテリウム頂上決戦」をコンセプトに、昨年初めて開催された。

2回目となる今年は、国内トップチームが集まり、さらにはクラブチーム、大学自転車部と、プロとアマが一堂に会する機会に。
3組に分かれての予選レースは、プロチームとクラブチームが2組に分かれ、もう1組を学生たちで競う。各組の上位選手が、翌日の決勝レースへと駒を進める。
KINAN Racing Teamは、孫崎大樹、山本元喜、宮崎泰史、新城雄大、津田悠義、畑中勇介の6選手を招集し、スピード重視のオーダー編成。
予選1組目に属し、まずはこの組を勝ち上がることがミッションになる。
予選レースは20周回・36km。1周目から山本がプロトンを動かしていき、宮崎、畑中も前をうかがう。
数人がリードを得たかに思われた局面があったものの、メイン集団がそれを許さず、序盤は一団のまま進んだ。
均衡が破られたのはレース中盤。5人のアタックに宮崎が加わり、集団との差を徐々に広げていく。
力のあるメンバーがそろったこともプラスに働き、そのままリードを大きくしていった。

さらに10周目には山本を含んだ3人の第2グループが形成される。
以降、追走狙いの動きが単発で見られるものの、どれも先行する選手たちへの合流はかなわず、集団へと引き戻される。
対して、山本らのグループは残り5周を切ろうかというタイミングで、宮崎たちにジョイン。
これで先頭メンバーを8人とし、協調ムードが高まったこともあって上位フィニッシュを決定づけた。
メイン集団では、大人数での予選通過争いになることを見込んで、各チームが隊列を組んでポジション争いを始める。
集団待機のKINANメンバー4人も前方に位置。
畑中と新城が同時にペースアップを図るシーンも見られる。
十分なタイム差をもって走った先頭グループは、その後も危なげない走りで20周回を完了。
山本と宮崎がこの組の1番手と2番手でフィニッシュラインを通過。
この2人から40秒後にメイン集団が最後の直線へ。
好位置を押さえた畑中と孫崎が余裕をもって予選通過ラインで走り終えている。
これらの結果により、KINAN Racing Teamは4選手が決勝レースへと進出。
その決勝は、全3組でそれぞれ25位までの選手が集まる。
今大会のタイトルを賭けて、一層レベルの高いレースが繰り広げられる。

翌5日は、決勝レースに先立って予選各組26~45位までの選手による交流戦も行われ、新城と津田が出走を予定している。
交流戦は15周回・27km、決勝は30周回・54kmで争われる。
富士クリテリウムチャンピオンシップ 予選1組(36km)結果 
※KINAN Racing Team分
1 山本元喜(KINAN Racing Team)52分29秒
2 宮崎泰史(KINAN Racing Team)+0秒
16 畑中勇介(KINAN Racing Team)+41秒
17 孫崎大樹(KINAN Racing Team) =決勝へ

29 新城雄大(KINAN Racing Team)
31 津田悠義(KINAN Racing Team) =交流戦へ
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
SHARE THIS:
  • FaceBook
  • Twitter
  • LINE