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KINAN RACING

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孫崎大樹2位! カンセキ宇都宮清原クリテリウム レポート

孫崎大樹、KINAN入り後初の表彰台
激戦のカンセキ宇都宮清原クリテリウムで2位入賞
●カンセキ宇都宮清原クリテリウム(三菱地所JCLプロロードレースツアー)
1.8km×25周回=45km

・出場選手
山本元喜
孫崎大樹
花田聖誠
宮崎泰史
トマ・ルバ
国内プロロードレースシリーズの1つ、三菱地所JCLプロロードレースツアー(JCL)は開幕2連戦の2日目。
カンセキ宇都宮清原クリテリウムに挑んだ。前日同様に5選手で臨んだKINAN Racing Teamは、スプリントによる優勝争いに孫崎大樹が絡み、2位でフィニッシュ。
チーム入り後初となるポディウム(表彰台)登壇となった。
JCLの開幕シリーズは栃木県が舞台。
初戦のカンセキ真岡芳賀ロードレースは孫崎が表彰台まであと一歩の4位。
この日のクリテリウムへはさらなる上位進出をかけて臨んだ。
コースは一周1.8km、四つ角の特設サーキットが舞台となる。
前年の同大会よりシンプルなレイアウトで、よりスピードコースに。
KINANメンバーもその点を踏まえながらの巧みなレースメイクに期待した。

この日も雨が降りしきり、正午を過ぎるとさらに雨脚が強まる。
選手たちは入念なウォームアップと防寒対策を施し、スタートラインに立った。
ニュートラル走行を終えると各チームが仕掛けあう。
ウェットコンディションといえどもハイスピードコース。
水飛沫を飛ばしながら高速で抜け出しを図っていく。
JCL TEAM UKYOやヴィクトワール広島がアタックするもKINANメンバーがしっかりチェック。
代わる代わるフォローし合い、優位な状況を作らせない。
転じてKINAN勢から仕掛ける場面もしばしば見られる。
中盤に差し掛かるとトマの独走力を活かしたスパートで一時逃げを作る場面も。
この日一番の大きな動きにはさすがに追走がかかるが、均衡状態を脅かす。
なおもレースをコントロールするチームが出ないまま激しい応酬は続いた。
残り5周回ともなると、疲弊した集団は縮小。約半分ほどの規模に。
この時点で孫崎での勝負を計算に入れ、最後の展開に備える。
そして迎えたファイナルラップ、「どのラインからでも勝負できるように備えていた」と語る孫崎は好位置で最終コーナーを回る。
集団はVC福岡を先頭にフィニッシュへ姿を現すと、4チームが横一線でなだれ込む。
着順判定に時間を有するほどの接戦となったが、孫崎はこのレースを2位で終えた。
惜しくも勝利とはならず、悔しさを滲ませたが充分な結果で応え、存在感を示した。
連日、まとまった結果を残したKINAN Racing Team。
次なる戦いは4月9日、チャレンジサイクルロードレースを予定している。
カンセキ宇都宮清原クリテリウム(45km)結果
1 渡邊諒馬(VC FUKUOKA)1時間3分32秒
2 孫崎大樹(KINAN Racing Team)+0秒
3 中田拓也(ヴィクトワール広島)
4 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
5 岡篤志(JCL TEAM UKYO)
6 黒枝士揮(Sparkle Oita Racing Team)+1秒
16 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+6秒
29 花田聖誠(KINAN Racing Team)+1分33秒
DNF 山本元喜(KINAN Racing Team)
DNF 宮崎泰史(KINAN Racing Team)
●選手コメント
孫崎大樹
「はじめから不利になるような逃げは行かせないようにしていた。序盤は(山本)元喜さんがまず動いてくれて次に花田、自分で対応できていた。中盤にできたKINAN3選手を含む逃げはさすがに捕まってしまったけど、動きとしては良かった。スプリント勝負になりそうになってからは前めに位置取ることを心がけながら展開していた。スプリントは良い番手につけていたが、前が詰まってしまって持ち直すのに力を使ったのが敗因。調子自体は良いので次は勝ち切りたい。」
次回チーム活動:
4月9日 チャレンジサイクルロードレース(静岡県・日本サイクルスポーツセンター)
Text, Photo: Ryo KODAMA
Edit: Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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