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KINAN RACING

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宮崎泰史 TT&1-1連勝! iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2024 第4戦レポート

宮崎泰史が2戦連続でTT, 1-1カテゴリーを連勝
GW開催でにぎわったAACA CUP 2024第4戦
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2024年シーズン第4戦が5月5日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催。
15kmのタイムトライアル、そして100kmで争われた1-1カテゴリーで宮崎泰史が優勝。
前節・第3戦からの連勝を果たし、ホストチームとしてベストな結果を出した。
このほか選手たちは各種催しのサポートでゴールデンウィーク開催のイベントの盛り上げに寄与した。
本シリーズは4つのロードレースカテゴリーとキッズカテゴリーのレース、そして個人タイムトライアルで構成され、競技力を向上できるイベントとなっている。
KINAN Racing Teamからは宮崎のほか、白川幸希、畑中勇介、トマ・ルバが参加し、レースを盛り上げた。
まず、最初の競技として行われたタイムトライアルに宮崎が出走。
前半から好ペースを刻んで前走者を次々とパスすると、フィニッシュではトップタイムを記録。
天候に恵まれた好コンディションも味方につけ、前回を上回る18分台で走破した。
続いて最上級カテゴリーである1-1クラスにはKINAN Racing Teamメンバー4名が参加。
57名の参加者とともにレースを競った。
リアルスタート直後から繰り出される攻防にKINAN Racing Teamも積極的に参加。
6周目には白川を含む逃げグループが発生。約1周をリードしたが、まだまだ勢いのあるメイン集団が迫ってきた。
白川がメイン集団に吸収された直後、宮崎、畑中が代わって動き出す。
するとこの流れから、再び逃げグループが形成される。宮崎が安川尚吾選手(ORCA Racing Team)、倉谷侠俐選手(名古屋たちばな高等学校)といったジュニア世代の選手らを率いて先行した。
集団との差が十分に広がらないまま3名は逃げ続けるが、やがて10周目の周回賞を狙ったメイン集団の動きに飲み込まれる。その後もKINAN Racing Teamは引き続き前方で展開。
12周目、今度はトマが神谷啓人選手(まるいち)、山本裕昭選手(BONDS静岡サイクル)を引き連れて逃げを敢行し、休む間もなくレースを動かす。
長らく先頭を走り続けた3選手だったが、主だって牽引していたトマが集団に戻ると、この逃げはペースダウン。最後まで粘った神谷選手も吸収され、再び集団は一つとなった。
18周目終了間際、ここまで積極的に動いてきた宮崎がコーナーを利用してアタック。苦しい時間帯の仕掛けに反応できたのは山口瑛志選手(レバンテフジ静岡)のみだった。
飛び出した2人は逃げ切りを目指してローテーションを重ねる。
最終周も、20秒のリードを持って先頭を走る2人。消耗気味のメイン集団からさらにタイム差を獲得すると、2人はいよいよ最終スプリントに備えた。
ラスト500m。山口選手が先頭で現れる。続く宮崎はいつでも腰を上げられる状態に。そのまま最後の直線に差し掛かると、すぐさま宮崎がギアを上げる。加速しながら、山口選手を抑えてフィニッシュ。
終始厳しい展開を作った宮﨑は、2戦連続となるタイムトライアル1-1カテゴリーの1日2連勝を決めた。
このほか、レースの合間にはキッズスクールを実施。
講師役を務めた選手たちは、スラロームコーンを使用し、レースにつながるトレーニングを行なった。
このほか、直属アカデミー「KINAN Racing Team MIE junior」もタイムトライアル、1-2、1-3、1-4、キッズの各クラスに出走。
今回もキッズクラスで優勝者を出すなど、日頃のトレーニングの成果を発揮した。
会場のイベントブースでは、チームサプライヤーであるシリーズ協賛のiRC Tireさま、FUSIONさま、ATHLETUNE(株式会社 隼)さまに出展いただいた。
選手たちが実際に扱う製品を、参加者をはじめ来場した人たちに手に取ってもらって、その良さを実感してもらう機会とした。
次回のAACA CUP 第5戦は7月7日。チームはこちらへの参加も予定しており、引き続きイベントを盛り上げるべくサポートしていく。
Text, Photos: Ryo KODAMA
Edit, Photos: Syunsuke FUKUMITSU
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