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ツール・ド・バニュワンギ・イジェン第3ステージ レポート
消耗戦となったイジェン第3ステージ
最終山岳イジェン山決戦へドリュー、トマに勝負を託す
最終山岳イジェン山決戦へドリュー、トマに勝負を託す
●ツール・ド・バニュワンギ・イジェン(UCIアジアツアー2.2)
第3ステージ 7月24日(水)
ダスン・カカオ~バニュワンギ 166.8km
・出場選手
ドリュー・モレ
山本元喜
ライアン・カバナ
トマ・ルバ
新城雄大
第3ステージ 7月24日(水)
ダスン・カカオ~バニュワンギ 166.8km
・出場選手
ドリュー・モレ
山本元喜
ライアン・カバナ
トマ・ルバ
新城雄大
折り返し地点を過ぎたインドネシアのステージレース、ツール・ド・バニュワンギ・イジェン。
現地7月24日は第3ステージを行って、レース後半の山岳区間で集団の人数が大幅に絞り込まれる格好に。
リーダージャージでスタートしたライアン・カバナも後方へと下がり、メイン集団でレースを完了したドリュー・モレとトマ・ルバに上位進出を託すことに。
残る1ステージは、標高2000m超のイジェン山にトライする。
現地7月24日は第3ステージを行って、レース後半の山岳区間で集団の人数が大幅に絞り込まれる格好に。
リーダージャージでスタートしたライアン・カバナも後方へと下がり、メイン集団でレースを完了したドリュー・モレとトマ・ルバに上位進出を託すことに。
残る1ステージは、標高2000m超のイジェン山にトライする。
2日前の第1ステージでライアンが勝ち、最高のスタートを切ったKINAN Racing Team。
第2ステージでは終始レースをコントロールし、これまでにアジアのレースシーンで培ってきた戦い方を生かした。
続く第3ステージでは、後半に重要な山岳区間パケルが登場。
過去の大会でも集団の人数を絞り込んだタフな区間に足を踏み入れる。
チームとしては引き続きライアンのジャージキープを見据えながら、先に控えるイジェン山での最終決戦に向けて総合力の高いドリューとトマを前線へと送り込むことを目指した。
第2ステージでは終始レースをコントロールし、これまでにアジアのレースシーンで培ってきた戦い方を生かした。
続く第3ステージでは、後半に重要な山岳区間パケルが登場。
過去の大会でも集団の人数を絞り込んだタフな区間に足を踏み入れる。
チームとしては引き続きライアンのジャージキープを見据えながら、先に控えるイジェン山での最終決戦に向けて総合力の高いドリューとトマを前線へと送り込むことを目指した。
6人のリードで進んだレースは、前日同様にKINAN勢がメイン集団をコントロール。
進行するにつれて数チームがアシストを送り込んでペーシングに加勢。
最大で3分超だった先頭グループとのタイム差を着実に縮めていく。
進行するにつれて数チームがアシストを送り込んでペーシングに加勢。
最大で3分超だった先頭グループとのタイム差を着実に縮めていく。
パケルの上りに入ると、やはり集団での絞り込みが始まって、残ったのは25人ほど。
この間に先行していた選手たちをすべて捕まえて、前線に位置したメンバーでバニュワンギまでのダウンヒルをこなした。
この間に先行していた選手たちをすべて捕まえて、前線に位置したメンバーでバニュワンギまでのダウンヒルをこなした。
KINANメンバーは狙い通りドリューとトマを残した一方で、ライアンが後方へと下がってこのステージでリーダーの座を降りることに。
最後の1ステージに向けて、総合成績をかけた山岳勝負に備えていく。
この3人に加え、山本元喜もレースを完了したものの、ここまでレース全体の統率役を務めた新城雄大はタイムアウトに。最終・第4ステージは4選手で挑むことになった。
大会のフィナーレとなるイジェン山を登るステージ(162.8km)は、バニュワンギ周辺の平坦区間を走ったのち、最後の12kmで本格登坂。
大会公式発表では、この区間は常に20%を超える急勾配とされる。2
019年にはトマがこの山を一番登頂し、大会の英雄になっている。
今年もイジェン山の走りが総合成績に反映されるものと予想される。
最後の1ステージに向けて、総合成績をかけた山岳勝負に備えていく。
この3人に加え、山本元喜もレースを完了したものの、ここまでレース全体の統率役を務めた新城雄大はタイムアウトに。最終・第4ステージは4選手で挑むことになった。
大会のフィナーレとなるイジェン山を登るステージ(162.8km)は、バニュワンギ周辺の平坦区間を走ったのち、最後の12kmで本格登坂。
大会公式発表では、この区間は常に20%を超える急勾配とされる。2
019年にはトマがこの山を一番登頂し、大会の英雄になっている。
今年もイジェン山の走りが総合成績に反映されるものと予想される。
ツール・ド・バニュワンギ・イジェン 第3ステージ(166.8km)結果
1 NISU Oskar(Ferei Quick-Panda Podium Mongolia Team)3時間48分54秒
2 ARIFIN Muhammah Imam(Nusantara Cycling Team)+0秒
3 NOVARDIANTO Jamalidin(Dr. J Cycling Team)
4 KUDUS Merhawi(Terengganu Cycling Team)
5 CAMPBELL Max(CCACHE x Par Küp)
6 EYOB Metkel(Terengganu Cycling Team)
12 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
23 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)
52 ライアン・カバナ(KINAN Racing Team)+4分44秒
81 山本元喜(KINAN Racing Team)+15分50秒
OTL 新城雄大(KINAN Racing Team)
・個人総合時間
1 ARIFIN Muhammah Imam(Nusantara Cycling Team)9時間54分58秒
2 CLARK Boris(St George Continental Cycling Team)+1秒
3 EYOB Metkel(Terengganu Cycling Team)+14秒
4 當原隼人(愛三工業レーシングチーム)+20秒
5 PHOUNSAVATH Ariya(Roojai Insurance)
6 NISU Oskar(Ferei Quick-Panda Podium Mongolia Team)+1分12秒
12 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+1分22秒
22 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)
43 ライアン・カバナ(KINAN Racing Team)+4分37秒
76 山本元喜(KINAN Racing Team)+17分12秒
・ポイント賞
>2 ライアン・カバナ(KINAN Racing Team)27pts
・チーム総合
1 Pontianak Wijaya Racing Team 29時間49分0秒
8 KINAN Racing Team +3分32秒
1 NISU Oskar(Ferei Quick-Panda Podium Mongolia Team)3時間48分54秒
2 ARIFIN Muhammah Imam(Nusantara Cycling Team)+0秒
3 NOVARDIANTO Jamalidin(Dr. J Cycling Team)
4 KUDUS Merhawi(Terengganu Cycling Team)
5 CAMPBELL Max(CCACHE x Par Küp)
6 EYOB Metkel(Terengganu Cycling Team)
12 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
23 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)
52 ライアン・カバナ(KINAN Racing Team)+4分44秒
81 山本元喜(KINAN Racing Team)+15分50秒
OTL 新城雄大(KINAN Racing Team)
・個人総合時間
1 ARIFIN Muhammah Imam(Nusantara Cycling Team)9時間54分58秒
2 CLARK Boris(St George Continental Cycling Team)+1秒
3 EYOB Metkel(Terengganu Cycling Team)+14秒
4 當原隼人(愛三工業レーシングチーム)+20秒
5 PHOUNSAVATH Ariya(Roojai Insurance)
6 NISU Oskar(Ferei Quick-Panda Podium Mongolia Team)+1分12秒
12 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+1分22秒
22 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)
43 ライアン・カバナ(KINAN Racing Team)+4分37秒
76 山本元喜(KINAN Racing Team)+17分12秒
・ポイント賞
>2 ライアン・カバナ(KINAN Racing Team)27pts
・チーム総合
1 Pontianak Wijaya Racing Team 29時間49分0秒
8 KINAN Racing Team +3分32秒
Photos: TDBI2024 / Rendra Kurnia
Report, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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