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KINAN RACING

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ツアー・オブ・ターキー第6ステージ レポート

超級山岳フィニッシュのツアー・オブ・ターキー第6ステージ
ワールドクラスの登坂ペースに食らいついたドリューがチーム最上位の36位
●プレジデンシャル・サイクリング・ツアー・オブ・ターキー(UCIプロシリーズ)
第6ステージ 4月26日(金)
クシャダス-マニサ 160.1km

・出場選手
孫崎大樹
ドリュー・モレ
山本元喜
レイモンド・クレダー
ライアン・カバナ
トマ・ルバ
新城雄大
激戦続くツアー・オブ・ターキーは、いよいよ今大会唯一にして最高難度の超級山岳フィニッシュ。
スピル山の頂上を目指した第6ステージは、UCIワールドチームが構築する登坂ペースにKINAN Racing Teamのメンバーが食らいつく流れに。
最終的にドリュー・モレがチーム最上位の36位でフィニッシュした。
開幕からおおむね海沿いを進んできたレースは、個人総合争いの趨勢が見えてくる大事な1日を迎えた。
現地4月26日に行われた第6ステージは、エーゲ海を見下ろすリゾートの街クシャダスを出発し、最後の14kmでスピル山を登坂。
今大会でただひとつの山頂フィニッシュであると同時に、超級山岳にカテゴライズ。
平均勾配は7.1%で、フィニッシュ地点の標高は1244m。レース距離は160.1kmに設定される。
ここまでの5ステージを終えて、KINAN Racing Teamはドリューとトマ・ルバが個人総合でトップから24秒差のポジションに位置。
連日スプリントフィニッシュで終えていることもあり、このステージで上位陣の顔触れが大幅にシャッフルされることが濃厚。
順位のジャンプアップが狙える2人には、残る5選手がレースを通じてケアしていく形をとる。
スタートが切られると、これまでと同様に逃げを狙ったアタックが多発。
特にこのステージは多くのチームが先行を狙って動きを見せる。
アスタナ・カザクスタンチームの2人が数秒リードするところへ10人以上が追う場面も。
大人数の逃げは集団が許さず、しばしアタックとキャッチの連続となる。
海岸線を過ぎ、内陸部へと針路を変えようかというタイミングで5人が抜け出しに成功。
ようやくプロトン全体が落ち着きを見せる。
先頭グループとメイン集団とのタイム差は2分30秒前後で推移。KINANメンバーは集団に待機し、着々と距離を踏んでいった。
大勢に変化はないまま、中盤の丘陵部へ。
途中の3級山岳通過後に先頭グループは3人と2人に割れるが、メイン集団は依然2分30秒差で進行。
連続のアップダウンを終えて、向かうは最後の上り。
ポルティ・コメタによるペーシングで上りに入り、KINANメンバーも少しずつ集団内でポジションを上げてドリューを前線に送り込む。
逃げ残りの選手に加えて、集団から断続的にアタックする選手が現れるも、残り6kmまでにすべて吸収。
この頃には40人ほどまでに集団の人数は絞られ、KINAN勢も狙い通りドリューが加わる。
UCIワールドチームや同プロチームの選手たちが作り出す登坂ペースにパラパラと遅れる選手が出る中、粘っていたドリューも残り5kmを目前に後方へと位置を下げる。
そこからは一定ペースを刻んでフィニッシュを目指した。
ステージ優勝のフランク・ファンデンブルーク選手(dsmフィルメニッヒ・ポストNL)から3分11秒後、ドリューがチーム最上位となる36位でフィニッシュラインを通過。
ドリューをアシストした選手たちもそれぞれのペースで山頂まで到達し、ステージを完了した。
このステージの結果を受けて、個人総合もドリューがチーム最上位の32位。
残る2ステージは、逃げやスプリントで勝機を見出すべく、さらにアグレッシブにトライしていく。

27日に実施の第7ステージは、オスマン帝国時代の噴水が街を彩るチェシュメから、トルコ第3の都市イズミルまでの125.4km。
前半部でいくつかの丘越えをこなすと、中間地点以降は平坦基調。スプリンターにチャンスの1日と予想される。
ツアー・オブ・ターキー 第6ステージ(160.1km)結果
1 フランク・ファンデンブルーク(オランダ、dsmフィルメニッヒ・ポストNL)4時間10分00秒
2 メルハウィ・クドゥス(エリトリア、トレンガヌサイクリングチーム)+0秒
3 ポール・ダブル(イギリス、ポルティ・コメタ)+3秒
4 メトケル・エヨブ(エリトリア、トレンガヌサイクリングチーム)+14秒
5 ハロルド・ロペス(エクアドル、アスタナ・カザクスタンチーム)
6 マリオ・アパリシオ(スペイン、ブルゴスBH)+16秒
36 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)+3分11秒
47 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+5分15秒
84 ライアン・カバナ(KINAN Racing Team)+16分18秒
95 レイモンド・クレダー(KINAN Racing Team)+18分44秒
96 孫崎大樹(KINAN Racing Team)
123 山本元喜(KINAN Racing Team)+21分4秒
137 新城雄大(KINAN Racing Team)+21分54秒


・個人総合時間
1 フランク・ファンデンブルーク(オランダ、dsmフィルメニッヒ・ポストNL)23時間2分11秒
2 メルハウィ・クドゥス(エリトリア、トレンガヌサイクリングチーム)+4秒
3 ポール・ダブル(イギリス、ポルティ・コメタ)+9秒
4 メトケル・エヨブ(エリトリア、トレンガヌサイクリングチーム)+24秒
5 ハロルド・ロペス(エクアドル、アスタナ・カザクスタンチーム)
6 ランデル・ロークス(ベルギー、TDTユニベット)+26秒
32 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)+3分21秒
42 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+5分25秒
82 ライアン・カバナ(KINAN Racing Team)+31分31秒
96 山本元喜(KINAN Racing Team)+38分9秒
100 孫崎大樹(KINAN Racing Team)+39分0秒
110 新城雄大(KINAN Racing Team)+45分51秒
114 レイモンド・クレダー(KINAN Racing Team)+46分49秒


・山岳賞
25 山本元喜(KINAN Racing Team)1pts

・チーム総合
1 Q36.5プロサイクリングチーム 69時間8分55秒
16 KINAN Racing Team +28分37秒
●選手コメント
ドリュー・モレ
「最後の上りはできるだけ前の方で走るよう心掛けていた。みんながサポートしてくれたおかげで良い位置で上り始めることができたが、最後の5kmは力が及ばなかった。いくつものチームが上りでペースを上げていて、とにかく食らいついていくだけだった。

この大会で久々に合流したが、チームの状態が良くてとてもうれしい。5月にはツール・ド・熊野とツアー・オブ・ジャパン、2つの大事なレースが控えている。勝つことを目標に据えているので、さらにコンディションを高めていきたい。今大会はレース内外で不運もあったのだけれど、ここからは上がっていくだけだね(笑)」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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