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KINAN RACING

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宮崎泰史2位 iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP 2024 第2戦1-1クラス レポート

iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2024第2戦
終盤にアタックを決めた宮崎泰史がチーム最上位の2位
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2024年シーズン第2戦が3月17日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催された。

本シリーズは4つのカテゴリーとキッズカテゴリーのレースで構成され、ステップアップ方式で競技力を向上できるイベントとなっている。
最上級カテゴリーである1-1クラスには国内プロチーム選手らを含む総勢66名がエントリー。
それを迎えたホストのKINAN Racing Teamからは新城雄大、白川幸希、宮﨑泰史、トマ・ルバの4名が出走。
5km×20周回=100kmによるレースを激しく競った。
レースが始まるとKINAN Racing Teamメンバーも順に仕掛けに加わる。
頻繁に10秒未満の飛び出しが発生するが、いずれもすぐさま集団に引き戻される。
6周目、なかなか決定機が生まれない中で、白川を含む数名が飛び出す。
10秒のリードを保ちながら約1周先行するが、振り切ることができずに吸収されてしまう。
この後も有効な攻めが実らないまま、レース終盤へ。
残り5周回で大前翔選手(Roppongi Express)、新城が仕掛ける。
強力な2人だったがマトリックスパワータグを筆頭に追走がかかると、再び集団は一つに。
それでも攻め続けたKINANは残り3周で宮崎が前に出る。
西尾憲人選手(愛三工業レーシング)、ホセ・ビセンテ・トリビオ選手(マトリックスパワータグ)とともに逃げ切りに向けた態勢へ。
周回往路に差し掛かる頃には集団から約30秒ほどのリードを築くことに成功。
そのままフィニッシュを目指したい3名は協調を築き、ファイナルラップに突入した。
するとすぐさま均衡を破ったのはホセ選手。アーリーアタックを敢行すると、そのまま先行。宮崎も粘って西尾選手と追走する。
結局、ホセ選手を捕まえることはならなかったが、最後はスプリントで意地を見せて2位でフィニッシュ。
後半は雨が降り、冷えも伴うタフコンディションとなったが、メンバー全員無事に完走を果たした。
また、続く1-2クラスにも新城、宮崎が連続出走し参加選手たちを見守った。
このほか、併催されたキッズスクールではKINAN Racing Team選手らが恒例のレッスンを主導。
並列走行で前後左右への注意力を高め、その後に控えるキッズレースへの安全配慮を伝えた。
また、直属アカデミー「KINAN Racing Team MIE junior」もU15/U17、1-4クラス、キッズクラスにそれぞれ出場。
今回もキッズクラスで優勝者を出すなど、日頃のトレーニングの成果を発揮した。

会場では、チームサプライヤーであるシリーズ協賛のiRC TIREさま、FUSIONさまがブースを出展。
タイヤの試乗や、コーティング材の塗布ができるなど、プロユースの製品をお試しできる場となった。
この日は、iRC TIRE(井上ゴム工業)・大矢英男社長はじめスタッフのみなさまにもご来場いただき、イベントの盛り上がりやKINANメンバーの活動に触れてもらう機会にもなった。
本格的なレースシーズンが到来し、各カテゴリーで均衡したレース展開が見られるようになったAACA CUP。
続く第3戦は4月21日に行われ、チームはこちらへの参加、サポートを予定している。
Text, Photo: Ryo KODAMA
Edit: Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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