NEWS
シマノ鈴鹿ロードレース クラシック レポート
真夏の祭典「シマノ鈴鹿」はトマ・ルバが5位
レース中盤からの逃げに複数メンバーを送り込んで接戦を演じる
レース中盤からの逃げに複数メンバーを送り込んで接戦を演じる
●シマノ鈴鹿ロードレース クラシック
5.81km×10周回=58.1km
・出場選手
孫崎大樹
山本元喜
白川幸希
柚木伸元
宮崎泰史
トマ・ルバ
新城雄大
畑中勇介
5.81km×10周回=58.1km
・出場選手
孫崎大樹
山本元喜
白川幸希
柚木伸元
宮崎泰史
トマ・ルバ
新城雄大
畑中勇介
ロードレースの真夏の祭典・シマノ鈴鹿ロードレースが8月24・25日の2日間、鈴鹿サーキットを会場に開催。
イベント2日目の25日にはエリートレースの「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック」が実施され、8選手が出場したKINAN Racing Teamはトマ・ルバの5位が最高位。
中盤に形成された先頭グループに新城雄大が乗り、その後トマと山本元喜が合流。
トップは逃したものの、上位を押さえてレースを終えている。
イベント2日目の25日にはエリートレースの「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック」が実施され、8選手が出場したKINAN Racing Teamはトマ・ルバの5位が最高位。
中盤に形成された先頭グループに新城雄大が乗り、その後トマと山本元喜が合流。
トップは逃したものの、上位を押さえてレースを終えている。
日本のモータースポーツの聖地である鈴鹿サーキットを舞台に、個人・チームあらゆる種目がそろう夏のビッグイベント。
プロライダーからホビーレーサー、さらにはキッズレーサーも多く参加する2日間。
メインレースである「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック」は、プロアマ混合レースとして国内有数の一戦。
国内トップチームから本格派のアマチュアレーサーまで、多くのライダーがスタートラインに並んだ。
プロライダーからホビーレーサー、さらにはキッズレーサーも多く参加する2日間。
メインレースである「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック」は、プロアマ混合レースとして国内有数の一戦。
国内トップチームから本格派のアマチュアレーサーまで、多くのライダーがスタートラインに並んだ。
KINAN Racing Teamからは、孫崎大樹、山本元喜、白川幸希、柚木伸元、宮崎泰史、トマ・ルバ、新城雄大、畑中勇介の8選手が出走。
レース距離こそ58kmと短いものの、サーキット特有の高低の変化を利用したアタックの応酬となるケースが多く、めまぐるしい展開の中で勝負どころを見極める勘が求められる。
レース距離こそ58kmと短いものの、サーキット特有の高低の変化を利用したアタックの応酬となるケースが多く、めまぐるしい展開の中で勝負どころを見極める勘が求められる。
今回も例年に違わず、序盤から逃げを狙ったアタックが発生。
1周目から発生した15選手の飛び出しに山本も加わる。
次の周回までに集団へと引き戻されたが、その後の動きもKINANメンバーが加わるなど、アグレッシブに展開する。
1周目から発生した15選手の飛び出しに山本も加わる。
次の周回までに集団へと引き戻されたが、その後の動きもKINANメンバーが加わるなど、アグレッシブに展開する。
しばし出入りが続いたが、4周目の後半に新城を含む9人の逃げが決まる。
UCIコンチネンタルチームを中心に、戦力の高いチームがいずれも先頭にメンバーを送り込んだ。
これでメイン集団のペースが緩み、9人の先頭グループがリードを拡大した。
UCIコンチネンタルチームを中心に、戦力の高いチームがいずれも先頭にメンバーを送り込んだ。
これでメイン集団のペースが緩み、9人の先頭グループがリードを拡大した。
次の周回に入ると、逃げに送り込んでいる各チームが人数を増やすべく、第2グループを形成。
7人が先頭合流を目指して飛び出した中には、トマと山本も含まれた。
周回を経るごとに2つのグループの差は着実に縮まって、8周目に合流を果たすと16人が先頭に立つ。
その後人数を減らしたものの、メイン集団とは1分以上の差があり逃げ切りは決定的。
9周目を迎えると駆け引きは激化して、再びアタックが頻発した。
7人が先頭合流を目指して飛び出した中には、トマと山本も含まれた。
周回を経るごとに2つのグループの差は着実に縮まって、8周目に合流を果たすと16人が先頭に立つ。
その後人数を減らしたものの、メイン集団とは1分以上の差があり逃げ切りは決定的。
9周目を迎えると駆け引きは激化して、再びアタックが頻発した。
この周回の後半には新城を含んだ4人がペースを上げるも、他の選手たちを振り切るまでには至らない。
最終周回に入ってからはトマがアタックを試みたものの、ここも厳しいチェックに遭う。
11人がまとまったまま、フィニッシュまで1kmを切った。
最終周回に入ってからはトマがアタックを試みたものの、ここも厳しいチェックに遭う。
11人がまとまったまま、フィニッシュまで1kmを切った。
風間翔眞選手(シマノレーシング)のアタックを追った状態から、最終コーナーを抜けてスプリントを開始した優勝争い。
ここまでレースを先導してきたトマと新城もスプリントに加わって、それぞれ5位と8位でフィニッシュ。
終始前方で展開し、上位を押さえてレースを終えている。
ここまでレースを先導してきたトマと新城もスプリントに加わって、それぞれ5位と8位でフィニッシュ。
終始前方で展開し、上位を押さえてレースを終えている。
この日はレース外でもチーム活動に勤しんで、ウィーラースクール(自転車安全教室)で選手たちがゲスト講師を務めたほか、出展ブースを回って日頃の感謝を伝える機会にもなった。
今回はチャンピオンシステムジャパンさま、株式会社アキボウさま(コルナゴ)、株式会社カワシマサイクルサプライさま(FULCRUM)、株式会社フカヤさま(MINOURA)、ウィンクレル株式会社さま(NORTHWAVE)、株式会社ウベックススポーツジャパンさま(uvex)、株式会社リガーマリンエンジニアリングさまなどのブースを訪問。シーズン後半の活躍を誓っている。
今回はチャンピオンシステムジャパンさま、株式会社アキボウさま(コルナゴ)、株式会社カワシマサイクルサプライさま(FULCRUM)、株式会社フカヤさま(MINOURA)、ウィンクレル株式会社さま(NORTHWAVE)、株式会社ウベックススポーツジャパンさま(uvex)、株式会社リガーマリンエンジニアリングさまなどのブースを訪問。シーズン後半の活躍を誓っている。
シマノ鈴鹿ロードレース クラシック(58.1km)結果
1 中井唯晶(シマノレーシング)1時間15分29秒
2 沢田時(宇都宮ブリッツェン)+0秒
3 風間翔眞(シマノレーシング)+1秒
4 谷順成(宇都宮ブリッツェン)+2秒
5 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
6 石上優大(愛三工業レーシングチーム)
8 新城雄大(KINAN Racing Team)+3秒
16 柚木伸元(KINAN Racing Team)+1分20秒
24 孫崎大樹(KINAN Racing Team)+1分21秒
33 畑中勇介(KINAN Racing Team)
45 白川幸希(KINAN Racing Team)+1分22秒
86 宮崎泰史(KINAN Racing Team)+1分39秒
90 山本元喜(KINAN Racing Team)+1分56秒
1 中井唯晶(シマノレーシング)1時間15分29秒
2 沢田時(宇都宮ブリッツェン)+0秒
3 風間翔眞(シマノレーシング)+1秒
4 谷順成(宇都宮ブリッツェン)+2秒
5 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
6 石上優大(愛三工業レーシングチーム)
8 新城雄大(KINAN Racing Team)+3秒
16 柚木伸元(KINAN Racing Team)+1分20秒
24 孫崎大樹(KINAN Racing Team)+1分21秒
33 畑中勇介(KINAN Racing Team)
45 白川幸希(KINAN Racing Team)+1分22秒
86 宮崎泰史(KINAN Racing Team)+1分39秒
90 山本元喜(KINAN Racing Team)+1分56秒
●選手コメント
トマ・ルバ
「とても暑かった! 今までのシマノ鈴鹿と比較しても特に暑かったと感じている。このレースは逃げ、スプリントどちらも想定されるけど、今回は残り3周の段階で十分なリードがあったので終盤勝負に集中できた。アタックを決めきれなかったことは残念だけど、レース内容としては悪くなかったと思う。個人的には(山本)元喜と追走していた時に、少し脚を使ってしまってしまったのかもしれない。
この夏は良いトレーニングができた。暑さの影響で、昨年と比較して量は落としたけど、その分シーズン前半の消耗をリカバリーできて、今のところコンディションは良い。チーム状態も上がってきているので、次に控えるトルコのレースではあらゆるチャレンジができるはずだ」
トマ・ルバ
「とても暑かった! 今までのシマノ鈴鹿と比較しても特に暑かったと感じている。このレースは逃げ、スプリントどちらも想定されるけど、今回は残り3周の段階で十分なリードがあったので終盤勝負に集中できた。アタックを決めきれなかったことは残念だけど、レース内容としては悪くなかったと思う。個人的には(山本)元喜と追走していた時に、少し脚を使ってしまってしまったのかもしれない。
この夏は良いトレーニングができた。暑さの影響で、昨年と比較して量は落としたけど、その分シーズン前半の消耗をリカバリーできて、今のところコンディションは良い。チーム状態も上がってきているので、次に控えるトルコのレースではあらゆるチャレンジができるはずだ」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU