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KINAN RACING

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津田悠義優勝! iRC Tire Presents KINAN AACA CUP第5戦 ホストレポート

絶好調・津田悠義がKINAN AACA CUP第5戦優勝
KINANメンバーが軒並み上位入り
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2023年シーズン第5戦が7月29日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催された。
105kmで行われた1-1カテゴリーでは3名に絞られたスプリントを津田悠義が制した。

本シリーズは4つのカテゴリーとキッズカテゴリーのレースで構成され、ステップアップ方式で競技力を向上できるイベントとなっている。
最上級カテゴリーである1-1クラスにはKINAN Racing Teamより花田聖誠、宮崎泰史、新城雄大、白川幸希、津田悠義、トマ・ルバが出走。
国内屈指のホビーレーサー、プロチーム選手ら総勢42名と、しのぎを削った。

この日の長良川は温度計で40度を上回るほどの猛暑日。
選手らは氷嚢を背中に入れるなど万全の準備でレースへ臨んだ。
スタートから早くもKINAN Racing Teamが好機を演出。
津田がファーストラップ賞を獲得すると、続く2周目には花田と白川を含んだ5名の逃げ集団を形成した。
7周目に入る頃にはこの逃げはメンバーをさらに増やし、20名もの集団に。
実質メイン集団となったここにはKINANメンバー全員が加わり、積極的に次の展開に備えた。
10周目、大きな先頭集団から飛び出した宮﨑が中間スプリント(FOOTMAX賞)を獲得。
この動きに津田、新城が乗じ、さらなる抜け出しを企てる。
結果的に、この逃げは敢え無くキャッチされてしまうものの、前を伺う選手はなおも増えていく。
すると14周目、 津田のアタックをきっかけに先頭集団がさらに形成される。
KINANからは津田に加え、新城、宮崎が乗り込み、レバンテフジ静岡、ヴィクトワール広島の選手らと総勢8名で結託した。
いよいよ終盤、20周目に差し掛かると、この集団から新城が先頭に出る。
苦しい局面で反応できたのは津田、そして柴田雅之選手(ヴィクトワール広島)。
結局、この3名は後続に1分以上の差をつけながら最終周を迎えた。
2対1の状況をうまく使いながら常に柴田選手を消耗させる。
手堅くこの作戦を遂行させ、ラスト500mに差し掛かかると、津田がロングスパートを開始。
大きく後ろを引き離してストレートに現れると勝利を確信。
AACA CUPの舞台で久しぶりのウィニングセレブレーションを披露した。
また、抑えにまわった新城も2着でフィニッシュし、盤石の連携を見せた。
「今日のような暑さに耐えうる練習を積んでいた」という津田。
8月20日より始まるツール・ド・ラヴニールを見据えて着実に力をつけている。

また、併催されたキッズスクールではKINAN Racing Team選手らがバランス感覚を養うレッスンを行った。
子どもたちは選手のアドバイスに耳を傾けながら、バイクコントロールを高めた。
このほか、チームサプライヤーであるシリーズ協賛のiRC Tireさまほか、おなじみのFUSIONさま、アスリチューンさまがブースを出展。
選手たちが扱う機材、補給食を紹介いただいた。
KINAN AACA CUPは全10戦で争われる。
続く第6戦は8月11日に行われ、チームはこちらへの参加も予定している。
iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2023 第5戦 カテゴリー1-1結果(KINAN Racing Team分)
1 津田悠義
2 新城雄大
4 宮崎泰史
5 白川幸希
完走 花田聖誠
完走 トマ・ルバ
Text, Photo: Ryo KODAMA
Edit: Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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