Loading...

KINAN RACING

NEWSNEWS

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム レポート

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに3選手が参加
大熱狂のさいたま新都心を駆け抜ける
世界最高峰のステージレース、ツール・ド・フランス2023大会で活躍した選手が来日する、「J:COM presents 2023 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が11月5日に開催。
さいたま新都心を舞台としたイベントに、KINAN Racing Teamからは畑中勇介、津田悠義、福田真平の3名がエントリー。
世界のトップライダーとともに秋のイベントの盛り上げに一役買った。
2013年の初回から、コロナ禍の休止を経て継続的に行われているツール・ド・フランスさいたまクリテリウム。
ツール本大会と同じA.S.Oが主催のもと、本場のスタッフも来日する華やかなイベント。
ロードシーズン終盤の一大イベントとしてお馴染みとも言えるものに成長している。

舞台は、さいたま新都心駅をアンダーパスで横断する駅至近のロケーション。
商業ビルや高層マンションの立ち並ぶ街並みに多くの観客が駆けつけ、世界の走りのほか、併催の各種イベントを楽しんだ。
さいたまスーパーアリーナ内でのオープニングセレモニーにチームは登壇。
KINAN Racing Teamはさいたまクリテリウム8度の出場を数えるベテラン畑中に、新進気鋭の津田、現役競輪選手の福田の3名をラインナップ。
選手紹介後にコースを一周パレードし、声援に笑顔で応えるなど観客とのコミュニケーションを図った。

第一種目のチームタイムトライアルレースは全長3.1kmで競われ、KINAN Racing Teamは短距離を得意とする福田を中心に走行。
他チームには及ばぬタイムだったが、多くの声援を受け3名の隊列で走り切った。
沿道の観客は時間を追うごとに増え、熱戦への期待が高まる。
迎えたメインレースのクリテリウムは3.5kmのコースを17周回する59.5km。
ツール本大会の上位選手を前列にしたスタート後、ツール・ド・フランス総合優勝4回を誇るクリストファー・フルーム選手(Tour de France Criterium Legends)のアタックに畑中が反応。
4名での飛び出しに成功し、地元出身の藤田涼平選手(Special Team Japan for SAITAMA)とともに、強豪に立ち向かう日本人選手として観客を盛り上げた。
その後の展開で集団はひとつになり、本大会上位選手の活躍を目の当たりにすることとなったが、選手は大歓声の中のレースを大いに楽しんだ。
隣駅まで雨雲が来ているという情報もある中、夕陽の中でレーススケジュールは無事に終了。
今年のロードシーズンの終盤を締めくくる、大きな盛り上がりとなった。
●選手コメント
畑中勇介
「(クリテリウムを振り返って)最初は落ち着いていたのでいろいろと動けそうだったが、後半に向けてはやっぱり速かった。

パレードやタイムトライアルでは沿道からの応援がはっきり聞こえ、自分がスターになったかのような気分になれた。体調はそこまでよくはなかったが、あれだけ応援してもらえるとできることをがんばろうという気持ちになる。ありがとうございました!」
Photo, Text: Midori SHIMIZU
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
SHARE THIS:
  • FaceBook
  • Twitter
  • LINE