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KINAN RACING

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袋井・掛川ロードレースDay-1 レポート

袋井・掛川ロードレースDay-1は津田が5位フィニッシュ
若手トップの証・ネクストリーダージャージを堅守
●袋井・掛川ロードレースDay-1(Jプロツアー)
6km×10周回=60km
静岡県袋井市 小笠山総合運動公園エコパ 特設コース

・出場選手
白川幸希
新城雄大
津田悠義
畑中勇介
3月25日、第1回袋井・掛川ロードレースDay-1が静岡県袋井市にて開催された。
KINAN Racing Teamからは4名が出場。
スプリント勝負に挑んだ津田悠義がチーム最上位の5位とし、シリーズのヤングライダー表彰「ネクストリーダージャージ」を堅守している。
国内のロードレースシリーズのひとつであるJプロツアー。
初の開催となる袋井・掛川ロードレース2連戦のDay-1が、3月25日に静岡県袋井市で行われた。
KINAN Racing Teamからは白川幸希、新城雄大、津田、畑中勇介 の4名が出場。
昨年までKINAN Racing Teamの選手として活動していた中島康晴が、監督として初めて指揮をとった。
1周6kmのコースは、2019年のラグビーW杯でも使用された多目的競技場エコパスタジアムを囲むテクニカルなレイアウト。
足元の変化に加え、減速からの加速が何度も必要とされ、60kmと短い距離に似合わぬ消耗戦が想定された。
断続的な雨と、時たま強い風が吹き付ける中でレースはスタート。
調子が上がっている津田を軸に据え、チーム全員が前線に位置取りし周回数を重ねていく。
主導権を握りたいチームが活発な動きを見せ、周回とともに先頭集団は人数を減らすが、KINAN Racing Teamはここに全員を残している。
その後、白川を落車で失うものの、30名、20名…と集団が小さくなる中でも安定したレース運びを見せた。
脅威となる逃げには新城、畑中がチェックに入り、津田も自ら動き、一時は津田を含む先頭4名となることも。
ほどなくして集団はまとまり、最終的には20名ほどのスプリント勝負となった。
好位置で最終コーナーに入った津田だったが、スピード勝る選手には及ばず、5位でレースを終えた。
翌26日のDay-2は、Day-1と同じコースを用い、周回を22周に増やした132kmで競われる。
KINAN Racing Teamは同じ顔ぶれの4名で出走予定。
Day-1の反省を活かし、表彰台へと一丸となっている。
袋井・掛川ロードレースDay-1(60km)結果
1 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)1時間28分59秒
2 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)+0秒
3 中井唯晶(シマノレーシング)
4 石原悠希(シマノレーシング)+1秒
5 津田悠義(KINAN Racing Team)+2秒
6 香山飛龍(シマノレーシング)
19 新城雄大(KINAN Racing Team)+8秒
22 畑中勇介(KINAN Racing Team)+14秒
DNF 白川幸希(KINAN Racing Team)
●選手・監督コメント
津田悠義
「4人出走でできることが限られている中、どうしてもこれは決まるという逃げには自らの力を使ってでも動くようにしていた。レース中盤から人数が絞られる展開になり、畑中さんと(新城)雄大さんが危ない逃げを潰す動きをしてくれた。

スプリントに向けてコミュニケーションをとり、畑中さんがポジションを上げてくれて、その後雄大さんを信頼して(後ろについた)。かなり良い位置で最終コーナーに入れたが、力及ばなかった。

2人の大先輩に他のチームの5~6人に負けないようなサポートをしてもらった。これは経験値からくる力なのだと思う。次にチャンスが巡ってきたら、勝ちにいきたい。」
中島康晴監督
「他チームの半分の人数で出走するということで、不利な展開も予想していたが、全員が前方で固まってくれたおかげで津田を守ることができた。攻撃に対しても全員で対応し、もちろん津田自身も必要な時には動いていた。

集団をまとめるなど動いたおかげでスプリント勝負まで持ち込めたと思っている。ただ、津田に脚を使わせてしまったという部分の反省はあるので、それを生かして明日につなげていきたい。非常に良い雰囲気なので明日も期待していてほしい。」
Photo, Text: Midori SHIMIZU
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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